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皆様、明けましておめでとうございます。2026年の干支は「午(うま)」で、活力や情熱の象徴として「挑戦や飛躍の年になる」という言い伝えも残されているようです。
そこで、今回は新春午年記念スペシャルとして、『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』から馬にゆかりのあるチャンピオンをピックアップしてさまざまなポイントを紹介。ぜひ、彼らをピックして飛躍の年にしてみてください!
まず紹介するのはヘカリム。JGを専門とするADファイターのひとりです。

各スキル紹介の前に、まずはチャンピオンを使う上で気になる「どんなキャラクターなのか?」というストーリー「バイオグラフィー」を解説。ヘカリムはなぜ、半人半獣の幽霊のような姿なのでしょうか?
ヘカリムは、ヴィエゴが国王として君臨していたとある国で「鉄血騎士団」に所属する騎士でした。優れた武力・統率力で愛馬に跨り戦果を挙げ続けるヘカリムは、ある日、戦いでピンチに陥っている当時の団長を見殺しにすることで邪魔者を排除し、次期団長の座に選出されることに成功します。
そんな中、国では王妃を狙った暗殺事件が勃発。将軍・カリスタが治療法を探す旅に出る間、ヘカリムはパニックに陥ったヴィエゴの命で弾圧に精を出し、王妃が息を引き取るとヘカリムはさらに「国王、復讐で国外に攻め入りましょう!」と提案する始末。カリスタが治療法を見つけて戻ってきても反逆者として幽閉されてしまいます。

ヘカリムはカリスタを説き伏せ、「ブレスドアイル」という地にあらゆる病の治療法があることを聞きだすと、ヴィエゴと軍勢を引き連れて侵略。しかし現地の人々は「既に亡くなった人は治療できない」と協力を断ったため、ヴィエゴは激昂してカリスタに虐殺を命じますが、彼女はこれを拒否します。それをチャンスと見たのがヘカリム。カリスタを背後から槍で突き刺すと、略奪の戦いを始めてしまうのでした。
その後、ヴィエゴの愚行によって世界が「黒き霧」という災厄に飲み込まれていく際、ヘカリムは愛馬と一体化してしまい、その残虐性だけが残された亡霊となって彷徨っている……というのが、ヘカリムのストーリーです!

如何ですか?「諸悪の根源」とも呼ばれるほど抜きんでた邪悪さで、『LoL』のストーリーに混沌を呼び込んだとして、逆にそれが良いなんて人もいるヘカリムですが、「さすがにちょっと」……となった方は次の項まで飛ばしていただいてOKです!
P「ウォーパス」:増加MSの一定割合、ADが増加する。
Q「ランページ」:周囲の敵に物理ダメージを与える。敵ユニットに当たった場合スタック増加し(最大3スタック)、1スタック毎に物理ダメージが増加してCDが短縮される。
W「ソウルドレイン」:周囲の敵ユニットに毎秒魔法ダメージを与え、その間増加ARとMRを得る。範囲内の敵に与えたダメージの25%(味方が与えたDMでは12.5%)分HPが回復する。
E「チャージ」:4秒間MSが増加してユニットを通り抜けられるようになる。効果時間内の最初のAAレンジが増加し、スキル使用後からの移動距離に比例した追加物理ダメージを与え、対象をノックバックさせる。
R「スペクターズ・オンスロート」:亡霊騎士を召喚し、指定地点までアンストッパブルで突撃。触れた敵に魔法ダメージを与え、指定地点に到着すると衝撃波を放ち、周囲に距離に比例したフリーを与える。

ヘカリムを語る上で欠かせないのは固有スキル「ウォーパス」の存在。これは「増加MSの一定割合、ADが増加する」というもので、移動速度がそのまま火力に繋がるというもの。騎馬兵士そのものであるヘカリムらしい能力で、Eスキルを使えばMSアップ&ゴースト状態になるため「相手のキャリーに飛び込んでキルしてそのまま駆け抜けてしまう」という動きも可能です。
ルーンは基本的に「フェイズラッシュ」で、ジャングルのスタートアイテムは「青」。さらにアイテムも初手に「アイオニアブーツ」に行くビルドが多く、とにかくMSとスキルの回転に特化した運用が特徴。サモナースペルも「フラッシュ&スマイト」よりも「ゴースト&スマイト」が多いという統計になっています。

