2025年3月5日(日本時間)、『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチノート「25.05」が配信されました。3月10日に開幕する今シーズン初の国際大会「First Stand」で採用されるバージョンとなり、チャンピオン性能調整に加え、プロシーンで流行中の「スワップ」戦術を禁止するシステムが導入されています。
◆トピックス
スワップ自動検出システムが実装
プロシーン向けの調整として、本来の担当レーンを入れ替えて序盤を戦う「レーンスワップ」への対策システムが導入。レーン戦の開始直後にJG以外のチャンピオンがレーンに2体存在することが検知されるとペナルティが与えられる仕組みになっています。詳しくは以下の記事をご確認ください。
12体のチャンピオンが調整、SUPでも人気のエリスは弱体化
今パッチのチャンピオン調整は12体。注目は電撃バフを受けてSUP・JGで高勝率を記録していたエリスで、前パッチの調整を受けてなお勝率が上昇する事態となっていたため、今パッチでQスキルのダメージが低下しています。

また、安定ピックとして優先度の高かったアンベッサとカ・サンテ、アッシュ、フレックスとして活躍していたオーロラも弱体化。APビルドやMSビルドの開拓で話題を呼んでいたチョ=ガスですが、QWEの3つのスキルに変更が入ってダメージ出力を抑える弱体化が行われています。
強化されたチャンピオンとしてはポッピーがTOP・JG向け強化となる調整が実施されたほか、アフェリオス、ドクター・ムンド、セラフィーン、ゼドがバフを受けており、フィアレスドラフトが採用される国際大会での出番にも注目です。
2人組で戦う「アリーナ」が登場 へクステックチェストも復活
「25.04」では“2vs2vs2vs2”の対戦モード「アリーナ」が復活登場。今回はやり込み要素となる「名声」システムや、対戦中にチャンピオンが特別な効果をもたらす「主賓」システムなどが実装されています。

マップも新たに追加されたほか、チャンピオンをランダムで選択する「勇気」など多様性を生み出す仕組みも盛り込まれています。前回の登場時も人気の高かったアリーナモードは期間限定の登場となりますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、今パッチでは変更が入っていたヘクステックチェストやチャンピオンの入手についても再度変更を実施。詳しくは関連する公式のUpdate記事をご確認ください。
◆パッチハイライト
ヘクステックチェスト、チャンピオンの入手方法、その他のアップデート
私たちが最近行なったいくつかの変更の中には、皆さんの期待に反するものがありました。いただいた声から明確になったのは、調整すべき点があるということです。
そこでLoLが皆さんにとってこれからも価値のある体験であり続けるように、いくつかアップデートを行います。これらの変更のいくつかは今パッチで導入されますが、リリースされるまでにもう少し時間がかかるものもあります。
変更の詳細については最新のDev Update動画とブログ記事でお話ししていますので、これらもぜひご覧ください。内容を要約すると以下のようになります。
25.05 - ヘクステックチェスト&キーx10�無料パスで8つ、名誉システムから追加で2つ(年間最大60個) - パスおよび名誉システムで獲得できるチェストはチャンピオンマスタリーで獲得していたものと全く同じになります。名誉システムを介したヘクステックチェスト2つは、パッチ25.06からの登場となります。
25.05 - 無料バトルパススキンとヘクステックチェストを置き換え
25.05 - すべてのチャンピオンの入手に必要なブルーエッセンスのコストを50%引き下げ
25.05 - 有料パススキン1種の代わりに、有料バトルパスへミシックエッセンスx25を追加
25.05 - Clashを月に1度の頻度に戻す
25.06 - 当初の予定通り、ユアショップが復活
25.07 - 当初の予定通り、ブルーエッセンスストアが復活
