ライアットゲームズは日本時間11月6日(木)に『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』にてパッチ14.22を配信します。
本パッチにて、ランダムミッドモードの新マップとして、Netflixアニメシリーズ「Arcane」をテーマにした「進歩の橋」が実装。2025年1月8日(水)までプレイ可能となります。
本稿では、アンベッサのプレイレポートに続き、進歩の橋をプレイした感想をお届けします。変更点やコンセプト、なお、製品版では内容が変わっている場合がある点はご留意ください。
◆Arcaneの重要な舞台「進歩の橋」
ランダムミッドは「オールランダム・オールミッド」モードの略称で、たった一つのレーンの上で5人のチーム同士が正面から激突するゲームモードです。本来は使用するチャンピオンもランダムに選ばれるのですが、今回試遊したビルドでは自由にチャンピオンを選ぶことができました。ただ、製品版ではどうなるかは不明なので注意してください。
進歩の橋は「Arcane」シーズン2の配信を記念した特別マップで、シーズン1以前から続くピルトーヴァーとゾウンを繋ぐ橋がモチーフとなっています。 ランダムミッドのプロダクトリードを務めるEduardo Cortejoso氏は、「Arcane」に登場する象徴的な橋をゲーム内に登場させたいと考えた時、ランダムミッドがうってつけのモードだと確信して開発を進めたと言います。
マップデザインの上で面白いのが、マップ右側はピルトーヴァー、マップ左側はゾウンに分かれており「Arcane」らしさを感じられます。 かつてヴァンダーもゾウンのためにこの橋で戦っていたのかと想像するのも面白いです。
ピルトーヴァー側とゾウン側ではアナウンサーとショップキーパーも別々になっており、2つの街の対比と対立を演出してくれます。
◆ランダムミッドらしさを維持しつつ“サイドレーン”を導入
過去にランダムミッドに改変を行ったときよりも、今回はゲームプレイでの変更点はなるべく抑えてランダムミッドの精神の維持を重要視したとのこと。 そのため、遺物、スノーボール、インヒビターなどに関する調整も控えめになっており、ランダムミッドのファンは「Arcane」らしいデザイン以外では、これまでと変わらない感覚でプレイできるようになっています。
しかし、ただデザインを変えただけではせっかくの「Arcane」シーズン2公開にあわせたお祭りらしさがありません。
進歩の橋の両脇には、ブッシュの代わりに排気ガスが流れています。 さらにその奥には障害物によって区切られたサイドレーンも追加されたことで、敵チームにガンクを狙えるようになり戦術性が増しています。
サイドレーン近辺には移動速度を上げるバフも設置されていることが多く、より活用しやすくなっています。
このサイドレーンが思ったよりも厄介で、ただでさえ混沌としがちなランダムミッドの戦いにさらなる混乱をもたらしてくれます。 試遊では新チャンピオンのアンベッサが使えたのですが、サイドレーンで敵側のアンベッサと1vs1をよく繰り広げることになり、製品版でも人気スポットになりそうな予感がしました。
◆「Arcane」シーズン2のネメシスクエストも追加
「Arcane」に登場したキャラクターたちには、ジンクスとケイトリン、ジェイスとビクターといったようにペアを指定したネメシスクエストが追加されます。その中にはヴァイとワーウィックという、その組み合わせが気になるクエストも......。
ランダムミッドの精神を維持しつつ、サイドレーンの導入や「Arcane」がテーマのデザインやネメシスクエストなど、ファンにはたまらないアップデートとなる「パッチ14.22」は日本時間11月6日(木)に配信予定です。