ぶいすぽっ!メンバーとゲストチームがさまざまなゲームタイトルで戦うイベント「VSPO! SHOWDOWN」が、3月22日・23日に東京・両国国技館にて行われます。『VALORANT』種目(23日に実施)では、リーダーの夢野あかりさんを筆頭としたぶいすぽっ!チームが、元プロでありキャスターのTORANECOさんのコーチングのもと、連日練習に励んでいます。
6日間ある練習日の4日目にあたる3月16日(日)では、スクリム(練習試合)においてぶいすぽっ!チームが大差で敗北してしまう厳しい状況に。試合内の声がけ問題などの課題が浮き彫りとなったほか、急きょ練習日が追加されるなど、本戦に向けたラストスパートがはじまっています。
◆ ぶいすぽっ!チームの練習も佳境に、課題はチームの共通認識
この日の練習では計5マップをプレイ。とりわけ最初にプレイしたヘイヴンでは3-21(スクリムでは24ラウンドをプレイする)と大きなスコア差をつけられてしまう結果に。
コーチのTORANECOさんは「スコア差ほど悲観する内容ではない」としつつ、普段エイムやケアできていた部分に割いていたリソースをコールに割いていたことが結果としてあらわれてしまったと分析。細かなフィードバックをしつつ「慣れが解決する」としました。

また、現在IGL(インゲームリーダー=ゲーム内の司令塔)をデュエリストである夢野あかりさんが担っていることについて、猫汰つなさんは「デュエは目の前の戦いに集中する必要があるから、できれば私が(イニシエーターをプレイしていることから)なんとかしてあげたいけど、何も言えないのが申し訳ない」と気遣い、夢野あかりさんさんが「全然大丈夫!」と振る舞う場面も。TORANECOさんいわく、夢野あかりさんが開幕のコールおよび最終的にすることをコールし、そのほかの部分をメンバーでサポートしていく形がベストと提案。
一方で、試合内で全員がコールや要求をすることは、連携を高める効果がある一方で、各々が「ここでアビリティーを使ってほしかったのに」といった“思考のズレ”を生むリスクも伴います。「この場合はこれが正解」といった、チームにとっての最適解を共通認識として持てるように練習を重ねる必要があるとTORANECOさんは指摘しました。
残された練習日は、18日(火)と21日(金)の2日ですが、急遽19日(水)にも練習日を追加することに。また、6人そろった時間以外にも、各々がコンペティティブなど自主練に励んでいます。TORANECOさんは配信の最後に「コールを5人でするハードルを感じた」とコメント。残りの3日間で、どこまでチームを仕上げられるかが鍵となります。
「VSPO! SHOWDOWN」は、3月22日・23日に東京・両国国技館にて開催。イベントの模様はぶいすぽっ!公式YouTube及びTwitchで無料配信されるほか、ABEMA PPV(ペイパービュー)も発売中です。そのほかの採用タイトルや詳しい情報は公式サイトをご確認ください。
◆『VALORANT』出場メンバー

■ぶいすぽっ!チーム
猫汰つな (イニシエーター)
英リサ (イニシエーター)
夢野あかり (リーダー/デュエリスト)
花芽すみれ (コントローラー)
紫宮るな (センチネル)
TORANECO (コーチ)
■ゲストチーム
SurugaMonkey
Killin9Hit
まざー3 (リーダー)
トナカイト
葉