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2025年11月8日、『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の国際大会「Worlds 2025」の決勝配信にて、パッチ25.23で実装される172体目のチャンピオン「ザーヘン」の情報が公開となりました。

ザーヘンのスキルは以下の通り。
固有スキル「戦威修養」:敵チャンピオンに対する攻撃およびスキルで「不退転」のスタックを獲得し、スタックごとに攻撃力が増加する。「不退転」が最大スタックになると、さらに攻撃力が増加し、復活できるようになる。
Q「ダーキングレイヴ」:次の通常攻撃で2回斬りつけ、追加ダメージを与え、自身を回復する。スキルを再使用すると、次の通常攻撃で追加ダメージを与え、対象をノックアップさせる。
W「戦慄の再臨」:指定方向を突き刺し、命中した敵にダメージを与えた後、自分の方向へ引き寄せる。
E「絢爛たる進撃」:ザーヘンが前方に突進し、周囲を斬りつける。
R「無慈悲なる裁き」:上昇した後、下方へ突き刺し、敵にダメージを与え、与えたダメージの一定割合の体力を回復する。
スキルで注目のポイントはやはり固有スキル。スタックごとに攻撃力増加効果があるためロングトレードに強く、最大スタックまで貯めることで「復活できるようになる」という強力な効果を持っています。その他のスキルもCCやブリンクを持ちつつもダメージを与える攻撃的なものが揃っており、複数のチャンピオンに命中させることで一気にスタックを貯められるので、対戦する際には間合いやスタックに注意を払う必要があるでしょう。

近接チャンピオンであり、レーンはTOPでの起用を想定してデザインされていますが、JGでもピック出来る可能性はあるとのこと。ケインやエイトロックスを思わせるダーキンらしい動きはありつつも、槍(グレイヴ)を用いてノックアップを与えるスキルはシン・ジャオをも想起させます。通常攻撃とスキルを織り交ぜて戦う、純粋なADファイターとしての活躍が期待されるチャンピオンとなっています。
新チャンピオンは超常的な能力を持ちながら堕落したことで武器へと封印された古の戦士たち「ダーキン」のひとりとして以前から予告されており、エイトロックス(Aatrox)やナフィーリ(Naafiri)と同様に、ザーヘン(Zaahen)も“Aを2つ”持つダーキンらしいネーミングに。
クライアント上で公開されていたモーションコミックでは、ザーヘンがダーキンでありながら正義の心を持ち太古の昔にユナラと他のダーキンを封じる戦いに臨んだ存在であることや、その後自らを武器「グレイヴ」へと封じることとなった過去が明かされていました。精神世界へと封じる役となったユナラがルーンテラへと呼び戻され、ついにはザーヘンまでもがダーキンと超越者の“狭間に立つ刃”として蘇ろうとしています。
8日に公開されたシネマティックではシン・ジャオがアタカンとの死闘の末、ザーヘンへと姿を変えてしまったことも話題を呼んでおり、満足気な表情を浮かべるルブランを見るに、今シーズンのストーリーで巻き起こったルーンテラを巡る動きは、すべて黒薔薇団の手のひらの上だったのでしょうか……。

注目の新チャンピオン「ザーヘン」は日本時間11月19日配信予定のパッチ25.23にて実装されるスケジュールとなっています。