X(旧Twitter)が提供するAIチャットボット「Grok」に自分をゲームキャラに例えさせる流れがにわかに流行している模様。どのチャンピオンに例えられるのか試してみるのも面白いかもしれません。
◆Xと紐付いたGrokならではの活用方法
Grokはイーロン・マスク氏が設立したxAIによって開発された対話型のAIチャットボットです。ユーザーの質問に対して情報を提供するだけでなく、ウィットに富んだ返答をするユーモアセンスも持ち合わせています。また、Xにある情報をリアルタイムに学習している点が最大の特徴であり強み。登場当初はXの有料会員(X Premium+)のみ利用可能でしたが、2024年12月には全ユーザーにGrokの基本機能を開放しました。
2025年1月上旬、XではこのGrokに「自身をLoLのチャンピオンで例えさせる」流れがにわかに流行中。『リーグ・オブ・レジェンド』や『VALORANT』コミュニティでも一般ユーザーを中心にこの流れがみられます。他のAIチャットボットとは異なり、自身の情報をベースに回答を引き出せる、Xと紐付いたGrokならではの活用方法と言えるでしょう。
◆神楽めあと鷹宮リオンは「アーリ」
著名ストリーマーやVTuberもこちらの質問を自身のXで投稿。神楽めあさんは「アーリ」だそうで、歌やパフォーマンスでファンを魅了する神楽めあさんと、配信で視聴者を引きつける力をアーリと関連付けている模様。にじさんじの鷹宮リオンさんも同様にアーリとされていますが、理由の部分が神楽めあさんとは一部異なります。両名は視聴者にチャームをかけているようで、彼女たちの配信をつい開いてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
◆参考程度に楽しもう
余談ですが、筆者のプライベートアカウントで実際に聞いてみたところ、筆者は「ヤスオ」だそう。実際に筆者の投稿の傾向から分析して、“それっぽい”回答をしています(ただし、ゲームやテクノロジーに興味のある筆者と、風を操るヤスオが似ているのか、私自身は懐疑的であると付け加えたい)。
なお、いろいろと質問をいじってみると、質問の口調を少し変えるだけで回答が変わることもありました。例えば「私をLoLのチャンピオンに例えると?」から「俺をLoLのチャンピオンに例えてください」と、一人称を変えて質問をすると、回答が「エズリアル」に変化。あくまで参考程度に試してみるのが良さそうです。