• League of Legends
  • アップデート

【LoL パッチノート25.16公開】36体に調整…ノーチラス、サイラスのJG起用やレーンヴィエゴ、ADモルデカイザーなどに注目のパッチに【リーグ・オブ・レジェンド】

『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチ25.16が公開。多数のチャンピオンに変更の大型パッチとなり、新しいレーンやビルドの選択肢を拡大

ハル飯田

ハル飯田

2025年8月13日(日本時間)、『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチノート「25.16」が配信されました。今回は合計36体のチャンピオンに性能調整が入る大型パッチに。ピック率の高いADファイターJG陣にナーフが入り、一部のチャンピオンには新たなビルドやロールの可能性を広げる変更も加えられています。


トピックス

調整チャンプ多数!新たなビルド・ロールでの活躍にも注目

今回の調整対象は36体と、多くのチャンピオンに変更が入るパッチに。

特に調整が多くなっているロールがJGで、ADファイターとしてピック率の高いシン・ジャオやジャーヴァンⅣ、トランドルなどが軒並みナーフに。とりわけノクターンは主流ビルド「実験的へクスプレート」の強化を考慮し大幅な弱体化となっているため、取り扱いにはご注意を。

現在のサモナーズリフトはある程度バランスが取れた状態にあるため、新しい選択肢を広げるための調整も多数実施。サイラスやノーチラスのJG起用、ADモルデカイザーやレーンに出るヴィエゴなど、新たなスタイルで活躍するチャンピオンの台頭に注目のパッチとなりそうです。

ランブルとシンジドのバグ修正に伴う調整も

レッドサイドでプレイした際にチャンピオンに対するダメージが低下する不具合が発生していたランブルとシンジドのスキルが修正されており、同時にランブルのスキルは多数調整。

Qスキル「スピットファイア」は高スキルレベルでは強化となり、Rスキル「イコライザー」もエフェクトと効果が正確に一致するようにタイミングが調整されています。これらは不具合の修正と同時に純粋な強化となるため、Qスキルについては僅かに弱体化も入っています。

パッチハイライト

バトルパスの変更点

Season 3より、バトルパスにいくつか変更が行われます。ビジュアルのアップデートに加えて、核となるマイルストーンの数が50から48に減少し、パスを少しだけ早く完了できるようになります。パスの合計報酬の数やマイルストーンごとに必要なBXPは変わっていないので、バトルパスが少し圧縮された形となります。新シーズンからお届けするアップグレードを皆さんにお楽しみいただけるよう願っています。

SRランクシーズン2が終了

パッチ25.16の最終日に、2025年のサモナーズリフトのランクシーズン2が終了します。終了時刻は地域のサーバー時間で8月26日深夜の23:59:59となります。

2025年のシーズン3は地域のサーバー時間で8月27日正午の12:00:00から始まります。これはパッチ25.17の初日となり、シーズン2終了時のランク報酬の配布はシーズン3開始後に行われます。

シーズン2開始時と同様に、シーズン3で皆さんのランクLPやティアの進行状況がリセットされることはなく、ランク報酬ミッション(ランク戦で15勝)のみがリセットされます。

チャンピオン

ブランド

固有スキルのモンスターに対するダメージが増加。Qのスタン効果時間を延長。Rのクールダウンが短縮。
前回ブランドのアルティメットスキルに行った弱体化は彼の炎を少し鎮火しすぎてしまったので、少し火力を高めました。また、ブランドに追加のパワーを与える余地が生まれたため、エリート帯を対象とした刺激的な強化として「Q - 焦炎」のスタンの効果時間を延長し、ジャングラーとしての有用性を取り戻せるようそのパワーを高めました。

固有スキル - 炎上
ティックごとのモンスターに対するダメージ:240% ⇒ 260%
Q - 焦炎
炎上中のスタンの効果時間:1.5秒 ⇒ 1.75秒
R - 業火
クールダウン:110 / 100 / 90秒 ⇒ 100 / 90 / 80秒

ナー

Qのクールダウンが短縮。
ナーはトップレーンでちょっぴり悲しいふさふさの毛玉となってしまっていて、本来の生息域であるプロシーンでも活躍できていません。人気の先史時代のヨードルを手助けするべく、試合序盤に木や岩石を投げやすくする形で彼の最もカウンタープレイ性能と満足度が高いスキルに強化を行いました。成長前のナーはスキルを実質2つしか持っていないので、スキルをもっと使えるようにすればきっと彼も笑顔になるでしょう。あの笑顔が嫌いな人なんていませんから。

