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SKE48のeスポーツチーム「amshy」野村 実代&立花 菖インタビュー―「アイドルもゲームも本気」の彼女たちが『VALORANT』で目指す場所

「SKE48」による『VALORANT』チーム「amshy(アムシー)」へインタビュー!野村 実代さんと立花 菖さんに、ゲームに向き合う情熱や本気度、『VALORANT』の難しさなどをお聞きしました。

松田和真

松田和真

2025年8月19日に名古屋・栄を拠点とするアイドルグループ「SKE48」による『VALORANT』女性チーム「amshy(アムシー)」が発表されました。

SKE48の現役メンバー7名が参加し、ライブパフォーマンスとは一線を画す「本気のeスポーツプレーヤー」として、新たな挑戦に臨んでいます。

FISTBUMPでは、そんな挑戦を続けるメンバーのお二人にインタビュー。SKE48としては大先輩である野村 実代さんとSKE48に加入して間もない立花 菖さんのペアに、ゲームに向き合う情熱や本気度、『VALORANT』の難しさなどをお聞きしました。

昔からゲームには慣れ親しんでいる二人

――まず簡単に自己紹介をお願いします。

野村:amshyの野村実代(MIYOMARUKO)です。よろしくお願いします。

立花:同じく、立花 菖(ame ._.)です。よろしくお願いします。

――eスポーツチームとして活動されているわけですが、お二人のゲーム歴を教えてください。

立花:私が最初にゲームを始めたのが4歳の時で、RPGから入りました。そこからずっとゲームと一緒に育ってきて、アクションなどいろいろなゲームをプレイしてきました。

それで、中学1年生の時にFPSを始めました。初めて触ったのがバトルロイヤルFPSで、ランクが上がりやすいシーズンだったというのもあるんですけど、最高ランクはマスターです。

それからはほぼ毎日、ゲームをしています(笑)

――かなりゲーマーなんですね。

立花:そうです。もうゲームが趣味で、生きがいですね。

野村:SKEの中でも一番ゲーマーだよね。

立花:はい(笑)

――これまで『VALORANT』をプレイされたことはあったんでしょうか?

立花:ちょっとアンレートに行くとか、本当に軽く楽しむくらいでした。

――では、もともとキーマウ(キーボード&マウス)操作には慣れていたんですね?

立花:はい。バトロワFPSではずっとパッドでやっていたので、最初にキーマウを触った時は難しかったんですけど、もう慣れました。

――ありがとうございます。では次は、野村さんのゲーム歴も教えてください。

野村:私はちっちゃい頃からゲームが身近にあって、DSとか3DSとかでめちゃめちゃ遊んでいた世代です。でも大人になってからはなかなかやっていなくて...。

唯一やっていたのがスマホのバトロワで、よくメンバー同士で一緒にプレイしていました。

なので、ずっとゲーム自体には興味があったんですけど、なかなかPCでゲームをするという環境が整っていなくて...。やりたくてもできなかった状況ではあったので、今回こうやってamshyになって(PCゲームに触れる機会が)増えてすごい嬉しいです!

ダンスは覚えるのとは、また違った難しさがある

――今回、amshyで初めて『VALORANT』をプレイされて、難しさを感じたところはありましたか?

野村:最初は覚えることが多くて、本当に難しくて...。最初はチュートリアルの操作で必死だったんですけど、それにさらにいろんなエージェントがいて、「ボタンを押したら、これが出る」とか...。

アイドルをしていても、ダンスとかはすぐ覚えられるのに、PC操作はなかなか覚えるのが大変でした...。覚えることに必死でいつも(立花さんに)教えてもらってます(笑)

――キーマウ操作はなかなか慣れるのが大変ですよね...。

野村:最初は移動が「W」と言われても、本当にわからなくて大変でした...。

立花:指が足りないよね(笑)

野村:もう背筋もピンってなっちゃって、肩凝っちゃいました(笑)

――立花さんがメンバーに教える際のコツとかはあるんですか?

立花:私がやってて勝手に感じたことかもしれないんですけど、例えば「手首でエイムするよりも、腕乗せちゃってやった方がやりやすいよ」とか。

私もまだ全然完璧ではないですけど、「マップのこっちはこういう見方をするんだよ」とか、そういう基本的なところから気づいたことがあったら言っています!

――教えるのが難しいなと感じたことはありますか?