25.05のパッチ期間中(詳細未定) - すべてのキーのかけらをキーに集約、端数のかけらは切り上げ。(0個より多い)端数のキーのかけらは切り上げられて3つのかけらとなり、インベントリでキーに合成できます。正しく機能することを確実にするため、これの実装には少し時間がかかりますが、25.5中のいずれかのタイミングで実施する予定です。
時期未定(対応中) - イグゾルテッドスキン「サン・ウザル モルデカイザー」は改善のためリリースを延期
時期未定(対応中) - 今後のバトルパススキンの品質を向上
Act 2 バトルパス報酬の全容
Act 2開始にあたり、アップデートされたバトルパスは、上記にハイライトした要素が反映されたものになります。各レベルにおいて、どのように変化するのかが視覚的にわかるように便利な表形式に以下まとめました。
パスレベル
旧パス
新パス
1 無料
ようこそ、ノクサスへ アイコン
2 有料
テーマ戦利品
3 無料
ランダムアイコン
ヘクステックチェスト + キー
4 無料
オレンジエッセンスx125
ミステリーエモート
5 有料
古の火花x1
6 無料
ブルーエッセンスx1000
ブルーエッセンスx2000
7 有料
テーマ戦利品
8 無料
オレンジエッセンスx125
ミステリーアイコン
9 無料
ミステリーエモート
ミステリーエモート
10 有料
タロン スキン + 恒久チャンピオン
11 有料
最後の清算タロン ボーダー
12 無料
チャンピオンカプセル
13 有料
テーマ戦利品
14 無料
オレンジエッセンスx125
ミステリーアイコン
15 無料
アリスター エモート
ヘクステックチェスト + キー
16 無料
ブルーエッセンスx1500
ブルーエッセンスx3000
17 有料
テーマエモート
18 無料
レル アイコン
ミステリーエモート
19 有料
古の火花x1
20 無料
サイオン スキン + 恒久チャンピオン
ヘクステックチェスト + キー
21 有料
ミステリーエモート
22 無料
チャンピオンカプセル
23 無料
ミステリーアイコン
ヘクステックチェスト + キー
24 有料
武器を取れ アイコン
25 無料
脅威 エモート
26 無料
ブルーエッセンスx2500
ブルーエッセンスx4000
27 有料
テーマ戦利品
28 有料
オレンジエッセンスx125
オレンジエッセンスx250
29 無料
チャンピオンカプセル
30 有料
アリスター スキン + 恒久チャンピオン
ミシックエッセンスx25
31 無料
最後の清算アリスター ボーダー
ヘクステックチェスト + キー
32 無料
グロリアスチャンピオンカプセル
33 無料
テーマ戦利品
戦士の気迫アイコン
34 有料
戦士の気迫アイコン
テーマ戦利品
35 有料
ミステリーワードスキン
ミステリーアイコン
36 無料
ブルーエッセンスx4000
ヘクステックチェスト + キー
37 有料
オレンジエッセンスx125
ミステリーワードスキン
38 無料
黒薔薇団の新参者 タイトル
39 有料
オレンジエッセンスx125
オレンジエッセンスx350
40 有料
レル スキン + 恒久チャンピオン
サイオン スキン + 恒久チャンピオン
41 有料
最後の清算レル
ボーダー + アイコン最後の清算サイオン
ボーダー + アイコン42 無料
ミステリーエモート
ヘクステックチェスト + キー
43 有料
オレンジエッセンスx250
オレンジエッセンスx400
44 有料
テーマ戦利品
45 無料
ミステリースキン(エピック以下)
ヘクステックチェスト + キー
46 有料
ノクサスの闘技場 アイコン
47 有料
テーマ戦利品
48 有料
古の火花x1
49 有料
味わって エモート
50 有料
プレステージ ダリウス スキン
ボーダー + アイコン51 無料(繰り返し)
ブルーエッセンスx750
52 無料(繰り返し)
ブルーエッセンスx750
53 無料(繰り返し)
ブルーエッセンスx750
54 無料(繰り返し)
ブルーエッセンスx750
55 有料(繰り返し)
オレンジエッセンスx25
*空欄の場合は変更なし
変更点のFAQ
これらの変更を発表して以来いくつか質問が寄せられているので、その回答を見てもらえるよう、ここにいくつかまとめておきます。
「チェストはナーフされるの?」
