5月26日に、LCKの公式YouTubeチャンネルで新人選手に焦点をあてたドキュメンタリー「New:Blood」のエピソード3が公開されました。エピソード1と2では、今シーズンが初のLCKとなったDNF Berserker選手に密着していましたが、今回のエピソード3からはDplus KIA(DK)Siwoo選手のドキュメンタリーが始まりました。
◆Dplus KIA1軍に昇格した超新星、Siwoo選手
Siwoo選手は今シーズンからDKの1軍に昇格しました。昨シーズンは、16歳ながらLCK CLでソロキル79回という驚異的なスタッツを記録し、LCK屈指の期待の新人TOPレーナーとして注目を集めている選手です。
動画は、冒頭でSiwoo選手とその母が再会する場面から始まり、Siwoo選手の幼少期のエピソードや性格について語られていきます。Siwoo選手へのインタビューでは、彼がプロゲーマーを目指したきっかけや経緯が本人の口から語られています。
その中でも話題となったのが、Siwoo選手の母親が明かした、とあるエピソードでした。
◆中学生で家出をして一人でトライアウトに
もともとSiwoo選手の夢は消防士でしたが、急にプロゲーマーになりたいと言われたと語る母。中学生のときにソロランクでマスターに到達したことをきっかけに、Siwoo選手は徐々にプロゲーマーを志すようになっていきます。
しかし、Siwoo選手は母親をはじめ家族全員からプロゲーマーになることを反対されていました。ある日、「家族が全員で市場に出かけた隙を狙って、荷物をカバンに詰め、中学生ながら一人で電車に乗ってDKのオフィスにトライアウトを受けに行った。夕方になっても帰ってこないので電話をかけると、何も言わず『トライアウトを受けに来た』と答えたんです」と、Siwoo選手の母が当時のエピソードを語りました。スタッフから「家出ですか?」と聞かれると、「はい、家出でした(笑)」と、母は笑いながら答えていました。

このエピソードをきっかけに、母は「一方で、これほど幼い子がどれだけ切実にプロゲーマーを志していたか。この子はもう止められないんだ。今からあなたを信じて応援するから、頑張ってやってみて」と語ったといいます。
他にも動画内では、元チームメイトやコーチからのエピソード、現在のチームメイトであるShowMaker選手や、LCKで同じTOPとして対戦しているNS Kingen選手に関する話などが展開されています。
来週公開予定の『New:Blood』エピソード4でも、Siwoo選手の特集が予定されています。