Q - ブーメラン / ぽいっ
クールダウン:20 / 17.5 / 15 / 12.5 / 10秒 ⇒ 16 / 14.5 / 13 / 11.5 / 10秒

イラオイ

固有スキルのダメージが増加、クールダウンが短縮。
前回パッチでの調整後、イラオイは想定よりも少し弱くなっているので、それを是正しつつ、彼女が必要としている強化を行います。イラオイ使いの多くがフラストレーションを感じていた部分への対処として、新たなロケーションにもっと素早く触手を展開できるようにしました。また、前回のパッチの「器」への変更で全体的な叩きつけ回数が減っていたので、それを補う形でダメージを増加させました。

固有スキル - 旧神の預言者
合計攻撃力反映率:105% ⇒ 110%
出現までのクールダウン:20~7.25秒(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 18~7秒(チャンピオンレベルに応じて)

ジャーヴァンⅣ

レベルアップごとの物理防御が減少。
ジャーヴァンⅣはエンゲージ性能に優れたスキルと高いタンク性能のおかげで、かなり強い状態が続いています。このパッチではジャングルで対等な戦いが行われるようにしたいので、試合を通じて増加する物理防御を抑え、対面相手が隙を突けるよう明確に脆弱な時間帯を作り出しました。

基本ステータス
レベルアップごとの物理防御:5.2 ⇒ 4.6

カリスタ

レベルアップごとの攻撃力が増加。Eのダメージの魔力反映率が上昇。
カリスタはようやくプロシーンのレーダーに映らなくなったので、プロプレイヤー以外の皆さんに向けて再び強化する余地が生まれました。レーン戦を圧倒していたことが彼女のそもそもの問題だったので、最初の3レベルへの調整は避けました。代わりに、レーン戦終盤と2つ目のアイテムのパワースパイクを強化し、以降の彼女がソロキューで対等に戦えるチャンスを与えつつ、レーン戦では対面相手にも彼女と渡り合う余地を与えました。魔力反映率の強化は意外に感じるかもしれませんが、「グインソー レイジブレード」の魔力30のおかげで「E - 引き裂く遺恨」のスタックごとに9~13.5の追加ダメージとなります。また、彼女は最近の「ルインドキング ブレード」の強化からも大きな恩恵を受けているので、しばらくプレイしていなかったなら、ぜひカリスタを試してみてください!

基本ステータス
レベルアップごとの攻撃力:4 ⇒ 4.25
E - 引き裂く遺恨
初期ダメージの魔力反映率:20% ⇒ 65%
2回目以降のダメージの魔力反映率:20% ⇒ 50%

ルル

Eのクールダウンを延長、ダメージとシールド量が低下。
ルルは思ったよりも弱体化に対する耐性が高く、相変わらずサポートのトップに君臨しています。そこで、ルルの横のキャリーが育つ前にアグレッシブなプレイヤーが序盤の優位を確立できる余地を与えるべく、弱体化を通じて序盤のレーン戦フェーズにおける弱点を広げました。

E - ピックス、おねがい!
クールダウン:8秒 ⇒ 10 / 9.5 / 9 / 8.5 / 8秒
基本ダメージ:80 / 120 / 160 / 200 / 240 ⇒ 70 / 110 / 150 / 190 / 230
シールド量:80 / 120 / 160 / 200 / 240(+魔力の55%) ⇒ 70 / 110 / 150 / 190 / 230(+魔力の50%)

マスター・イー

Qが「クラーケン スレイヤー」および「テルミヌス」のスタックを獲得するように。
‎「クラーケン スレイヤー」が登場した際、「Q - アルファストライク」はスタックの対象から除外していましたが、現在はミシックアイテムではなくなったことから、瞬間火力もそれほど大きな懸念ではなくなりました。「クラーケン スレイヤー」のシナジー効果を有効化すると同時に、「テルミヌス」もこれらの疑似通常攻撃でスタックするようにしました。