立花:頭の高さにエイムを合わせる「ヘッドライン」が、一番大切だと思うんですけど、やっぱりマウスの操作に慣れてないとなかなか感覚がつかみづらいみたいで...。最初に分かった方がいいところだと思うんですけど……それを言葉で教えるのはすごい難しいです。

――野村さんも「ヘッドライン」の難しさは感じていますか?

野村:でも、最初から合わせるのが得意なんですよ。あめちゃんにも褒められてます!

立花:エイムがすごくいいんですよ。

野村:中学の時にパソコン部でずっとPCをいじってはいたので...。マウス操作は多少得意だったりすると思うので、もっと極めていきたいです。

立花:すぐヘッドショットされちゃうんです。

――戦っても負けてしまうこともあるんですか?

立花:はい、たまにあります。

野村:いつもやられてばっかなんですけど、たまに(笑)

立花:でもその「たまに」がすごくお上手なんですよ!

野村:たまに奇跡が起こります(笑)

立花:実力ですよ!

野村:ありがとう(笑)。いっぱい練習します。

目指すはデュエリストとIGL。「成長する姿」を見てほしい

――amshyは本気でeスポーツに取り組むチームです。読者やファンに“本気度”を伝えるために「ここを見て欲しい」といったところはありますか?


野村:やっぱり「成長具合」かなって思います。私は特に初心者の(メンバーもいる)チームなので伸びしろもありますし、その成長していく様子を見ていてほしいなって。

「めっちゃ成長してる!」って言わせたいので...。陰でコソ練いっぱいします(笑)

立花:成長もそうなんですけど、やっぱりアイドルっていう本業との両立っていうのも大変だと思ってるので、それを感じさせないような、プレイとかをできるようになりたいです。それが、すごくかっこいいことだなって思ってるので、そういうのも見せられるように頑張っていきます。

――前のインタビューで「アイドル6:ゲーム4」で活動されるとおっしゃってましたけど、練習する時間の確保とか、どうされてるんですか...?

野村:無理やり作るしかないかな、と思ってますね。私は普段から生配信をほぼ毎日くらいやってるんですけど、その生配信もしつつ、ゲームもしていきたいので!

立花:私はSKE48に入ったばかりで、覚えることがすごくたくさんあって。やっぱり大変だなって感じることもあります。でもゲームは本当に大好きなので、いつもプレイしてるんです。

だから、これからももっとゲームのことを考える時間を増やしていきたいなって、思ってます。

野村:ただ、チームで活動してることが大事だなと思うので、ゲームの部分で支えてもらってる分、SKEの活動の部分は私にできることがあったら支えたいなっていうのは、めちゃめちゃ思います!

立花:優しい~!

野村:私も(アイドルとしては)9年目で、amshyの中では一番の先輩にもなるので、みんなのこと支えつつ、『VALORANT』でも引っ張っていけるようにしたいです!デュエリストをやりたいんですよ!

立花:絶対できますよ。

――さきほどエイムもめちゃくちゃいいって話もされましたので、デュエリストはぴったりですね。

立花:私もそう思います!

野村:ガンガン先陣切っていきたいですね(笑)

――立花さんはやりたいロールはあるんですか?

立花:私もデュエリストやりたいですけど、IGL(インゲームリーダー)とかもちょっとやりたくて!

両親とかからも、昔から「よく気づくね」って言ってもらえることが多かったので。周りのことをよく見て、よく気づける才能がもしかしたらあるかもしれないので、それを活かせたらいいなってちょっと思ってます(笑)

――そちらもぴったりかもしれませんね。それでは最後に、読者やファンに向けてメッセージや意気込みをお願いします。

野村:amshyとしての活動は始まったばかりで、これからどうなるか私たちもまだ未知の部分もたくさんあるんですけど、気持ちはすごく本気です。

これからアイドル兼ゲーマーとして生きていこうってこう思ってる7人で、切磋琢磨して頑張っていくので、ずっと見守ってもらえたら嬉しいなと思うし、その成長を楽しんでもらえたら嬉しいです!

立花:私はもともとゲームが大好きだったので、このプロジェクトに参加させていただけてることが、すごく嬉しいし光栄だと思ってます。

やっぱりアイドルとゲーマーの両立ができたらすごいかっこいいと思うし、好きなことだからこそ、もう誰よりも全力で頑張りたいなって思ってるので、みなさんに認めてもらえるように頑張るので、優しい目で見守ってくれると嬉しいです。頑張ります!

――ありがとうございました!

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