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「Boasterは世界最高のIGL」「加入したばかりでChronicleのような柔軟性や能力を発揮できていない」ーFNATIC新加入Veqajが厳しい敗戦も次戦への自信を見せる【VCT EMEA】

苦しい開幕戦となったFNATICのVeqaj選手が試合を振り返り、次戦への意気込みを語りました。

えとのす棘

えとのす棘

FNATIC(FNC)は昨年に引き続き、重要な開幕戦であるBBLとの一戦で勝ち星をあげることができませんでした。1月24日(日本時間)に行われたVCT EMEA Kickoff アッパーブラケット2回戦。シードとして登場したFNCは勝ち上がってきたBBLにマップカウント2-0で敗北を喫しました。

試合はBBLピックのブリーズからスタート。BBLが流行のダブルデュエリスト構成できたのに対し、FNCはネオンの1デュエリストにセージという珍しい構成を披露しました。ディフェンダーサイドでスタートしたFNCは、セージのバリアウォールを用いたAlfajer選手の影響力とkaajak選手やcrashies選手のスーパープレイから9-3という有利なスコアでハーフを迎えます。しかし、アタッカーとなった後半では、BBLのジェットを駆るLar0k選手のリスクを取ったアグレッシブなプレイとlovers rock選手のオペレーターに苦戦。そして好循環するアルティメットを前に11-13逆転負けという結果に。続くFNCピックのヘイヴンでも、またもBBLのスノーボールに陥り、経済的に苦しいラウンドが多く4-13での敗戦となりました。

Veqaj選手はFNCでの初戦でACEを獲得

新加入Veqaj選手が苦しい展開となった開幕戦を振り返る

試合後、新加入のVeqaj選手Esports News UKのインタビューに応じました。オフシーズンにVitality(VIT)に移籍したChronicle選手の穴を埋める形で加入したVeqaj選手、極めて大きな穴にVeqaj選手とFNCの力量が試されますが、Chronicle選手がいた時との違いと世界最高とも評されるIGLのBoaster選手の印象を語りました。

試合の感想を聞かれると、Veqaj選手は「ブリーズではディフェンスに問題はありませんでした。ただ、アタッカーサイドで雪だるま式に有利を拡大されて、そこから離されてしまいました」と振り返りました。アタッカーサイドでの苦戦については「少しラウンドを複雑にしすぎたと思います。でも、懸念材料とは捉えていません。序盤から終盤までしっかりとした展開を試みたのですが、うまくいきませんでした。それに加えて、初戦だったこともあり、ベストな状態に入れていなかった感じもあります」と続け、「でも大丈夫です。次の試合については全く疑っていません」と、次戦のFUT Esports(FUT)戦に向けて自信を見せました。

新加入でまだChronicleのような柔軟性や能力を発揮できていない

他のチームに比べてスローな展開を好み、マップコントロールを重視するFNC。新加入のVeqaj選手に調整が必要だったかという問いに「以前のチームとは確かに違いはありますが、それほど大きな調整は必要ありませんでした。FNCは経験が豊富で、ラウンド間でしっかり状況を読み、慎重に判断を下します。Boasterは常に最善の選択をしようとするので、ラウンドを確実に勝てるのです。違いはありますが、私はチームに完璧にフィットできていると感じています」と答えました。BoasterのIGLについては「彼は世界最高のIGLです。24時間365日働いているような人で、コミュニケーション量も多く、聡明な頭脳も持っています。ミスがあればすぐに同じラウンドを10回やり直し、VODで分析して的確に修正します。それが彼が最高である理由です。本当に努力家です」と、共に戦うリーダーを称賛しました。

FUT戦に向けては、「私にとって次戦は全く違う試合になると思います。初戦のBBL戦とはメンタルが違います。次は悪魔のように挑みます」「初戦でうまくいかなかったのは、僕が新加入でまだChronicleのような柔軟性や能力を発揮できていない部分もあるかもしれません」「FUT戦は僕たちFNCにとってもFUTにとっても良い試合になるはずです。私は勝利を全く疑っていませんし、プレッシャーも感じていません」と、強い意気込みを語りました。

Chronicle選手という大きな柱を失い、新たな進化が求められるFNC。新加入のVeqaj選手と共に自らの真価を発揮できるでしょうか。FNCは次戦、日本時間の27日深夜からミドルブラケット1回戦にてFUT Esportsと対戦します。

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