FENNEL・TENNNが語るレイズ、ネオン、そしてサクラヴァンダル…「正直めちゃくちゃ辛かった」Main Stageの振り返りやデュエリスト復活の感想を訊く【インタビュー】

Sengoku Gamingとの戦いに勝利したFENNEL・TENNN選手にインタビュー。本日行われる決勝への意気込みも伺いました。

VALORANT インタビュー・コラム
FENNEL・TENNNが語るレイズ、ネオン、そしてサクラヴァンダル…「正直めちゃくちゃ辛かった」Main Stageの振り返りやデュエリスト復活の感想を訊く【インタビュー】
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VALORANT Challengers 2024 Japan Split 2ではFinalsが進行中。7月27日のLower Bracket FinalではFENNEL vs. Sengoku Gamingが行われ、マップスコア3-1でFENNELが勝利。RIDDLEが待ち受けるGrand Finalへと駒を進めました。

FENNELはSplit 1で優勝を収めたものの、Split 2のMain Stageでは中盤に連敗を重ね、プレイオフ進出すら危ぶまれる状況に。しかし、REJECTとのプレイオフ進出をかけたMain Stage最後の一戦に勝利し、その後Lower Bracketを駆け上がり、遂にGrand Finalへとたどり着いたのです。

本稿では、Split 2からFENNELに加入し、昨年8月以来の競技シーン復帰を果たしたTENNN選手にインタビューを実施。これまでセンチネルを起用していたTENNN選手がゲッコー、ネオン、レイズをピックした裏側のエピソードや、辛かったMain Stage、そして武器スキンについても伺いました。

◆TENNNゲッコー!? TENNNネオン!? TENNNレイズ!!!!

――サンセットでのレイズピックには会場がどよめきました。どのような経緯があったのでしょうか?

TENNN:前のロールでも自信はありましたが、MURASH GAMING戦後に何か変化を加えると“大きく変わるんじゃないか”ということでSyouTaさんと僕のロールを変更しました。

――TENNN選手は言わずもがな、SyouTa選手は以前サイファーもプレイしていましたから、経験としてはお二人とも持っているんですよね。

TENNN:そうですね。でもSyouTaさんはどのエージェントを使っても強いんで、何やらせてもいいですね(笑)

――TENNN選手のデュエリストは昨年のChampions以来でした。久々のデュエリストはいかがでしたか。

TENNN:ネオンはぴょんぴょんしてるだけでいいんですが、レイズは突っ切って倒さなければならないので、その感覚を忘れてしまっていて「あぁこんなだったなあ」と思い出すところから練習をはじめていましたね。

――この調整期間はデュエリストに集中して練習していたんですか?

TENNN:そうです。スクリムやランクではずっとデュエリストをして脳を切り替えていました。今日のレイズをやる前はそこまで切り替わっていなかったんですが、サンセットの経験を経てちゃんと切り替わったかなと思います。

――ネオンは大会では初めてですよね?

TENNN:ファーストタイムですね!もうめちゃくちゃ楽しいです(笑)。 レイズ含め他のエージェントの何倍も楽しいです。前にやっていたゲームでもスピードのあるキャラクターを使っていたので、僕にめっちゃあってますね。最高です。

――アビスのゲッコーも意外でした。TENNN選手がセージでXdll選手がゲッコーかと思ったらここもチェンジしてるんですね。

TENNN:もともとXdllがセージを別のマップでもやっていたからですね。試してみたら「いけるやん」となったので採用しました。

――なるほど、TENNN選手のイニシエーターは珍しいですがプレイしてみていかがですか?

TENNN:楽しいですよ!フラッシュで自分から倒しに行けるのでアグレッシブなプレイができます。

――アビスは惜しくも負けてしまいましたが、マップとしてどのような印象を持っていますか?

TENNN:僕はあんまり好きじゃないです(笑)。チームとしては自信のあるマップとしてピックしましたが、少しのミスが重なって落としてしまいました。

◆「サクラヴァンダル」はやっぱり“Lazリスペクト”

――ところで、ヴァンダルのスキンは何を使っていましたか?