Q - アルファストライク
通常攻撃時効果とのシナジー:「アルファストライク」が「クラーケン スレイヤー」および「テルミヌス」のスタックを獲得するように

モルデカイザー

Qに攻撃力反映率を追加。
モルデカイザーのビルドの選択肢を拡大するため、近接攻撃によるダメージ出力を対象に、増加攻撃力反映率を追加しました。これはアルティメットスキル使用時に直接的な強化となりますが、主な狙いはADビルドおよび「ステラックの篭手」などの幅広い選択肢を復活させることです。つまりは、増加攻撃力によって、彼が振るメイスのダメージが増加します。

Q - 滅魂の一撃
ダメージの攻撃力反映率:増加攻撃力の0% ⇒ 増加攻撃力の120%

モルガナ

Wのダメージを調整。
現在、モルガナはかなり悲惨な状態になっており、3つすべてのロールにおいてパワーを必要としています。そこで、高い体力を持つ対象でも体力を削れるようにする形でメインとなるダメージスキルの安定性を高めました。これはリスキーな調整であり、意図したパワーのインパクトが得られない可能性もあります。もし調整後もモルガナが強くならなかった場合、すぐにフォローアップで安定性の高い強化を行う予定です。

W - 苦悶の影
最小ダメージ:60 / 115 / 170 / 225 / 280(+魔力の85%) ⇒ 70 / 140 / 210 / 280 / 350(+魔力の100%)
最大ダメージ:162 / 310.5 / 459 / 607.5 / 756(+魔力の229.5%) ⇒ 140 / 280 / 420 / 560 / 700(+魔力の200%)

ノーチラス

Eのモンスターに対するダメージが増加。
ノーチラスがかつてのタンクジャングラーとしての勇姿を取り戻すことを願って、強化を施すことにしました。‎「E - 粉砕水」の複数回ヒットの最適化に対する依存度を低下させるため、モンスターへのダメージを調整しました。最適化の必要性が下がることで彼を試してみたい人にとってのハードルが下がる一方、彼のジャングルクリアを練習しているプレイヤーには引き続き命中回数を最大化させるメリットが残るようにしています。

E - 粉砕水
モンスターに対するダメージ補正:150% ⇒ Eが最初に命中した時、モンスターに125 / 165 / 205 / 245 / 285(+ 魔力の50%)の追加ダメージを与える

ノクターン

レベルアップごとの物理防御が減少。Qの増加攻撃力が減少。
ノクターンは現在、最も勝率の高いジャングラーの1人となっているため、このパッチで弱体化を行うことにしました。「実験的ヘクスプレート」が強化されることから、それを考慮して通常よりも大幅に弱体化を行っており、ダメージと耐久力の両方をバランスを取りながら弱体化しています。

基本ステータス
レベルアップごとの物理防御:4.7 ⇒ 4.2
Q - 闇の手
増加攻撃力:20 / 30 / 40 / 50 / 60 ⇒ 15 / 25 / 35 / 45 / 55

キヤナ

Qのダメージが増加。Wの増加攻撃速度が上昇。
キヤナは慣れたプレイヤーが使えばすでに十分な強さを持っていますが、人気もバン率も低くなっており、女帝である彼女にはふさわしくありません。彼女を手助けすべく、序盤のQのダメージを強化し、Wの攻撃速度を強化することで、試合序盤のジャングルクリアやスキルと通常攻撃の組み合わせ操作を改善しました。

Q - イシュタルの切先 / エレメントの怒り
基本ダメージ:60 / 90 / 120 / 150 / 180 ⇒ 70 / 100 / 130 / 160 / 190
W - 大地の力
増加攻撃速度:5 / 10 / 15 / 20 / 25% ⇒ 15 / 20 / 25 / 30 / 35%

レク=サイ

基本攻撃力が増加。複数の不具合を修正。
レク=サイは前回のパッチによる変更で想定以上に地下深く潜ってしまったので、最適な状況とは言えなくなっている序盤のジャングルクリアを対象とした強化を行うことにしました。また、以前から存在していた“意図した場所よりも遠くに出てしまう”トンネルの不具合と、最近になって発覚したQの通常攻撃が行えない不具合を修正しました。

基本ステータス
基本攻撃力:58 ⇒ 62
バグ修正
Q - 女王の怒り:強化時間の最終盤に通常攻撃を行うとダメージを与えていなかった不具合を修正。
E - 掘削:トンネルの出口とは異なる場所に移動していた不具合を修正。

