ライアットゲームズは12月20日(金)、VALORANT Challengers Japan 2025の大会フォーマットに関する概要を発表。通年で得られるサーキットポイント制の導入など大まかな仕組みや、VCT Pacificのアカデミーチームを含む参加数などが明らかになりました。
◆サーキットポイント制の導入
2025年のChallengers Jpanは、Split 1が1月中旬から、Split 2が3月頃、Split 3が7月から8月にかけて行われます。
今年から、Challengers Japanに「サーキットポイント制」が導入。これは各SplitのMain StageおよびSplit 2 Playoffで得られるポイントです。このポイント上位4チームが、Ascensionトーナメントへ進出するためのSplit 3 Playoffに進出します。
また、Split 1、2、3にかけてポイント配分が増加します。獲得ポイントの具体的な数字などは本稿執筆時点で発表されていません。
◆VCT Pacificのアカデミーチームが参加
また、2025年からVCTチームのアカデミーチームがChallengersに参加。日本では、ZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMeのアカデミーチームが、それぞれのMain Stageより参加します。
ただし、アカデミーチームはAscensionトーナメントおよびその参加権を得るためのSplit 3 Playoffには参加できません。つまりサーキットポイントも付与されません。
◆計12チームがMain Stageに出場、Split 1
1月中旬に開幕するSplit 1は、Main Stageとそれに参加するためのAdvance Stageで構成されます。
Advance Stageは、Challengers 2024(最大23チーム)とPremier EP9 Act3(2チーム)、計最大25チームによるブロック制ダブルエリミネーション形式で実施。各ブロックの上位2チーム(計6チームになるとみられる)がMain Stageに進出します。
Main Stageは、Advance Stageの6チームに、Challengers Japan 2024 Split 3の上位4チーム、前述のアカデミーチーム2チームの計12チームで行われます。
Main Stageの上位4チームはSplit 2 Main Stageへ、下位6チームはSplit2 Advance Stageへ進出します。
(アカデミーチームはMain Stageからの参加となるため、それを除外した10チームが、Main Stage/Advance Stageへそれぞれ進出することとなる)
◆プレイオフの終盤はオフライン開催、Split 2
3月から5月にかけて行われるSplit 2は、Advance Stage・Main Stage・Playoffの3つで構成されます。なお、Playoffの終盤はオフラインで実施。上位4チームによる戦いを現地で観戦することができます。
まず、Advance Stageは、Split 1の下位6チーム、Premier EP10 Act1の2チーム、計8チームによるダブルエリミネーション形式で開催。上位2チームがMain Stageに進出します。
Main Stageでは、Advance Stageの上位2チームに加え、Split 1の上位4チーム、アカデミーチームを加えた計8チームが実施。そして上位6チームがPlayoffに進出します。
Playoffでは、Main Stageを1位・2位で抜けた2チームはオフライン進出が確定。3位~6位までのチームがラウンド1で戦い、1位チームが対戦相手を指名できる変則トーナメント形式を採用します。
◆Ascensionへの道、Split 3
Split 3は、7月のAdvance StageとMain Stage、8月のPlayoffの3つで構成されます。
Advance Stageへの出場条件などは調整中ですが、Split 3 Main Stage終了時点でのサーキットポイント上位4チームがPlayoffに進出します。Playoffで勝利したチームは、2025年の年間王者となり、10月に行われるAscensionへ進出します。
大きく変化する2025年のChallengers Japanですが、まだ2024年シーズンは終わっていません。Challengers Japan 2024 Split 3は12月21日・22日に完結。上位4チームが、2025 Split 1に進出します。