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8月24日(日)に開催された「VALORANT Challengers Japan 2025 Season Finals」グランドファイナルにて、マップカウント3-1でRIDDLE ORDER(RID)が勝利し優勝。本稿では試合後インタビューの内容をお届けします。
――今日の試合の感想を一言ずつお願いいたします。
JoxJo:今まで勝ち続けてきましたが、Season Finalsで勝たないとこのメンバーで続けられない可能性もありました。みんなと頑張って、勝って良かったです。
yatsuka:JoxJoが言った通り、負けたらこのメンバーで続けることは多分なかったので、本当にこのSeason Finalsで勝てて良かったです。
Caedye:2025年のSplit1から、シーズン全部勝てたっていうのがめちゃめちゃ嬉しいです。なんか日本初らしいです。
Seoldam:今日本当に全部良くて、勝てて嬉しいです。
Minty:直さなきゃいけないところもまだあると思うんですけど、勝った瞬間にいっぱい泣くくらい、優勝できて嬉しいです。
Vorz:さっきCaedyeが言った通り、年間通して全ての大会で勝てたことが嬉しいです。またここから気を引き締めて頑張ります。
――皆さんへ質問です。今日の一番の勝因を教えてください。
JoxJo:去年のGrand Finalは、正直「どっちが勝ってもおかしくないな」と、挑戦するマインドでした。でも、今年Split1、Split2で優勝し、練習の質も高くて「練習通りだったら僕らが絶対勝つ!」というマインドが試合に出て、勝てたと思います。
yatsuka:僕たちが勝った一番の要因は、やっぱりサブコーチであるryota-コーチかなと思いますね。チーム練習も6人だと結構詰まりがちな部分が、ryota-コーチが入ってからは解消しました。チームとして幅が広がったところをちゃんと出し切れてよかったです。ryota-コーチありがとうございます。
Caedye:僕たちがバインドのスクリムで大差で勝つ時、僕が毎回ピストルラウンドで3キルするんですよ。で、今日の大会もピストルラウンドで3キルしたんで、「あ、これ勝ったな」って思いました。
Seoldam:有利な状況でも甘えず、落ち着いてプレーできていました。FENNELは少人数戦をゆっくり展開するのが好きなので、みんなでコールを回しながら情報交換して勝てたと思います。
Minty:みんながやるべきことをやって、無理をしないといけないところは無理をして、5人で戦えたからです。
Vorz:練習でやってきたことを5人がそれぞれやって、想定通り勝ちたいマップで勝てました。
――yatsuka選手へ質問です。第4マップバインド、14ラウンド目のエコラウンドでビッグプレーがありました。その時の心境をお聞かせください。
yatsuka:あの時はJoxJoに「シェリフ買え!」と言われて始まったラウンドでした。Aサイトのトリプルで 1 キル取った時に「あ、ラウンド取るかも」という感覚があって、あまり自分自身では驚かなかったです。
――今日の試合中で面白かった会話や、印象的な会話があったら教えていただきたいです。
Seoldam:ピストルラウンドで「みんなで気合い入れて頑張ろう!ファイティン!」って言った瞬間、テックポーズが来て笑った記憶があります。
――Caedye選手に質問です。師匠であるBijuさんから伝授された“SiuFatBBポーズ”を今日はMinty選手と一緒にされていました。チーム内で広まったり、教えたりされたのでしょうか?
Caedye:俺がやらせました。「Minty立て!」って。
Minty:「お前やれ!」って。
Caedye:師匠の教えをどんどん広めていくと。これからはRID全員もそうだし、RID以外のチームにも広まってくれれば嬉しいですね。
――Seoldam選手へ質問です。モニターが斜めを向いていましたが、いつ頃からこのようなセッティングをされていますか?
Seoldam:ノリノリで「今日はこんな感じ」と、あまり気にしないでセッティングしていました。
――VorzコーチとMinty選手に質問です。今日のMVPを決めるとしたらどなたでしょうか?
Vorz:むず・・・(Vorzコーチを見つめるSeoldam選手へ)そんな見ないでよ(笑)。Mintyにします。理由はオフラインの方が上手くて、与えられた役割以上のことをやってくれるからです。正直オンラインではぽけーっとしている時もあるんですけど、オフラインの時はマジで頼りになります。
Minty:全員です。今日の試合はさっきSeoldamが言った通り、チームで勝ち取れた勝利だからです。
――昨シーズンは、エージェントのピックミス、Ascensionの開催地変更など、色々トラブルがありました。メンタル面で去年と違うな、ということはありましたか?
Vorz:ピックミスする奴らがありえないんですけど(笑)。大会側からピックマップを提示してくれたりとか、他にも色々リマインドもしてくれたんです。インゲーム以外のことを考えなくてもいいのは本当に助かってます。テックポーズを取る時とか、何かあった時のレスポンスもすごい早く感じます。僕としては、テックポーズにはどのチームより慣れてるんじゃないかな?と感じています。どうですかね?
JoxJo:(頷く)
Vorz:らしいです。
――JoxJo選手に質問です。JoxJo選手個人としては国内大会5連覇、優勝請負人とも呼ばれていますが、チームビルディングで考えていることを教えていただきたいです。
JoxJo:本当に色々あるんですけど、2つ挙げるとしたら、1つは、勝つためにチーム全員を信じられる、不安がないチームの雰囲気を作ること。もう1つは、対戦相手に負けそうな時にすぐ修正ができること。その2つが大事なことです。
――VCT Ascension Pacific 2025への意気込みをお願いします。
JoxJo:日本で3連覇して、Ascensionでいい成績取れなかったらまずいな。と思っています。本当に自信があるので、勝てるように頑張ります。応援よろしくお願いします。
yatsuka:去年のAscensionではNongshim RedForceとBOOM Esportsに負けてしまったんですけど、今回はその2チームにも勝って、他のチームにも勝てる自信があるので、全部倒してVCT Pacificに行くために努力を重ねます。
Caedye:去年Ascensionで負けて、今年のAscensionはラストチャンスだと思って全力で頑張ります。
Seoldam:足りないこともいっぱいあるし、全部勝てるようにAscensionまで全力で練習して、頑張ります。
Minty:初めてのAscensionでどういう感じになるかわかんないんですけど、JoxJoが言った通りもっと成長したいです。RIDなら優勝できると思っています。頑張りたいです。
Vorz:去年海外の地で得た経験や反省点を活かして、同じミスをしないよう、学んだことを活かして頑張ります。
――最後に、ファンへのメッセージをCaedye選手からお願いいたします。
Caedye:日本代表として、応援してくれてる人たちにRIDのガンバディーを買わせてあげるために頑張ります。応援お願いします。
「VALORANT Challengers Japan 2025 Season Finals」を制したRIDDLE ORDERは、10月にタイ・バンコクで開催されるVCT Ascension Pacific 2025に再び挑戦します。VCT Pacific 2025に参戦したNongshim RedForce、BOOM Esportsを含めた12チームとVCT Pacific 2026の出場枠を争います。