ヘクステックチェストの中身のドロップ率は昨年と変わらず、この点に関しては何も変更の予定はありません。「チャンピオンのかけらはどうなるの?価値が低下するのでは?」
私たちの狙いは、これらのかけらの分解価値を弱体化することではありません。パッチ25.05のリリースと共に、チャンピオンのかけらの分解価格とコストを切り離す修正が行われます。これにより、かけらはチャンピオンコストの50%引き下げ前に分解した場合と同等の価値に分解されます。FAQの内容をまとめると、かけらは同価格で分解されますが、チャンピオンのコストは引き下げられます。
「レルとアリスターのスキンがAct 2のパスからなくなった今、スキンを入手する別の方法は用意されますか?」
これは私たちが次に解決すべき問題のリストに含まれているもののひとつです。率直に言って、アリスターのスキンはあまり良いものではなかったとあらためて認識しました。元から至らない部分があったことを踏まえ、このスキンの改善を試みるよりも、アリスターの別のスキンに時間をかけることを考えています。レルに関しては、彼女のスキンを975 RPでそのままショップに追加する予定です。◆レーンスワップ
このプロ帯へ焦点を当てたパッチでは、レーンスワップ(レーンの入れ替え)に対する大胆な対策を行います。念のためご説明すると、レーンスワップはプロの試合では頻繁に行われている戦術で、従来型の1v1のトップと2v2のボットレーンのマッチアップの代わりに、不均衡な2v1のレーンを作り出そうとするものです。この不均衡によって、レーンスワップ自体に耐えられない一部のチャンピオンがほぼプレイ不可能な状態に陥るだけでなく、視聴者も従来型のレーン戦で見られていた1対1のエキサイティングな戦いを見られなくなり、プロ帯のプレイヤーも、この不均衡な状態のレーン戦を楽しめていません。
以前取られたレーンスワップを減少させるための対策(試合序盤のトップとミッドの外側タワーが受けるダメージを低下させるもの)は十分ではなく、序盤のレーン戦をスキップすることで得られるメリットの方が、タワープレートから得られるゴールドの価値を上回っていました。これを受けて、試合の序盤に非従来型のレーンの割り当てでプレイする行動を対象に、重いペナルティーを導入します。誤解のないようにお伝えしておきますが、これらのルールはジャングラー無しでプレイするチームには影響を与えませんので、2/1/2ファン(LoLの全試合の1%未満)の方は今後もトップでデュオレーンを楽しむことができます。
レーン戦フェーズ開始後、試合序盤フェーズでジャングラー以外の2体のチャンピオンが一緒にいると、それが検知されます。この状態になった場合、従来通りのレーン戦フェーズをプレイするよりも遥かにデメリットが大きくなるゴールド面のペナルティーが与えられます。また、防衛側のチャンピオンは周囲のミニオンやタワーのキルから100%のゴールドと経験値を獲得できます。さらに、ペナルティーを受けたトップレーナーはタワーダイブがほぼ不可能になるでしょう。対象時間も短く、レーンスワップ自体が散見される程度であることから、プロ以外の試合に対するこれらのルールの影響は限定的になると考えています。
レーンスワップの検出
試合時間1:30から3:30までの間に、両者ともにジャングルアイテムを持っていない2体の敵チャンピオンが、トップ/ミッドレーンおよびその周辺のエリアに入った場合に検出されます。
チームにジャングラーがいない場合は、上記のルールは無効化されます。
チームにジャングラーが2体以上存在した場合は、ジャングラーがチェック対象に含まれます。
レーンスワップ検出によって検知されそうになったチャンピオンには警告のピンが表示され、このままだとレーンスワップのペナルティーが発動することを警告するテキストも表示されます。
レーンスワップ検出を発動させたチャンピオンはデバフを受けて、チャンピオンの頭上にアイコンが表示され、レーンスワップのペナルティーを受けていることを示す警告文が繰り返し表示されます。検出中
防衛側のタワーが95%のダメージ軽減効果を獲得します。レーンスワップが検出されなければ、「防衛拡張」がダメージを軽減しなくなります。
防衛側のタワーはミニオンに1000%のダメージを与えます。
