「Riot Games ONE 2024（2024年12月14日・15日：Kアリーナ横浜）」にて、VCTに参加するチームを招致した「PRO INVITATIONAL」が開催。EMEAから参加したFnaticは、日本のDFMおよびZETAに快勝、LEVにはOTで惜敗と、ロスターが揃ったばかりながらその強さを発揮しました。
本稿では、12月14日のZETA戦後に行われた合同インタビューの模様をお届け。FnaticからリーダーのBoaster選手と新デュエリストのkaajak選手が出席しました。
◆久々の日本の思い出は「とり善」
――本日の感想をお願いします。
Boaster：このオフシーズン初めての大きなステージでワクワクしました。良いプレイができて楽しかったです。なぜか僕ら日本で強いんです（笑）
kaajak：これだけの大人数の前でプレイするのは初めてでした。楽しく良い気分でプレイすることができてナイスでした。
――Boaster選手は幾度となく日本を訪れていますが、今回はなにか食べ物や思い出など作ることはできましたか？
Boaster：いつも日本に来ることができるのは嬉しいことで、僕にとってオフシーズンに日本に来ることが恒例行事のようになっています。今回はジュンコが教えてくれたクラッカーでチーズを巻いたようなものがとても美味しかったですね。
※編集部注※：ジュンコ氏はソニーのゲーミングギアブランド「INZONE」のマーケティングパートナーシップ担当であり、Fnaticとも縁が深い人物。ここでBoasterが話しているのはお察しの通り“とり善”で提供されている、「パリンチーズ」というメニュー。
kaajak：初来日でしたが、とても楽しくて美味しい食事に驚かされました。スカイツリーに行きましたが、とても綺麗な景色でした。また、BBQ（恐らく焼肉）がとても美味しくて、2日に1回食べるくらいには好きになりました。
Boaster：毎日食べてるよ（笑）
◆今年は『LoL』をせず『VALORANT』！でもちょっと『ポケモン』も
――Boaster選手は昨年のオフシーズンに『LoL』でマスターまであげるチャレンジなどをしていました。今年のオフシーズンはどのように過ごしましたか？
Boaster：去年のようなミスはもうしません（笑）。昨シーズンは僕らの思い通りのプレイができず、オフシーズンではkaajakの加入やLeoの一時的な離脱などがあり、crashiesや一時的に加入するSayonaraなどを含めてチームを強化するために頑張りました。『LoL』はしません、ちょっと『ポケモン』はやるかもしれませんが（笑）。昨シーズンの開幕前は焦っていましたが、今はそういう気持ちもなく落ち着いています。1月までには5マップをプレイできるようにして準備していくつもりです。
――kaajak選手は新しくDerke選手の後のデュエリストとして名門Fnaticに加入しました。プレッシャーなどは感じていますか？
kaajak：今のところプレッシャーや重圧のようなものは感じることなくプレイできていると思うので安心してください。もちろん学ぶべき点もありますが、メンバーともうまくいっていますし、僕の成長を見て欲しいなと思います。
――2025年に向けて目標を教えてください。
Boaster：とてもハードなシーズンになると思います。ただ、いつも大変になるとは思っていますがなんだかんだ高い順位で終えることができていて、今年もそうなると良いです。僕自身もそうですが、チームとしても準備を整えていきたいです。笑いじわと一緒に白髪も増えてきましたが、それが功を奏すると嬉しいです（笑）
kaajak：世界のトップに位置できるようなシーズンにしたいです。チームとしての成長や進化も勢いがあって、スクリムをしていても変化があり、状態も良いです。良い環境で、かつ、良いチームでプレイできているので、良いシーズンになると思います。
――最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
kaajak：いつも応援ありがとう、これからもよろしくお願いします。来てくれたみんなにとても感謝しています。みなさんに会えて嬉しかったです！
Boaster：みんないつも応援ありがとう！いつも敵味方関係なく両方のチームを応援してくれる日本のファンが大好きです。今日も入場のときに男の子が「ひゃ～～～」といって喜んで立ち上がってくれてるのを見て楽しかったよ！
なお、Boaster選手は翌日、別の合同インタビューのために待機する報道陣の前に突然姿を現し、お馴染みの自身のイラストがデザインされたステッカーを全員に配布するファンサービスを実施。好き。
Fnaticは1月15日より開幕するVCT EMEA Kickoffトーナメントに挑みます。Champions 2024出場チームとしてシード権が与えられ、GIANTX vs. BBL Esportsの勝者と戦います。新たなロスターとなったチームがどのようなレギュラーシーズンで見せるのか、そして再び世界王者として返り咲くことができるのか期待が高まります。