レル

Wのシールド量が減少。
前回のパッチでの弱体化は、レルに意図していたほどの影響を与えなかったため、今回は戦闘に留まれる時間を短くすることで、再び弱体化を行いました。

W - フェロマンシー:装着
シールド量:20 / 40 / 60 / 80 / 100(+ 最大体力の13%) ⇒ 20 / 40 / 60 / 80 / 100(+ 最大体力の11%)

ランブル

Qのダメージが減少。QとRに利便性向上の改善、パワーに影響を与える不具合の修正。
このパッチでは、長年に渡って存在していた、ランブルがレッドサイドでプレイした際にチャンピオンに対するダメージが低下する要因となっていた複数の不具合を修正しました。また、「Q - スピットファイア」にリファクタリングを行って、継続確定ダメージ効果寄りに機能するようにしました。命中ごとに対象を燃焼させるようになり、あらゆる状況で敵が2ティック多くダメージを受けるようになったので、高スキルレベルでは強化となります。また、「R - イコライザー」のタイミングを調整して、各ゾーンが燃えている時間をマップ上のビジュアルが持続する長さと正確に一致させました。これによって、アルティメットスキル開始時の反応性が上がり、終了時もより長く炎の脅威が続くようになります。

結果として、これらの調整は平均的な試合では大幅な強化となるため、「Q - スピットファイア」のダメージに予防的な弱体化を行っておきますが、それでも変更前よりも強い状態は維持されると考えています。これらの変更により、彼のプレイ体験の一貫性がより安定することを願っています。

Q - スピットファイア
3秒かけて与えるダメージ:60 / 90 / 120 / 150 / 180(+ 魔力の110%)(+ 対象の最大体力の6 / 6.8 / 7.6 / 8.4 / 9.2%) ⇒ 60 / 90 / 120 / 150 / 180(+ 魔力の100%)(+ 対象の最大体力の6 / 6.5 / 7 / 7.5 / 8%)
燃焼の最大持続時間: 3秒 ⇒ 3.5秒
デバフの持続時間が最大まで適用されないことがあった不具合を修正。
レッドチームでチャンピオンに与えるダメージが遅延したり、ダメージ量が低下していた不具合を修正。
デバフがダメージを与える前に対象指定可能かどうかをチェックしないように変更。
デバフがダメージを与える前にランブルから700ユニット以内にあるかをチェックしないように変更。

R - イコライザー
ティック頻度:0.5秒 ⇒ 0.25秒
ダメージゾーン全体で持続時間が最大まで適用されるように変更。
最初に投下された際に急速にダメージを与えないように変更。
レッドチームでチャンピオンに与えるダメージが遅延したり、ダメージ量が低下していた不具合を修正。

シャコ

固有スキルのダメージが低下。Qのダメージが低下、クールダウンが延長。
シャコはバン率が徐々に上がってきているので、Qで繰り返しインビジブル状態になれる点など、彼を相手にした際に感じるフラストレーションの低下が期待できる部分について弱体化を行いました。現在はADビルドよりもAPビルドの方が強力ですが、依然としてADが彼のメインのビルドではあるため、両方に調整を行っています。

固有スキル - バックスタブ
増加攻撃力反映率:30% ⇒ 25%
Q - 幻惑
増加攻撃力反映率:65% ⇒ 60%
クールダウン:12 / 11.5 / 11 / 10.5 / 10秒 ⇒ 13 / 12.5 / 12 / 11.5 / 11秒

シンジド

Qの更新頻度を強化。パワーに影響を与える不具合の修正。
ランブルと同様に、レッドサイドでシンジドが与えるダメージが遅延/低下していた不具合を修正しました。その一方で、シンジドは相手に対する毒の持続時間を更新する可能性が高いので、デバフの更新頻度を高めて、平均与ダメージを増加させました。

Q - 毒の軌跡
レッドサイドでチャンピオンに与えるダメージが遅延したり、ダメージ量が低下していた不具合を修正。
毒の更新頻度:0.5秒 ⇒ 0.25秒

サイオン

固有スキルの体力喪失量が低下。Eの物理防御低下量が上昇。Rのダメージが増加。
最近のADサイオンは良い状態にあるとは言えないので、手助けを行いました。まず、サイオンの固有スキルのティック頻度を弱体化前の状態に戻して、相手にとどめを刺すまで拳で殴れる時間を増やし、Eで相手をスナイプした際のダメージを増加させました。また、暴走列車のインパクトをもっと爆発的にしたかったので、Rの増加攻撃力反映率を高めています。これらの変更により幅広い側面のパワーが増加することになるかもしれませんが、特にADサイオンが喜びそうなエリアをターゲットにしました。