防衛側のタワーとミニオンはキルによるゴールドと経験値を、そのレーンで最も近くにいる味方チャンピオンに付与します。
レーンスワップを行っているチャンピオンはミニオンから獲得するゴールドと経験値が50%低下します。これはエリアを離れてからも、トップレーンでは20秒間、ミッドレーンでは6秒間効果が持続します。
トップレーンのみ、防衛側のタワーがチャンピオンに1000%のダメージを与えるようになり、防衛側のチャンピオンはタワー下で50%のダメージ軽減効果を獲得します。アタカンの出現への影響
同じレーン内のチームの2つのタワー間で発生したデスがより適切に反映されるように、タワーダイブに関してアタカンの出現ルールに調整を行います。また、最初の数回のキルとタワーダイブがスコアに与える影響も高めます。これによって、試合序盤の試合展開が貪欲と破滅のどちらのアタカンが出現するかに対して与える影響力が高まります。
パラゴンクロマのアップデート
パラゴンクロマが煌めくプリズムのミラーボールにならないように変更を行うことを直近考えていました。ミラーボールが嫌いなわけではないですが、テクスチャーのインパクトが少し強すぎたので、それを抑えたいと考えたのです。「Arcane」のパラゴンクロマを対象にこの変更を行いましたが、ご存じの方もいるように、それに伴って「Hall of Legends」のパラゴンクロマにも遡って変更が反映されていました。ただ、すでにリリース済みのスキンなので、(すでにプレイヤーの皆さんが所有しているスキンには特に)大きな変更は行いたくありません。そこで、このパッチでは、両者の中間となるように変更を若干元に戻しました。
サモナーズリフトのマップ
ノクサスマップにアップデートを行い、特にレーンの陰鬱とした雰囲気を抑え、全体的な雰囲気を通常のサモナーズリフトのマップに少し近づけます。建造物にも枝葉が伸びているようですね。庭師がお休みでも取ったのでしょうか?
◆チャンピオン
アンベッサ
Eのダメージが低下。
アンベッサは耐久力の低い対象を素早く暗殺するのが少し上手すぎるので、基本ダメージを低下させて、対象をキルするには適切な回数のスキル発動が必要となるようにしました。E - ラセレイト
ダメージ:40/65/90/115/140(+増加攻撃力の60%) ⇒ 40/60/80/100/120(+増加攻撃力の60%)アフェリオス
攻撃速度反映率が増加。
アフェリオスは致命的に弱い訳ではありませんが、彼の現在のビルドは通常攻撃よりもスキルベースの火力に焦点を当てています。そこで、彼の攻撃速度反映率を強化して、アフェリオスの攻撃速度に投資するメリットを高めました。基本ステータス
攻撃速度反映率:0.640 ⇒ 0.658アッシュ
Rのダメージが減少。
前回のパッチのアッシュの強化は少しやり過ぎだったので、行き過ぎた部分を戻しました。アッシュはすでに意図されたパワーレベルに近いので、今回の変更は小規模な弱体化となることを狙ったものです。R - クリスタルアロー
基本ダメージ:250/450/650 ⇒ 200/400/600オーロラ
Eのダメージが減少。
オーロラは試合の中盤に対象を捕まえて瞬間火力で倒してしまうのが上手すぎるので、安定して与えられる瞬間火力を低下させて、彼女から逃げる際に受けるデメリットを少し低下させました。E - ウィアーディング
ダメージ:70/110/150/190/230(+魔力の80%) ⇒ 70/110/150/190/230(+魔力の70%)
R - 世界の狭間
境界に触れた際のスロウ効果:75% ⇒ 50%チョ=ガス
Qのダメージが減少。Wのダメージが低下。Eのダメージが低スキルレベルで低下、高スキルレベルで増加。
ミッドレーン高速チョ=ガスが飛び抜けた活躍を見せて広まっているため、彼のパワーレベルを妥当なレベルまで低下させました。このプレイスタイルが強力になっている理由は通常スキルの瞬間火力なあるので、これを弱体化の対象としました。Eのダメージを調整してスキルレベルへの依存度を高めますが、これは瞬間火力チョ=ガスには軽めの弱体化である一方、トップタンクチョ=ガスに向けてはQとWのダメージ減少に対する補償となります。
Q - ラプチャー