QスキルがAoEでダメージを与えながら高回転させられるため、最初のフルクリアが「1スマイト使用で3分10秒程度」と速く、おまけにWの効果によって体力を高く保ちながらリフトスカトルを巡るファイトやガンクを狙えるのが大きな強み。E(やゴースト)でMSを上げ、相手の後ろに飛び込んで味方側にノックバックさせながらQとWを回すのが基本コンボで、「足を速くしてオールイン!」という感じで思い切りよく戦うのがポイントです。
基本的にMSが重要なため、アイテムやレベル依存度が高いチャンピオンと言えます。レイトゲームになるとスケールはあまり良くないため、スノーボールして試合を畳むことが求められます。中盤以降もサイドでの1vs1に猛然と突撃してキルを拾えるので、新年から景気よくガンクしまくってゲームを動かしていきましょう
プロシーンでは最近あまり観られませんが、Pyosik選手はWorldsでも繰り出すほど得意としており、2025年には久々にピック。
代表的なカウンターとしては、Rの乗っ取りからのファイトが非常に辛いサイラスが挙げられ、ヘカリム使いがよくBANしています。動きを止められるハードCC持ちや、簡単に距離を取ってヘカリムのAAを受けないチャンピオンは苦手なので、突っ込みやすい構成に出すと効果的です。
育った際のキャリー力がピカイチで「使い手」も多いチャンピオンながら、トップメタとまで飛びぬけることは珍しいため、そこまでBAN率が上がらないのも魅力のヘカリム。
2026年シーズンでは新システムとして各レーンごとの「クエスト」が導入されることが明らかになっていますが、JGのクエスト達成ボーナスには「ジャングル内でのMS上昇」の効果があるため、ヘカリムにとって追い風と言えるシーズンになる!……かも知れません。

自ら飛び込んでいく判断が必要なためやや難易度は高いチャンピオンですが、CCあり、ダメージあり、そしてサステインによるタンク力ありと、意外に万能型の性能をしているので、チームゲームでも十分に活躍できる存在です。ファーストエンゲージではなく、味方のエンゲージに後から・横から合わせる役になりたいところ。
序盤からスノーボールしていきたいチャンピオンなので、レネクトンのようなガンク合わせを得意とするソロレーナーと合わせてピックすると効果的。また、シナジーピックとしてはジリアンも有名で、ジリアンのバフを受けて高速突撃し、そのままRで復活するというコンボも楽しくておすすめです。
続いて紹介するのはレル。時折JGに登場するメタもありますが、基本的にはSUPが専門職で、集団戦ほど光るスキルセットを持ったエンゲージタンクです。