固有スキル - 名誉ある死
ティックごとの体力喪失量:2.30~24.4(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 2~19(チャンピオンレベルに応じて)
E - 殺意の雄叫び
物理防御低下:20% ⇒ 25%
R - 猪突猛進
増加攻撃力反映率(移動時間に応じて):40~80% ⇒ 60~120%

サイラス

固有スキルがモンスターに追加ダメージを与えるように。
サイラスがジャングラーとして人気なのは理解できますが、実際にはジャングルを効率的に回れてはいません。そこで、サイラスをジャングルでプレイしたい人たちを後押しするために、ジャングルクリア性能に再度調整を施し、鎖を振り回してジャングルキャンプを倒せるようにしました。

固有スキル - ペトリサイトバースト
モンスターへのダメージ補正:100% ⇒ 150%

トランドル

Wの攻撃速度が高スキルレベルで低下、クールダウンが延長。
トランドルはあらゆるスキル帯で他のジャングラーを叩きのめしており、さらにはプロシーンでも大きな存在感を発揮しているので、彼の直接的な戦闘力を低下させる必要があります。「W - 凍てつく大地」のクールダウンを延長することで、彼と戦うべきタイミングを明確にし、さらにスキルレベルごとの攻撃速度増加量を低下させました。

W - 凍てつく大地
増加攻撃速度:30 / 50 / 70 / 90 / 110% ⇒ 30 / 45 / 60 / 75 / 90%
クールダウン:16 / 15 / 14 / 13 / 12秒 ⇒ 18 / 17 / 16 / 15 / 14秒

ヴァルス

Qのダメージが減少。Wのダメージが高スキルレベルで上昇。Eのダメージが減少。不具合を修正。
このパッチでは、平均的なプレイヤーが使った際のヴァルスを強化しつつ、プロシーンでは弱くなるような調整を行いました。プロシーンでのメインビルドである脅威ヴァルスは弱体化し、その補償として、通常攻撃時効果ビルドを強化しています。

Q - 乾坤一擲
基本ダメージ:90 / 160 / 230 / 300 / 370 ⇒ 80 / 150 / 220 / 290 / 360
W - 枯死の矢筒
通常攻撃時効果の追加魔法ダメージ:6 / 12 / 18 / 24 / 30 ⇒ 6 / 14 / 22 / 30 / 38
E - 滅びの矢雨
ダメージ:60 / 100 / 140 / 180 / 220(+ 増加攻撃力の100%) ⇒ 60 / 90 / 120 / 150 / 180(+ 増加攻撃力の90%)

バグ修正
ヴァルスのRがメインの対象から拡散した際に、拡散した対象に「枯死の呪い」のスタックごとに再びダメージを与えるようになりました。

ヴィエゴ

レベルアップごとの攻撃速度が低下。Qの威力がモンスターに対しては低下、モンスター以外に対しては増加。
ヴィエゴは最近の「クラーケン スレイヤー」の強化も相まって、ジャングルの頂点に登りつつあります。直接的な弱体化を行う代わりに、ヴィエゴがリリースされた際に多くのプレイヤーが使っていたポジションであるソロレーンにジャングルのパワーの一部を移すことにしました。この目的を実現するため、Qの効果をチャンピオンとミニオンに対しては向上させ、ジャングルモンスターに対しては少し低下させました。

基本ステータス
レベルアップごとの攻撃速度:2.5% ⇒ 2.25%
Q - 滅びの王剣
ダメージ:15 / 30 / 45 / 60 / 75 ⇒ 25 / 40 / 55 / 70 / 85
クリティカル率倍率:100% ⇒ 75%
モンスターに対する追加ダメージ:15 ⇒ 0
マークされたミニオンからの体力回復量:50% ⇒ 100%
マークされたモンスターからの体力回復量:145% ⇒ 125%
マークされたチャンピオンからの体力回復量:135% ⇒ 150%

