『リーグ・オブ・レジェンド』の次回パッチ「25.10」における調整内容が予告され、チャンピオンやアイテムのバフ・ナーフ予定が明らかになりました。
次回パッチでは10体のチャンピオンに対する性能調整に加え、半数以上のAP(アビリティパワー)アイテムに対する変更が予定されています。
◆チャンピオンの特色に沿ったビルドへ進むようAPアイテムを調整
『LoL』のリードゲームデザイナーを務めるMatthew Leung-Harrison氏は、Xで「25.10」の変更内容プレビューを公開しました。
特に注目すべきはAPアイテム全般に対する大幅な調整です。「ライアンドリーの苦悶」と「セラフ・エンブレイス」は主に弱体化され、その他のアイテムは価格や性能面で強化・調整が予定されています。「ストームサージ」や「ホライゾンフォーカス」は追加効果が削除されるため、ビルド選択の際には注意が必要です。
また、RiotのPhreak氏は自身のYouTubeチャンネルにて今回のAPアイテム調整の概要や方針について説明する動画を公開。同氏によればAPチャンピオンは大きく以下の5つサブクラスに分類され、それぞれのクラスに適したアイテム設計を考えているとのこと。
アサシン・バーストタイプ
アーティラリー(「砲台」の意。あまり動かずに火力を出すタイプのチャンピオンのこと)
コントロール
バトルメイジ
ファイター&タンク
データによると現在のAPアイテムは全体的にバランスが取れているものの、最近は“耐久力を確保することで戦いながらスキルを打てる回数を増やす”意図で、主にMIDでは「ロッド オブ エイジス」から「アークエンジェルスタッフ(セラフエンブレイスへ進化)」や「ライアンドリーの仮面」を選択する“耐久力ビルド”がどんなクラスのチャンピオンでも主流になりつつあります。
こうした“誰でもRoA仮面ビルド”流行の背景には「バースト系アイテムを選択してもタンクが倒せず、エンゲージされるとすぐに倒されてしまう」という状況があり、今回の調整でよりクラスごとの特徴に沿ったビルドが選択されるようになるか、注目が集まります。

同氏は「似通った12種類のアイテムがあるよりも、完璧な(特徴的な)6種類のアイテムがある方が良い」と、アイテムごとの特徴を明確化していく目的や背景についても言及。「可能な限りアイテムのテキストを減らし、ゲームの複雑さを軽減したい」という狙いも明かされています。
◆BOT・JGで小規模調整。SUPで人気のフィドルにも変更あり
「25.10」では10体のチャンピオンに調整を実施。バフはスモルダーとセナという共に“BOTレーンでスタックを集める”2体で、セナは魂の取得率が、スモルダーはスタックごとのダメージが増加しており、どちらも終盤のパワーが強化されています。
対してシン・ジャオやナフィーリといった競技シーンでも人気のJGが弱体化を受けたほか、ヴァイはQとRに若干の調整を受けています。チョ=ガスはEスキルとベース攻撃速度に変更が入り、主にAA回数の多いTOPレーンでの使用時に大きな影響がある調整となっています。

そして最近SUPのポジションで人気が集まっているフィドルスティックスについては、Qの性能をやや落とす代わりにWの性能でJGとしての性能を維持したままの調整に。次パッチ以降もフィドルサポの人気は保たれるでしょうか。
パッチ「25.10」では上記の変更に加えてカジュアルな新5vs5ゲームモード「ブロウル」の実装も予定されています。
なお、これらの調整はPBE段階のため、本実装までに変更が入る可能性があることにも留意が必要です。詳細な変更については次回パッチの配信をお待ちください。