シンガポールを拠点とするプロゲーミングチーム「Paper Rex (PRX)」は、「VCT Pacific 2025 Kickoff」をベスト7-8で終え、Masters Bangkokへの出場を逃したことで、昨年の「Champions」まで9大会連続で続いていた国際大会出場記録が途切れました。
「VCT Masters Toronto」の出場に向けて「VCT Pacific Stage 1」での復調を目指すPRXについて、チームをまとめるalecksコーチがチームの現状や、新たに加入したPatMen選手について海外メディアで語りました。
◆PRXは固定IGLを定めないスタイルを継続
alecksコーチはStage 1に向けてチームにとって重要なことは、ウェイレイが追加されたことによる“メタの進化に適応すること”であるとし、「今回はエージェントの変更にもっと備えていきたい。キックオフではテホをうまく組み込めなかったから、そこに焦点を当てている。我々は新しいエージェントに慣れようとしている途中なので、少し時間がかかるだろう」と話しました。
また、「PRXに固定のIGLを置かないのか」という質問に対し「変更はない。我々は独自の考え方を持っている。今シーズンは特に変更するつもりはない」とその考えを否定しました。
続いてPRXに新たに加入したPatMen選手については「彼は我々を相手にしたスクリムで良いプレイをした。良い選手だと思ったのでトライアウトしてみたら、実際に良いプレイをした。彼がビザを取得次第、どのように活躍するのか期待しています」と答え、本インタビューを締めくくりました。
PRXの「VCT Pacific Stage 1」における初戦は、3月23日(日)17時からの対DRX戦となります。VCT Pacific Kickoffのチャンピオンと初戦で対峙するPRXは、見事勝利を挙げ、初戦から勢いに乗ることはできるでしょうか。