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『リーグオブレジェンド』の次回パッチ「25.21」の内容が予告され、チャンピオンやルーン、アイテムの調整項目が明らかになりました。今パッチでは14体のチャンピオンへの調整に加え、アイテムやシステムに関する大きな調整が予定されており、シーズン終盤から来シーズンへ向けてのゲーム環境への変化が見込まれます。
10月15日、パッチ毎に調整内容を予告している『LoL』リードゲームデザイナーのMatthew Leung-Harrison氏が、X上にて「25.21」のプレビューを公開しました。
大きな変更となるのがグウェン。彼女は今年3月のパッチ「15.06」にて従来のレイトキャリー型からレーン戦段階で強みを発揮できる性能へと大きな変更を受け、一躍メタの上位に。その後はやや強すぎるとして調整によって適切なバランスが追求されてきましたが、意図した状態に近づけるのが難しいとして、今回の調整でAR成長率とパッシブによるモンスターへのダメージに関する変更以外は「15.05」の性能へと“巻き戻す”ことに。
同氏は前日の投稿でも「調整に努力をしてきたものの、期待した効果が得られなかった」「グウェンコミュニティ(使い手)にお詫びしたい」という旨の言葉を記しており、開発チームとしても無念の判断であることが伺えます。
その他の注目チャンピオンのひとりはユナラ。Wスキルの基礎ダメージが大幅にバフされており、今後は2手目にWスキルのレベルを最大化するパスが有効になる見込み。また、ADに対して強いピックであったグレイブスはEスキルでMRも獲得できるように。それに伴い、基本MRは低下しています。
アイテム面での調整では「ドランシールド」「ドランブレード」「ドランリング」の3種のスタートアイテムが調整。
ドランリング(調整):マナ・HPの回復量を調整
ドランブレード(調整):ライフスティールを削除し「与えたダメージの2.5%を回復」に
ドランシールド(ナーフ):回復量が低下
ドランブレードはライフスティールが削除されたことでルーン「何でも屋」と組み合わせられなくなる点に注意が必要です。また、ドランシールドだけでなくルーン「息継ぎ」の回復量も低下しているため、レーンの安定性を高める“ドラシ息継ぎ”が大きなナーフになり、一部のチャンピオンには大きな影響がありそうです。
また、アイテムではメイジで生存力を高める手段として人気の「久遠のカタリスト」はHP量がナーフとなっています。
これらの調整が反映される予定のパッチ「25.21」は10月22日(日本時間)に配信予定。
なお、これらの予告内容はPBE段階のため、本実装までに変更が入る可能性があることにもご注意ください。詳細な変更については次回パッチの配信をお待ちください。