ライアットゲームズは2025年シーズンのChallengers、Premier、Ascensionに関する最新情報を発表。Ascensionからインターナショナルリーグへ参加したチームの自動降格が廃止となります。
◆自動降格が廃止、成績に応じて評価されるシステムへ
Ascensionトーナメントとは、各地域のChallengersを勝ち上がったチームがインターナショナルリーグ(VCT)への参加をかけて戦うというもの。2023年はG2 Esports(Americas)、Bleed Esports(Pacific)、Gentle Mates(EMEA)、Dragon Ranger Gaming(China)がそれぞれ勝ち上がり、2024年からリーグに参加しています。
これまでの発表では、これらのAscension昇格チームは、2年間の参加が認められるという取り決めになっていましたが、2025年にはこれが撤廃。1年間の参加となったほか、成績に応じて残留、降格戦、降格が決まるようになりました。
具体的には以下の通り。Championsに進出することで1年の延長、トップ8入りすることでAscensionで防衛戦を戦う権利が、下位4チームとなることで強制的に降格となります。また、各インターナショナルリーグのチーム数は12チームに制限されます。
・Extend(延長):Ascensionチームが(インターナショナルリーグのトップ4として)Championsに進出すると、出場枠の期間がもう1年延長されます。Ascensionの両チームがChampionsに進出した場合、トーナメントで最も優れた成績を残したチームが残留し、もう一方のチームは自身の出場枠を防衛するため、Ascensionで競うことになります。
・Fight(争奪):Ascensionチームがインターナショナルリーグでトップ8に入った場合、自分たちの出場枠を守る機会を得ます。チームは、新たに参入するChallengersチームとAscensionで対戦し、インターナショナルリーグでの出場枠を再獲得するか、Challengersに
戻るかを決定します。・Relegate(降格):チームがStage 2のプレイオフに進出できなかった場合(インターナショナルリーグの下位4チーム)、それぞれの地域のChallengersリーグに降格します。両方のAscensionチームが降格した場合は新たに2つのチームが昇格し、強豪チームを打倒する機会が与えられます。
PremierとChallengersの繋がりについては、既報の通りEpisode 9 Act 1より「インバイトディビジョン」が導入。Challengersへのチーム昇格をかけた戦いの場となり、インバイトの優勝チームは、Challengersチームとリーグへの出場権をかけて競うチャンスを入手します。
また、Challengerリーグの通年化に伴い、新しいChallengerリーグのトーナメントシリーズが開催されます。このトーナメントは各地域ごとに独自のものとなり、上位のChallengerチームとPremierチームが一同に会します。詳細は来週公開予定です。