TENNN:1マップ目はプレリュード・トゥー・カオス、2マップ目はゲッコーへ脳を切り替えたくてサクラにしました。

――サクラヴァンダルといえばどうしてもあの選手を思い出しますが……?

TENNN:Lazさんリスペクトです(笑)

――近接武器もバタフライナイフ(※リコン バリソン)でしたが、やはりあれも……?

TENNN:Lazさんです(笑)

――今日はLazさんもウォッチパーティをされていて、ロータスでは「てんきんのネオンの頑張り次第」と話していましたよ(笑)

TENNN:そんなこと言ってたんですか(笑)。あとで叱っておかないと(笑)

◆やっぱデュエリストは「たのし~~!」

――では改めて、今日のSengoku Gaming戦を振り返っての感想をお願いします。

TENNN:Main Stageでは負けてしまいましたが、僕としてはほん少しのミス、誤差で負けてしまったと当時考えていました。今日は自信をもって挑んだことで、結果に繋がったかなと思います。

――Sengoku Gamingの印象に残ったシーンやプレイヤーなどあれば教えてください。

TENNN:Jinboong選手ですね。サンセットで破壊するラウンドのインパクトが強すぎました。あれは強かったですね。

――ロールチェンジを経て上手くいっている実感はありましたか?

TENNN:僕自身、デュエリストをプレイしていると“楽しいときの脳”になるんです。「たのし~~!」って(笑)。やっぱりセンチネルだと我慢するシーンが多かったんで、ここ数年ゲームをやっていて一番楽しかったかもしれません。嬉しかったですね。

◆Main Stageは「正直めちゃくちゃ辛かった」

――気が早いですが少しMain Stageの振り返りもさせてください。チームとしてはプレイオフ進出が危ぶまれるほど追い込まれてしまいましたが、どのような心境でしたか。

TENNN:初戦のVARREL戦でなんとか勝つことはできましたが、その時点で全体のレベルがSplit 1よりも明らかにあがっていることを感じていました。その後は連敗してしまって、チームメイトとインゲームのことをめちゃくちゃ話し合って、ここまで繋げられました。

――競技シーンに復帰していきなりの連敗、辛かったと思います。

TENNN:僕が加入してから負け続けてしまったので責任というか……正直めちゃくちゃ辛かったです。でも結果的に一番下からでも這い上がってきましたね。

――プレイオフ進出をかけたMain Stage最後の一戦から、決勝まで勝ち進んでどんどん強くなって、過去のFENNELよりも更に強くなっているように感じます。

TENNN:僕自身は強くなったというより、元のFENNELに戻ったと思っています。Main Stageのチームは“FENNELじゃない感”もありました。戦術はしっかりできていましたが、試合中のコールやテンションなど、全部がSplit 1よりも良くなかったのかなと思います。

――どのように立て直していったんですか?

TENNN:例えば僕がサイファーをやっていたときは、一緒のサイトを守ることの多いXdllと綿密にコミュニケーションをとりました。単純な話でも、相方との会話はとても大事です。とにかく会話を多くして、コミュニケーションの総量を増やしていきました。

あと一番大事だと思ったのは「パッション」です。今日のアビスでも、頑張って声がけしていましたが、いつもよりローテンションになってしまっていました。もっとテンションをあげてプレイしていきたいです。

――では最後に、決勝への意気込みとインターナショナルリーグへの想いをお願いします。

TENNN:RIDDLEには元ZETA DIVISION ACADEMYの3人(※yatsuka選手、Caedye選手、Aace選手)がいて、言ってしまえば僕のガキ、子どもたちです。その子たちには負けたくないですね。そういう意味で今日の試合よりもプライドを持っています。絶対勝ちたいです。

明日勝つことができたら本当に自信がついて、Ascensionでの優勝が見えてきます。パッションと自信を持って明日勝って、ティア1にみんなを連れて行きたいです。

――ありがとうございました!


インターナショナルリーグ昇格への道・東京で行われる「VCT Ascension Pacific」出場権のかかったGrand Finalは、7月28日13時より試合開始となります。

《岡野 朔太郎》

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「最高の妥協点で会おう」 岡野 朔太郎

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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