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『リーグオブレジェンド』の次回パッチ「25.23」の内容が予告され、チャンピオンやアイテムの調整項目が明らかになりました。次回はチャンピオン調整が27体と超大規模なパッチを予定しており、メタへの大きな影響が予想されます。
11月12日、パッチ毎に調整内容を予告している『LoL』リードゲームデザイナーのMatthew Leung-Harrison氏が、X上にて「25.23」のプレビューを公開しました。
投稿ではザーヘンがデザイン段階ではSUP(ダーキンチャンピオンが唯一登場していないレーン)が想定されていたことも明かされましたが、それ以上に注目を惹くのが調整対象の多さ。競技シーンのシーズンオフに入ることもあり、大きく環境を動かすパッチになっています。
変更の多いレーンのひとつがJG。中立モンスターへのダメージを増加させることで「JGでもピック出来る」よう狙った調整が多く、エイトロックス、アンベッサ、ジェイス、マルファイト、オーン、リヴェン、サイオン、そしてなんとフィズまでもがこの調整の対象に。

また、サンファイアイージスのモンスターへのダメージも強化されているため、タンク系JGはクリアスピードに恩恵が受けられます。ウルトによる強烈なガンク力を持つマルファイトや、パッシブによってリコールせずにジャングリングを継続できるオーンは注目の存在です。こっそりパワーを取り戻しつつあるスカーナーも人気を高めるのでは。
これらの変更の理由としては、多くの地域でJGはオートフィル(どこでもオプション)で選ばれる可能性が高いレーンであるため、JGメインでないプレイヤーでもメインチャンピオンをプレイできるような環境にトライしているとのこと。特にTOPレーナーにとってはJGにも挑戦してみる良い機会になるのではないでしょうか。
もうひとつの大規模なメタ変化が予想されるレーンがBOTです。ジン、ミス・フォーチュン、トリスターナ、ザヤ、ゼリと人気の顔ぶれに強化を予定しており、純粋にダメージがアップするジンやザヤはどの時間帯でも恩恵を受けやすいバフになっています。
対してアッシュ、ケイトリン、ジンクス、カイ=サと、こちらもピック率の高い面々は弱体化に。まだ小規模な調整のためメタには残ると思われますが、カイ=サは基本物理防御とRスキルのクールダウンがナーフされるため、これまで以上にファイトタイミングは重要になりそうです。
また、SUPとして圧倒的に人気のニーコもナーフ。と言ってもダメージや基礎能力ではなく、固有スキルでの変身中に「タワーダメージを受けると変身が解除される」ようになるというもの。ニーコと言えばキャノンミニオンに化けることでタワーショットを何発も受けて序盤からタワーダイブを成功させる戦術が広く知られていますが、今後は2発目以降はニーコ本人で受けるしかないようです。

これらの調整が反映される予定のパッチ「25.23」は11月19日(日本時間)に配信予定。
なお、これらの予告内容は本実装までに変更が入る可能性があることにもご注意ください。詳細な変更については次回パッチの配信をお待ちください。