ワーウィック

基本攻撃力が増加。固有スキルのダメージが低スキルレベルで低下。
ワーウィックは操作が簡単でとっつきやすいチャンピオンであり、それは使いやすいジャングラーの典型である少し高めの勝率に表れています。ただし、トップレーンでは強すぎる状態で、オールインでキルしなければシンプルにサステインで逃げられてしまうというフラストレーションに繋がっています。そこで、試合序盤の固有スキルから基本攻撃力へとパワーを移し、試合序盤のリソースを必要としない体力回復効果を弱体化しました。一方で、ダメージとQの体力回復効果は維持、場合によっては強化されるようにします。これらの変更はワーウィックのジャングルでのパワーを保ったまま、トップレーンでのパワーを低下させることを意図しています。

基本ステータス
基本攻撃力:60 ⇒ 65
固有スキル - 永遠の渇き
通常攻撃時追加ダメージ:12~46(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 6~46(チャンピオンレベルに応じて)

シン・ジャオ

基本体力が低下。Qのダメージが減少。
現在、シン・ジャオはゲーム内最高ないしはトップクラスのジャングラーとなっています。そこで、チャンピオンとモンスターに対するダメージを少し低下させつつ、見かけによらず高い耐久力も低下させました。

基本ステータス
基本体力:640 ⇒ 620
Q - 三槍撃
命中ごとの基本追加ダメージ:20 / 35 / 50 / 65 / 80 ⇒ 15 / 30 / 45 / 60 / 75

ユーミ

Qのダメージが減少。Wの体力回復量とシールド量、通常攻撃時効果の体力回復量が低下。
ユーミは最近の弱体化に対する耐性を示し続けているため、この猫の話に終止符を打つ調整を行います。終止符といっても、要は彼女が適切なパワーレベルとなるように、試合終盤に強い状況を緩和させるということです。

Q - きまぐれミサイル
強化基本ダメージ:80 / 140 / 200 / 260 / 320 / 380 ⇒ 80 / 135 / 190 / 245 / 300 / 355
W - ユー&ミー!
体力回復効果およびシールド量:5 / 7.5 / 10 / 12.5 / 15% ⇒ 4 / 5 /6 / 7 / 8%
通常攻撃時効果の体力回復量:3 / 5 / 7 / 9 / 11(+魔力の4%) ⇒ 3 / 4 / 5 / 6 / 7(+魔力の3%)‎

ザイラ

Eのクールダウンを短縮。Rのダメージが増加。
現在、ザイラは少ししおれており、以前の健全なパワーレベルを下回っているようです。そこで今回は、彼女の代名詞であるE>Rコンボを中心に水をやり、集団戦の強さをもたらせるようにしました。試合終盤に焦点を当てたRの強化はミッド運用への小さな後押しにもなるでしょうが、彼女がそこに根を張れるようにするには、まだ追加の調整が必要だと考えています。

E - 捕縛の根
クールダウン:12秒 ⇒ 11秒
R - 茨のゆりかご
基本ダメージ:180 / 265 / 350秒 ⇒ 200 / 300 / 400秒

アイテム

実験的ヘクスプレート

‎「実験的ヘクスプレート」はとてもニッチなアイテムであり、使用するチャンピオンが限定されています(ノクターンさん、こんにちは)。このアイテムのユーザーをもっと拡大したいので、強化状態に大幅な強化を行いました。

「オーバードライブ」の攻撃速度:30% ⇒ 50%
「オーバードライブ」の増加移動速度:15% ⇒ 20%

システム

バロンナッシャー

前回のパッチでバロンの体力自動回復を削除しましたが、試合時間に応じて毎分増加する追加の自動回復分を見逃していました。この分かりにくいステータスを特定して潰したため、今度こそバロンが戦闘中に体力を自動回復することはなくなりました。前回と同様、バロン討伐にかかる時間を同程度に保つために、これと相殺する形で体力を増加させています。

基本体力:11,500 ⇒ 11,800
1分ごとの体力:180 ⇒ 190
毎分増加する毎秒体力自動回復量:0.375 ⇒ 0


新スキン「ブロックヒコーキ」「プロボウラー リリア」も登場するパッチ「25.16」。サモナーズリフト以外のモードに関する調整やバグ修正など、詳細な変更についてはパッチノート全文をご覧ください。

SPECIAL CONTENTS ここだけの特別な記事