VCT Pacific Stage 2が6月15日(土)より開幕。日本からはDetonatioN FocusMe(DFM)とZETA DIVISIONが出場します。
◆年間王者を決める「Champions」への道
VCT Pacific Stage 2は、6月15日~7月8日のグループステージと、7月12日~7月21日のプレイオフで構成されています。
グループステージは、Alpha/Omegaの互いが戦ったStage 1とは異なり、それぞれのグループ内で総当たり戦が実施。DFMおよびZETAは両チーム共にGroup Omegaに振り分けられているため、日本同士の対決のほか、DRX・PRX・RRQ・TLN相手にそれぞれBO3で戦うことになります。
プレイオフに進出するのは、それぞれのグループの上位3チーム、計6チームのみ。なお、このグループ内順位についてはStage 1の成績を持ち越して計算されます。
変則ダブルエリミネーションで行われるプレイオフを勝ち抜いた上位3チームには、8月に韓国・ソウルで行われる「VALORANT Champions 2024」への出場権が与えられます。
◆2024年から導入された「チャンピオンシップポイント」
Championsには各地域から4チームが出場します。プレイオフの上位3チームのほかに残る一枠は、今年から導入された新システム「チャンピオンシップポイント」の上位1チームです。
チャンピオンシップポイントはStage全体の試合における1勝で1ポイント、グループ首位に1ポイントのほか、Masters優勝チームに3ポイントが与えられるなど、年間を通じて好成績を収めたチームが出場できるようにするために導入されたシステムです。
日本チームがChampionsへ出場するためには、とにかく勝ちを重ねていく必要があります。Stage 1にて同グループのDRXは5勝0敗、PRXとTLNは4勝1敗と大きく勝ち越しているほか、チャンピオンシップポイントでも大きな差がついているのが現状です。
T1にstax選手が、RRQにMonyet選手が加入するなどStage 1とは異なるメンバーで挑むチームも少なくないなか、どのチームが台頭するのか、そしてMasters Shanghaiで世界一となったGen.Gがその強さを見せるのか、答えは6月15日から開幕するStage 2で明らかになります。