ダメージ:80/145/210/275/340(+魔力の100%) ⇒ 80/140/200/260/320(+魔力の100%)
W - スクリーム
ダメージ:80/135/190/245/300(+魔力の70%) ⇒ 80/130/180/230/280(+魔力の70%)
E - ヴォーパルスパイク
ダメージ:20/40/60/80/100(+対象の最大体力の3%(+スタックごとに0.5%)) ⇒ 20/40/60/80/100(+対象の最大体力の2.5/2.75/3/3.25/3.5%(+スタックごとに0.5%))エリス
ヒト・蜘蛛の両形態でQのダメージが減少。
前回パッチの調整はエリスジャングルとエリスサポートのパワー差を少なくすることには成功しましたが、強化の程度が大きすぎました。彼女の攻撃のパワーが子蜘蛛の継続的な攻撃中心になっていることには満足しているので、スキルの瞬間火力を低下させました。ヒト形態Q - 神経毒
ダメージ:40/75/110/145/180(+対象の体力の4%)(+魔力100ごとに3%) ⇒ 40/70/100/130/160(+対象の体力の4%)(+魔力100ごとに3%)
蜘蛛形態Q - 毒牙
ダメージ:60/90/120/150/180(+対象の減少体力の8%(+魔力100ごとに3%)) ⇒ 50/80/110/140/180(+対象の減少体力の8%(+魔力100ごとに3%))カ・サンテ
固有スキルのダメージが低下。Wのダメージが低下。
カ・サンテは序盤のレーン戦フェーズがあまりに強く、試合終盤の火力においても特にチャージした「切り開く猛進」まわりが少し刺激的で、過度に強くなっています。範囲を絞った調整で、これら両方の要素を弱体化しました。固有スキル - 不屈の本能
マークダメージ:20(+対象の最大体力の1~2%(チャンピオンレベルに応じて)) ⇒ 12(+対象の最大体力の1~2%(チャンピオンレベルに応じて))
W - 切り開く猛進
「オールアウト」の追加確定ダメージ:10~100%(詠唱時間に応じて) ⇒ 10~80%(詠唱時間に応じて)ドクター・ムンド
基本体力が増加。
ドクター・ムンドは数パッチに渡って弱い状態が続いており、彼のお気に入りのアイテムの大半が最近になって弱体化された影響も相まっています。そこで、アイテムから得ていた体力の減少分の補償として、彼の基本体力を強化しました。ドクター・ムンドのスキルのほとんどは最大体力に応じてスケーリングするので、この基本体力の強化には多くのチャンピオンよりも大きな価値があるでしょう。基本ステータス
体力:613 ⇒ 640ポッピー
レベルアップごとの攻撃力が増加。固有スキルのシールドの計算式をリワーク。Eのダメージが低下。
最近、タンクアイテムが弱体化されたことで、ポッピーはトップレーンでかなり弱体化されており、ジャングルでも少し弱くなっていますが、サポートは全体的にかなり強いままとなっています。そこで、再びトップとジャングルを強化して、サポートのパワーを低下させる調整を行いました。投資が少ない瞬間火力の一部を低下させることで、彼女のレベルへの依存度を高めるのが狙いです。基本ステータス
レベルアップごとの体力:104 ⇒ 110
固有スキル - 鋼鉄の大使
シールド:最大体力の13/15.5/18%(チャンピオンレベル1/7/13) ⇒ 最大体力の11~20%(チャンピオンレベルに応じて)
E - ヒロイックチャージ
最大ダメージ:100/140/180/220/260(+増加攻撃力の100%) ⇒ 80/120/160/200/240(+増加攻撃力の120%)セラフィーン
Qの最大ダメージが増加。
セラフィーンは一般的なメイジサポートと比較しても少し苦戦しており、ボットレーンメイジの標準から見ても苦戦具合が際立っているので、彼女の最も一般的なQ最大化のスキル習得順を少し強化しました。戦闘で追加ダメージを求めてQを2回発動するのはほとんどの場合で適切な選択肢となっていないため、状況に応じたチャンピオン固有のダメージを通して、これをより強力な選択肢にします。Q - ハイノート
チャンピオンへの最大追加ダメージ:60% ⇒ 75%スカーナー
Qのスロウ効果時間が短縮し、最後の攻撃の追加ダメージが低下。Eのクールダウンが延長。
