ライアットゲームズは2024年12月6日(金)、『リーグ・オブ・レジェンド』のトレーディングカードゲーム(TCG)「Project K」を発表しました。中国では2025年初頭にローンチ予定、そのほか地域ごとに段階的にローンチされる予定です。
◆『レジェンド・オブ・ルーンテラ』の意思を継ぐリアルTCG
映像では、エグゼクティブプロデューサーのChengran Chai氏、ゲームディレクターのDave Guskin氏が登場。初お披露目となった「Project K」は、配信中の『レジェンド・オブ・ルーンテラ』チャンピオンデザインやフィロソフィーを継ぐものではありながらも、同作のリアル版というわけではなく、さまざまな『リーグ・オブ・レジェンド』のIP作品からアートデザインの面で恩恵を受けています。
映像ではデッキ例の一部が挙げられ、ビクターは小さなユニットをたくさん集めて強化していく、ジンクスは混沌を招き場を混乱させる、といったコンセプトをもったプレイが可能となる様子が示されています。
◆1v1だけでなく、2v2にも対応
本作は1対1で真剣に戦うプレイヤーをメインターゲットとはしつつも、2対2のチーム戦にも対応。競技性やコレクション性を兼ね備え、気軽に友達の家でデッキを持ち寄って遊べるようなソーシャルTCGとして、多くのユーザーに楽しめるものとなっています。
また、TCGタイトルの成功に必要不可欠なコミュニティ発展のため、店舗レベルの大会から全国大会、(可能であれば)世界的なイベントにおよぶ競技シーンの構築を目指しており、プレイヤーが時間とエネルギーを注ぐ価値のある作品へと仕上げていきます。
◆2025年初頭に中国で展開開始
ローンチについては、ゲームルールやカード、アクセサリーなどをローカライズし、サービス開始時から最高の体験が保証できるように準備を進めており、グローバルローンチについては地域ごとに段階的に展開していく予定です。
なお、中国においては印刷、流通、店舗でのプロモーションや大会運営まで一貫して担当できるパートナーが既に決定しており、2025年初頭にまず中国で展開を開始する予定です。そのほか世界各地のパートナー企業の開拓に注力しており、グローバル展開の詳細については近いうちにお知らせする予定です。
また、12月13日~15日に行われる「TFT Macao Open」では体験用デッキを用意するほか、中国語版「Arcane」ボックスセットも販売予定です。そのほか、英語版「Arcane」ボックスセットの予約受付も、来年初めにRiotのマーチャンダイズウェブサイトで開始します。