まずはレルのストーリーを見ていきましょう。
ノクサスの没落貴族の娘として生まれたレルは生まれながらに魔力の素質があり、「金属を意のままに操る能力」を有していました。両親はレルを強大な存在に育て上げることに野心を燃やし、そこに目を付けた人物の誘いで特別な「アカデミー」へと入学させられることに。
レルはアカデミーで魔力を強化する紋章を体に刻まれ、あらゆる生徒との決闘を強制させられます。レルはそのすべてに打ち勝ち、誰も手が付けられないほど強大な魔力の持ち主へと成長していきますが、レルとの決闘に負けた生徒は二度と目の前に現れませんでした。
16歳の誕生日、この異常な状況に痺れを切らしたレルが武力行使に出ると、そこで「決闘後の生徒たちはレルの紋章に魔力を吸い取られ、記憶のない人形になっていること」、そして「それを指示している校長はレルの実の母親である」という残酷な真実を知るのでした。
怒りに燃えるレルは「黒薔薇アカデミー」を破壊し尽くし、生徒を逃がして脱走。ノクサス中の脅威として指名手配されているレルですが、自身の能力で生み出した鋼鉄の馬にまたがり、自身と同じような境遇にいる子供たちを救うべく戦っている……というのが、レルのストーリーです。
P「革新の鬨」:通常攻撃またはスキルを命中させると追加魔法ダメージを与え、対象のARとMRを奪う。
Q「破鋼撃」:直線状を槍で突き刺し、命中したユニットをスタンさせて対象のシールドを破壊し、魔法ダメージを与える。
W「フェロマンシー」騎馬形態:騎馬を解除して突撃。敵をノックアップさせ、シールドを獲得する。騎馬解除後はAR、MR、AS、射程距離が増加し、MSが低下する。
W「フェロマンシー」解除中:鎧を馬に変え、騎馬形態になる。瞬間的にMSが増加し、次にAAした敵をノックアップして後ろに投げ飛ばす。
E「重槍突貫」:非戦闘時に自動でMSが増加する。発動すると自身と味方1体のMSが徐々に増加する。
R「磁気嵐流」:猛烈な磁場を発生させ、周囲の敵を自身の方向に引き寄せる。その後も継続的に敵を自身の方向に引き付け、魔法ダメージを与える。

レルと言えばWスキルによる形態の変化と、とにかく多彩で強烈なCCの数々。そして固有スキルでは「相手のARとMRを奪う」というレルならではの性能で、相手のタンクを攻撃して自身は硬く、相手は柔らかくしてしまうことが出来るので、タンク対面も得意としています。

そしてスキルを組み合わせたコンボが強力&華やかなのもレルの特徴で、「フェロマンシーから磁気嵐流!!」という実況を聞いたことがある方も多いのでは。Qスキルを詠唱してからフラッシュで伸ばす“Qフラッシュ”も反応不可の一撃でコンボ始動にもなるため、ぜひとも習得したいテクニックです。
敵を引き寄せるRスキルは味方のAoEと合わせると超ビッグプレーを生む可能性もある華やかなもの。ガリオやニーコ、ミス・フォーチュンなど、強力なAoEのCCやダメージがあるチャンピオンなら誰と合わせても良い汎用性の高さです。
△レルのビッグプレイ
反面、MS上昇はありますが自らの体で突撃しなければいけないためディスエンゲージに弱く、カウンターとしては突き飛ばされて何もさせてもらえないアリスターが有名。また、タンクサポの宿命ですが、対面がメイジSUPなどの場合はしっかり耐えて、スキルが揃ってから一気に攻勢に出る判断が必要になります。
レルはとにかく活躍できる時期が長く、2026年に限らずSUPとしてピック出来るようになりたいチャンピオンのひとりと言われることも。スワップメタではローム系が人気を博すこともありましたが、今年はロール別クエストの関係上レーンに残ることが多いと予想されるため殴り合いに強いレルの出番も多くなるのでは。
ちなみにちょっと強引な「2026年おすすめ」理由としては、レルはタンクでありながら意外と軽視できないほどダメージが出るため、装備が整ってくることで影響力もアップ。しかも集団戦で非常に強い存在のため、「ランダムミッド:メイヘム」でものすごく強いです。皆さんも期間限定モードがあるうちに、レルでチームNo1ダメージになりましょう!

また、昨年から続くゲーム内のストーリーでは「黒薔薇団」の一員であるルブランが黒幕となって暗躍していることが伺えます。「黒薔薇アカデミー」を生き抜いたレルが今後のストーリーに絡んでくることも十分考えられるので、そう言った意味でも2026年、注目です。
ということで新年のノリで強引に2体のチャンピオンを紹介しましたが、お楽しみいただけたでしょうか。年始は「新しいことを始めるのに良いタイミング」とされていますので、気になった方、そして今年が年男・年女だよという午年生まれのサモナーの皆様はぜひぜひ、ウマチャンピオンたちを使いこなしてサモナーズリフトを駆け巡ってください。