スコーピオンにさらなる弱体化を行いました。今回の対象は高スキル帯のプレイヤーがQを最適化する能力です。また、彼の機動力のクールダウンを延長して、逃げる前にエンゲージにもっと長い時間をかけることを強制します。Q - 砕けし大地
スロウ効果時間:1.25秒 ⇒ 1秒
最後の攻撃の追加ダメージ:+対象の最大体力の10% ⇒ +対象の最大体力の8%
E - イシュタルの衝撃
クールダウン:20/19/18/17/16秒 ⇒ 22/21/20/19/18秒ヨリック
Rのモンスターへのダメージの上限が低下。
ヨリックはジャングラーとして異常に強く、レーナーとしてもそれなりに強くなっています。彼がアルティメットスキルを発動してキャンプやエピックモンスターをあっという間にクリアする能力を弱体化しました。これはレーンヨリックにも影響を与えますが、主にジャングラーとして素早くキャンプをクリアする能力が弱体化されるでしょう。R - 嘆きの墓標
「霧の乙女」のマークしたモンスターへのダメージ上限:100 ⇒ 50ゼド
Eのダメージが増加。
ゼドはまだ少し疲れているようで、栄養注射が必要な状態です。そこで、自身の体へのリスクか、影をクールダウン状態にすることと引き換えにダメージを増加させることにしました。E - 影薙ぎ
ダメージ:65/90/115/140/165(+増加攻撃力の65%) ⇒ 70/95/120/145/170(+増加攻撃力の80%)◆アイテム
このパッチでは、ステータスがスタックする要素を持つアイテムのツールチップに変更を行い、それらのステータスにアイテムのそれぞれの効果から得る値が反映されるようになりました。この変更は「女神の涙」、「ロッド オブ エイジス」、「心の鋼」、「冬の訪れ」、「マナムネ」、アークエンジェル スタッフ」、「ユン・タル ワイルドアロー」などのアイテムで確認できます。
フロー ウォーター スタッフ
シールドや体力がベースのバフは、ソナのようにクールダウンが短いサポートだけでなく、多くのサポートにとって強力となるように、十分な長さに渡って続くことが重要です。「フロー ウォーター スタッフ」に軽めの強化を行い、バフの効果時間を「アーデント センサー」と同じ6秒にして、クールダウンの長いエンチャンターでも活用できるようにしました。
「急流」の魔力バフ効果時間:4秒 ⇒ 6秒
ユン・タル ワイルドアロー
「ユン・タル ワイルドアロー」は一部の従来型のボットレーンマークスマンから好反応を得ていますが、近接クリティカルキャリーには良好なクリティカルアイテムが欠けています。このアイテムに遠隔/近接の個別調整を追加して、近接チャンピオンがビルド内でクリティカルアイテムを早めに入手できるようにしました。
「訓練を積めば脅威となる」のスタックごとのクリティカル率:スタックごとに0.2% ⇒ 0.4% / 0.2%(近接/遠隔)
◆ルーン
アクシオム アルカニスト
「アクシオム アルカニスト」は少し強すぎで、プレイヤーもそれに気付いているので、高すぎる瞬間火力を低下させました。全体として、「マナフローバンド」のグループに競争力の高い選択肢があることには満足していますが、そのパワーをもっと妥当なレベルに調整したいと思います。
単体対象アルティメットスキル強化: 14% ⇒ 12%
範囲効果アルティメットスキル強化:9% ⇒ 8%「気迫」ルーン
「気迫」はゲーム内で最も弱いルーンのひとつとなっているので強化が必要です。スケーリングルーンである「超成長」との立場の違いを明確にするために、今回の強化はやや試合の序盤に焦点を当てています。
増加防御力:2~10(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 6~12(チャンピオンレベルに応じて)
第六感
「第六感」は前回の強化後も比較的に弱いままとなっているので、クールダウンをさらに短縮して、遠隔の個別調整を完全に削除しました。
クールダウン:275秒/350秒(近接/遠隔) ⇒ 250秒
パッチ「25.04」では新スキン「最後の清算」シリーズも登場。
へクステックチェストに関する変更やマップのアップデートなど、詳細な変更点や細かなバグ修正等についてはパッチノート全文をご確認ください。