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レギュラーステージが終了し、8月26日(火)、27日(水)にプレイオフを控えた「League The k4sen(LTK)」。今回はレギュラーステージを4位で通過した「Precision Diadem(PD)」を振り返ります。各チームの特徴や成績、注目選手の活躍をまとめて、オフラインで行われるプレイオフに向けてチェックしていきましょう。
「PD NEXT」は初戦から勝利を挙げ、MVPに夢野あかりさんが選出。集団戦の判断力と試合を通して安定感を見せ、順調な滑り出しを決めました。その後Day2では惜しくも敗北しましたが、Day3に再び勝利をあげてまざー3さんがMVPに。前半戦は2勝1敗とまずまずの折り返しとなりました。
しかし、Day4以降は連敗が続き、最終的に2勝4敗でレギュラーステージを終了。まざー3さんが「LTK」初のペンタキルを獲得する好プレイもありましたが、惜しくも試合を勝ち切ることができずに課題が残る結果となりました。
PD NEXTのミッドレーンを担う夢野あかりさんは、全6試合中4回にわたってCerosコーチ直伝のハイマーディンガーをピック。チーム内のダメージキャリーとしてプレイすることが多く、
Day1でMVPを獲得した後は苦戦もありましたが、Cerosコーチから「目の前の敵を倒すことしか考えていない」と指摘され、味方のコールを落ち着いて聞く「お受け止め精神」を意識するように。その結果、TPの有無や相手の状況を含めたコールを行うなど、着実に成長を見せています。
Day6試合後のインタビューでも、Cerosコーチに「一番成長したのはあかりん」と評価を受けるほど。プレイオフの初戦で対戦するDomination Crownの空澄セナさんとのミッドレーン対決に注目です。
PD COREは、初戦から3連敗と苦しい滑り出しに。Day4では念願の初勝利を挙げましたが、その後は勝ちの流れを継続することができず、1勝5敗と厳しい成績でシーズンを終了しました。
Day6試合後のインタビューでZerostコーチは、「プレイオフまでにできるようになる課題があり、それを直せば勝てる」とチームの問題点が洗い出せている口ぶり。また「プレイオフまでに用意している隠しの爆弾もある」と、秘策を匂わせています。
注目したいプレイヤーは「千燈ゆうひ」さん。チーム内ではジャングラーを担当し味方のメインコーラーの1人として活躍しています。「LTK」シーズン中の7月28日には人生初のマスターに到達し、「ソロQでマスターになる」というデビュー時の目標を達成しました。また、練習配信では謎の「秘技:入れ替え」も披露。プレイオフでどのような“入れ替え”が巻き起こるのか、目が離せません。
そんな大進歩をみせる千燈さんですが、「コールすべき内容を十分に伝えきれていない」ことを自身の課題として挙げています。プレイオフまでに絶対に改善したいと意欲を見せており、同じくマスター到達者のサポートを務める神楽めあさんとの連携力を高め、勝利につなげられるかが注目されます。
「League The k4sen」プレイオフは、8月26日(火)、27日(水)に幕張メッセで行われます。DAY1に行われるショーマッチの情報なども合わせてチェックしましょう。