『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の世界大会「Worlds 2024」の決勝配信にて、2025年より新設されるアジア太平洋の複数地域によるリーグ「 Championship Pacific (以下、LCP)」に参加する8チームが発表されました。
◆日本からはSHG、DFMが参加
LCPはパートナーシップと昇格/降格を組み合わせたリーグ形式を採用しており、パートナーチームとゲストチームが4チームずつ参加します。
発表されたLCP2025の出場チームは以下の通り。()内は現在の所属リーグ
・パートナーチーム
CTBC Flying Oyster(PCS)
Fukuoka SoftBank HAWKS gaming(LJL)
GAM Esports(VCS)
PSG Talon(PCS)
・ゲストチーム
Chiefs Esports Club(LCO)※2024年シーズンは「Team Bliss」として参加
DetonatioN FocusMe(LJL)
Team Whales(VCS)
Vikings Esports(VCS)
また、参加チームの選定にあたっては「地域における競技の価値を最もよく表わす指針に基づき、対象となるすべてのチームについて広範な適正評価を実施」と発表されており、出場チーム編成の基準となった指針として以下の5項目が公表されています。
Dominance(優位性):優秀な戦績でチームの実力を証明し、常にトップを目指して競い合うことができる能力を示していること。
Legacy(功績):アジア太平洋地域のLoL Esportsシーンにおいて確固たる柱として活躍してきた経歴、長年にわたって競技の発展に貢献してきた実績。
Tenacity(不屈の精神):困難を乗り越え、強敵にも毅然と立ち向かい、ライバルやファンたちの闘志を掻き立てるような模範的態度。
Glory(栄光):過去に達成した実績だけではなく、培ってきたファンコミュニティ、情熱、そして人々の記憶に残るような象徴的な瞬間など。
Evolution(進化):限界を超え、新たな価値を生み出し、LoL Esportsをさらなる高みへと導いてくれるような大胆なビジョンを有する将来性。
LJLからは2024年シーズンにおいて春夏連続でPCSプレイオフ2位まで勝ち進み、Worlds 2024にも出場した「SHG」、そして2021年に日本チーム最高となるベスト16に進出するなど長期に渡って国内シーンを牽引してきたDFMが出場チームに選出されました。
なお、LCPは昇格&降格(P&R)システムを採用しているため、ゲストチーム枠のDFMは来シーズンの成績次第でP&Rトーナメントへの出場対象となります。同時に来季からティア2リーグとして実施されるLJLからの昇格の道も残されており、今後はシーズンごとに各地域からの参加枠は変動していくシステムとなっています。
今季は幾度となく強大な壁としてSHGの前に立ちはだかったPSGや、国際舞台で数々の名勝負を演じてきたGAM、そしてLCOを代表して臨むCHFなどさまざまな地域のチームによって構成される新リーグ「LCP」。これまでにない個性が集まるリーグとして、そしてLJLを代表して参加するチームの活躍に注目したいリーグとなりそうです。