Seoldam「ノーセプの時の自分に戻っている」…RIDDLEが“あのLCQ”を思わせる逆転劇を経て2勝獲得―一方ボドカは勝利の瞬間にワイプがバグる

Week 1終了時点で唯一の2勝をあげたのは、Main Stage初出場のRIDDLEのみ。Split 1のトップ2であるFENNELとREJECTを倒しました。

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Seoldam「ノーセプの時の自分に戻っている」…RIDDLEが“あのLCQ”を思わせる逆転劇を経て2勝獲得―一方ボドカは勝利の瞬間にワイプがバグる
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VALORANT Challengers 2024 Japan Split 2 Main StageではWeek 1が終了。全チームがそれぞれ2回の対戦を終え、唯一の2勝を収めたのは「RIDDLE ORDER(以下、RIDDLE)」です。

◆RIDDLE、FENNEL相手に「あの試合」を思わせる逆転劇

Week 1終了時点での結果は以下の通り。RIDDLE(2勝)とVARREL(2敗)を除く6チームが1勝1敗となっています。このなかでPlayoffsへ進出するのは6チームのみであり、早くも混戦を予感させます。

RIDDLEはSplit 1のトップ2であるFENNELとREJECTに対し連続で勝利。Day 3のFENNEL戦では、その逆転劇が「VCT APAC Last Chance Qualifier 2021(以下、LCQ2021)」を彷彿とさせるものであったと、コミュニティで話題を集めています。


Day 3のRIDDLE vs. FENNEL戦、1stマップ:アイスボックスでは前半をFENNELが大きくリード、ラウンドスコア:2-10で折り返したうえに、後半のピストルラウンドもFENNELが獲得、RIDDLEは厳しい戦いを強いられるかと思いきや、2ndバイを成功させ、その後の全ての攻撃を通しきり、13-10で逆転勝利を収めました。

なお、2021年10月に行われたLCQに出場したNORTHEPTIONは、現RIDDLEのSeoldamのほか、AstellMeiySugarZ3roTENNNVorz(敬称略)と、現在も最前線で活躍するプレイヤー、コーチがそろい踏みでした(PRXもBenkai、d4v41、f0rsakeN、mindfreak、Jinggg、alecks、現在とほぼ変わらないメンバーであった)。

当時のNORTHEPTIONのロスター

当時、Upper Bracket SemifinalsでPaper Rex(PRX)と対戦したNORTHEPTIONは、今回の試合のようにアイスボックスで3-10と苦しいなかからオーバータイムを経て逆転をみせました。


VorzコーチはFENNELの試合後に「アイスボックスの10本取られてからの逆転は思い出すものがあったわ~」と投稿。Meiy選手やSugarZ3ro選手など当時のメンバーも投稿に反応を示しています。

REJECT戦後に配信で行われたインタビューでSeoldam選手は「NORTHEPTIONの時の自分に戻っている」とも話しており、Seoldam選手らしい立体的なジェットとしての戦い方に鋭さが増しています。

◆ボドカ、勝利の瞬間に「カメラえぐいて」

一方その頃、RIDDLEのオーナーであるストリーマーのボドカさんは、自身のTwitchで本戦のウォッチパーティを実施。2ndマップ:アセントではyatsuka選手をはじめとしたメンバーの個人技に絶叫しつつ、勝利時には「しゃあ!」とマイクを震わせました。まさにその瞬間、ボドカさんを映すワイプが謎の停止をし「カメラえぐいて」と一言。配信の神が降り、コメント欄は大いに盛り上がりを見せました。

喜ぶメンバーとは裏腹にワイプが止まってしまうボドカさん



Main Stage初参戦ながら、Split 1のトップ2であるFENNELとREJECTに大きな勝ち点をあげたRIDDLEは、次戦3位のSengoku Gamingと対戦します(5月28日(火))。この後も快進撃を見せることができるのか、Main Stageの行方に注目です。



《岡野 朔太郎》

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「最高の妥協点で会おう」 岡野 朔太郎

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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