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2年ぶりの東京開催!「VCT Pacific Stage 2 Finals Tokyo」現地レポート【VALORANT】

8月30日、31日に東京で行われた「VCT Pacific Stage 2 Finals Tokyo」の会場の様子を写真と共にお届けします。

佐藤 颯哉

佐藤 颯哉

8月30日、31日に行われた「VCT Pacific Stage 2 Finals Tokyo」は、2023年の「Masters Tokyo」以来の国際大会開催となりました。30日に行われたロワーファイナルではRRQとTLN、31日に行われたグランドファイナルではPRXとRRQが対戦。大会は「PRX」の優勝で幕を閉じました。



試合が行われた会場「LaLa arena TOKYO-BAY」では、メインとなる試合のほかに、協賛企業のブース出展やグッズ・フードの販売、フォトスポット、ファンアートの展示などが行われていました。本稿では会場の様子を写真と共にお届けします。


「VCT Pacific Stage 2 Finals Tokyo」レポート

会場「LaLa arena TOKYO-BAY」

「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ東京ベイ)」は2024年春に開業したばかりの比較的新しいアリーナです。メインアリーナとサブアリーナが「VCT Pacific Stage 2 Finals Tokyo」の会場となりました。試合の会場となったメインアリーナでは、各協賛企業のブースや物販、フードの販売が行われました。入場券を持たなくても入れるサブアリーナでは、物販に加え、フォトスポットやファンアートなど『VALORANT』の世界観を楽しめる展示が行われました。

会場内

アリーナに入ると圧巻の光景が。きらびやかにライティングされたステージに、中央に吊り下げられた存在感のある大型の4面モニター。このモニターには角がなく、丸みを帯びた一枚の液晶になっているようです。通常時は4面のモニターとして機能していましたが、オープニングなどでムービーが流れる際は、2面のモニターとなり大画面で迫力のある映像を楽しむことができました。

アリーナの客席はすり鉢状の形をしており、4階まである構造になっていてTier 2、3の席でもステージまで遠すぎるということはなく、臨場感を損なわず観戦できました。

椅子の座る部分はメッシュ素材でクッション性のある座席

会場に響くヴァンダルの重低音、選手の素晴らしいプレイに上がる歓声・どよめき、配信では味わうことのできない迫力のある実況・解説の声、エース獲得時の光と音の演出など、文字と写真では伝えきれない魅力・感動がオフラインにはたくさんあります。

思い思いの応援ボードを作成するエリアも

入場特典

入場特典として、うちわ、フェイスシール、ゲーム内で使えるスプレーのコードが配布されました。また、2日目にはLEDバンドも配布され、試合前に行われた千葉雄喜さんのライブパフォーマンスやグランドファイナルの演出がより迫力のあるものになりました。オフライン限定の特典で『VALORANT』ファンにとっては嬉しい特典です。

客席の位置によってLEDバンドの光る色が異なるシーン

ここからは会場内で行われていた企業ブースのレポートです。今大会に協賛している企業がブースを出展しており、無料で体験できるものも多くありました。

Acer & インテル PREDATORブース

参加無料のガラポンと射撃場ハードボットチャレンジが開催。ガラポンに当たるとオリジナルTシャツ、ハードボット24体以上倒すことができると、オリジナルのぬいぐるみが貰える企画を行っていました。筆者が訪れた1日目の15時時点(開始から4時間)では、ハードボットチャレンジの成功者は4人。参加者の皆さんは普段の環境との違いに少し苦戦している様子でした。

Pulsarブース

ブースでPulsar製品を購入するとTenZのサイン入りマウスが当たるガラポンを実施。T1、PRXコラボマウス、キーボード、マウスパッドなどの展示や、キーキャップにお絵描きできるコーナーも。ブースに訪れた選手、インフルエンサーなどのサインもありました。

また、1日目に「TenZマウス」を購入すると、2日目のTenZさんとのファンミに参加できる企画も行っており、先着50名がこのファンミに参加したとのことです。

「Susanto-X」の展示

ほかにも、8月30日に情報公開されたf0rsakeN選手とXccurateさんの兄弟とコラボレーションしたマウス「Susanto-X」の展示、会場限定販売が行われました。各日100台の限定販売でしたが、2日目は早い段階で完売しており、人気の高さが窺えました。公式サイトでの販売については9月2日の17時から販売とのことです。

Red Bullブース

会場の入り口にはレッドブルカーが止まっており、レッドブルガールによるドリンクの配布も。会場内のブースには壁一面にメッセージをかけるコーナーとチェキが撮影できるコーナーがありました。

このブースには、不定期にストリーマーやキャスターなどが立ち寄り、ちょっとしたファンミ会場となっていました。筆者も野良のyukishiroさんと遭遇。こういった出会いもオフラインならではの醍醐味です。

快く写真撮影を引き受けてくれたyukishiroさん

ヤクルトブース

ヤクルトレディによる「ヤクルト1000」の配布が行われており、配布時間になるとブースの前には列が形成されていました。筆者も2日目にヤクルト1000を入手。その日の夜はグランドファイナルの満足感と共にぐっすり眠ることができました。

物販

メインアリーナ内の物販ではVCT Pacific Stage 2 Finals限定の商品が購入可能で、Tシャツ、バケットハット、タオル、ピンバッジ、ポスター、トートバッグがラインナップ。各日、ピンバッジとタオルは早々に在庫が無くなる人気商品で、2日目はかなり早い時間帯にTシャツもSOLDOUTとなり、大盛況でした。

飲食エリア

会場内にはフードを販売する売店が複数ありました。バーガーやガパオライス、弁当などのお腹を満たせるフードや、フライドポテトやチュロス、唐揚げなど軽食が売っており、ドリンクはアルコールも取り扱っていました。

小腹をすかせた筆者はフライドポテトとコーラを注文。ジャガイモを感じることのできるサイズ感で、いい塩加減のフライドポテトでした。フードにはVCT PacificとVCTのロゴをあしらったフラッグがついており、ドリンクの容器はPacific仕様でした。限定のコースターもノベルティとして貰うことができました。

また、会場内のいたるところにあるモニターでは、試合の様子(配信)が流れており、列に待機するときや、フードを食べながらでも試合を観戦することができました。

サブアリーナ

サブアリーナは入場券を持たなくても入れる場所で、試合前には入場のための長蛇の列が形成されていました。物販では、メインアリーナでも購入できるVCT Pacific Stage 2 Finals限定のグッズのほか、『VALORANT』公式グッズの販売、展示がされていました。また、巨大ウィングマンやフォトスポット、ファンアートの展示や来場者アンケートとして「好きなロールに投票」するボードが置かれていました。

『VALORANT』公式グッズの展示
筆者はイニシエーターに投票。デュエリスト、コントローラーが人気
巨大ウィングマン
ブリーズを背景にトリプルとスパイクも
勝利画面のフォトスポット。エージェントの間に入って気分はMVP
ファンアート

熱狂の中、幕を閉じた「VCT Pacific Stage 2 Finals Tokyo」。楽しみ方は人それぞれで、席で試合を観戦しプレーに声を上げるもよし、応援ボードを掲げ推しチームを応援するもよし、フードを食べながらゆっくり試合をみるもよしで、人によって観戦スタイルを変えられるのも良さの一つです。

また、フードや物販、企業のブースや選手、ストリーマー、インフルエンサーとのエンカウントなど試合以外にも楽しめる要素満載です。オフラインでしか味わえない感動があるので、ぜひ『VALORANT』オフラインイベントに足を運んでみてください。

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