2024年8月21日(水)、『VALORANT』の国際大会「VALORANT Champions 2024」のメディア向けイベントが実施。会場となったのは韓国・ソウル中心地に位置するライアットゲームズの施設「LoL PARK(롤파크)」です。
LoL PARKはその名の通り、『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の世界観を取り入れて作られたPCカフェ(PC bang)やカフェ、そしてアリーナを含む複合施設です。本稿では、開催にあわせて「VALORANT Champions 2024」仕様となったLoL PARKの様子をお届けします。
◆『VALORANT』『LoL』ファン必見のLoL PARK
LoL PARKは、地下鉄(ソウルメトロ)一号線「ソウル駅(Seoul Station)」駅から2駅の「チョンガク(Jonggak)」駅のすぐそば、グランソウルタワー(タワー1)の3階と、アクセス良好。1階のエスカレーターから『LoL』のチャンピオンたちがお出迎えしてくれて、サモナーならこの時点でワクワクが止まらないでしょう。
エスカレーターを乗り継いで3階に到着すると、まず目に飛び込んでくるのは天井のデジタルサイネージ。このときはChampionsのビジュアルと『VALORANT』のエージェントたちが流れていました。
エスカレーターを登って左手にあるのはPC bang。『LoL』の文字になぞらえて101席用意された席では、PCゲームをプレイすることが可能で、この日も平日のお昼時ながら多くのユーザーが利用していました。
正面には、ライアットゲームズのグッズを取り扱う「RIOT STORE」が。壁一面にスタチューが展示されていたり、「こんなにアパレル展開されてたんだ」と思うほどのパーカーやTシャツなどが販売されています。このときはChampionsのグッズも販売されていましたが、人気のため在庫のないものも少なくありませんでした。
また、その横には「POPCORN FACTORY」など軽食を販売するお店も。ポップコーンやソフトドリンクだけでなくホットドッグやビールも売っています。ビールも!
◆LCKも行われるアリーナに潜入!
LCK(『LoL』の韓国リーグ)も行われるアリーナは、最大500名が収容できるeスポーツに特化した施設です。選手たちやその手元まで見えそうなすり鉢状の客席は、横幅が広々しているだけでなく、各座席のカップホルダーにはUSBポートも設けられています。長時間の試合でも安心。
そのほか、施設内にはLCK参加チームのユニフォームが展示されているほか、ZOETROPEと呼ばれる創作物を楽しむことができます。ZOETROPEとは、動きが繋がるように変化をつけた立体物を複数作り、それを高速で回転させることであたかも動いているように見えるもの。パラパラ漫画の立体版のようなイメージです。
アリーナはLCKのチケットが必要であり、PC bangには利用料金がかかりますが、RIOT STOREや展示物などは無料で利用することが可能です。LoL PARKが入るグランソウルタワーの周辺には飲食店も多く、歴史を感じる趣深い南大門やソウル図書館などの文化的な観光地も豊富で、韓国旅行のついでに立ち寄るのも良いでしょう。