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2026年9月19日、幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ 2026」は一般公開日初日を迎え、会場内の特設ゲーミングスペース「Red Bull Gaming Sphere On Tour」では『VALORANT』のスペシャルイベントが実施されました。
プロ選手や人気ストリーマーが来場者と「スカーミッシュ」モードを使用して2vs3の人数差ハンデマッチで対戦する「Red Bull Clutch Challenge」に加え、1日の最後には同じくTGS会場内の「GALLERIA」ブースでプレイするプロ&ストリーマー連合軍とのエキシビション「VALORANT SHOWMATCH」が行われました。
イベント後、熱いプレーと楽しいコミュニケーションで会場や配信を盛り上げたReitaさん、Bijuさん、TENNNさんにインタビュー。1日の感想や直近の競技シーンの話題など、さまざまなお話を聞きました。

――本日はイベント出演お疲れ様でした。まずはみなさん「Red Bull Clutch Challenge」として来場者との2vs3スカーミッシュに臨みましたが、いかがでしたか?
Reita:「僕らに勝った来場者の方は限定グッズのバッジが貰える」ルールだったんですが、ゲットさせないように頑張りつつも配りたい加減がちょっと難しかったですね(笑)。でも面白かったですし、みなさん楽しんでいただけたみたいなので良かったです。
Biju:ちょっと加減してたでしょ?
Reita:いやいや、普通に実力で配りすぎちゃった(笑)。

――スタッフさんの持っているバッジの袋が早い段階でスカスカになって焦るシーンもありましたね(笑)。Bijuさんはいかがでしたか?
Biju:「配信者vs配信者」のオフラインイベントは結構ありましたけど、今回みたいに一般来場者の方と、しかもかなり近い距離で「ランクいくつなの。ダイヤ?なんかイモータルかレディアントくらい撃ち合い強かったよ!」ってコミュニケーションしながら対戦できたので、なんかオフラインならではの良い触れ合いができて楽しかったですね。

――特にBijuさんはたくさんコミュニケーションされていましたね! 続いてTENNNさんもお願いします。
TENNN:えー、結構言われちゃったんですけど。
Biju:いやいや、考えてなかったんじゃないの!?めっちゃ考える時間あったんだけど、言われちったの?
TENNN:まあまあ(笑)。この近い距離で、しかも横に並んでやるイベントって以前は結構あったイメージなので、なんだか懐かしい感じもあってすごく楽しかったですね。結構(来場者と)話せましたし。
――2vs3の人数差スカーミッシュなのでそもそも難しい戦いではあったと思いますが、何か作戦のようなものはありましたか?
TENNN:いや、実は結構余裕なんじゃないかと思ってたんですけれど。
Biju:みんな意外とやり手だったよね。「14歳でイモータル3」って子が無双してて。
TENNN:俺ら狩られたからね。

――若い方も多かったですね。Reitaさん&TENNNさんコンビの際には小学生くらいのトリオが勝利して、嬉しさのあまり少し泣いていたのが印象的でした。
Reita:あー、めっちゃ強かったので普通に負けましたね。それくらい喜んでもらえたなら、僕らも嬉しいです。
――そしてBijuさんとTENNNさんは5vs5のエキシビションにも出場されました。こちらの感想もお聞きしたいのですが、今度はTENNNさんから行きますか?
TENNN:それも困るんだよなぁ。
Biju:なんなんだよ。
一同:(笑)

Reita: 「あ、それ言いたかったんですけど」って言いたいんでしょ。
TENNN:そうそう。でもちゃんと自分から言いますと、最近はランクしかやってなくて、スクリムどころかカスタムマッチみたいな試合もしていなかったので「大丈夫かな」みたいな感じで最初は入りました。
でも本当にみんな楽しそうだし自分も楽しかったです。ランクにムキになってやっちゃっている時もあるので、すごく気分転換というか、本来の『VALORANT』の楽しさを実感できたかなと思います。

――ありがとうございます。ではBijuさんも。
Biju:えー、ほとんど言われちゃいました。
TENNN:やめて(笑)。
Biju:実際のところは、最近はちょっと『VALORANT』お休みしてたので久々だったんですけれど「やっぱまだ俺って強いんだな」って思えて、楽しかったですね。
TENNNさんも言うように5人でVC繋いでやる機会がしばらくなかったので、相手もプロ連合と言えるくらいガチっぽいメンバーだし、オフラインだし、良い経験ができました。

――オフライン独特の感覚もあると思われますし、今日は環境も普段とはかなり違っていたので、こうした場面で自分らしくやるコツみたいなものはみなさんお持ちなのでしょうか。Bijuさんは「あぐら」スタイルでしたね。
Biju:そうですね。(モニターも下げて)こう、前かがみで。

Reita:机やモニターが調整できなかったり、椅子もゲーミングチェアじゃなかったりという環境での試合も昔は割と普通のことだったので、コツというほどでもないですけれど慣れるのが一番ですね。
Biju:確かに、自分が合わせに行くしかないよね。俺も最初はオフラインに弱いイメージだったんですけど、本当にありがたいことに色々なオフラインイベントに呼んでいただいたおかげか、最近はオフラインイベントの時に良い感じなんですよね。
普段はマウスがちょっと違うだけでもダメなんですけど、今日は何もかも違うのに上手くいったんで、環境変化を克服できたなと。すごく良い感触だったので、来年もまたやりたいです。

TENNN:自分も家だとすぐ調整できる環境だし、キーボードも半分のやつ(60%サイズ)を使っているんで、その辺の違いであんまり力は出せなかったですね。その分はVCで頑張ろうと思って喋ってました。でも、こういうイベントでも負けるとやっぱり悔しくなっちゃいますね。
Biju:最後の方はマジで悔しそうだったもんね。
TENNN:でも楽しかったし、みんなが楽しんでくれたから、俺もすごく嬉しかったです。

――結構TENNNさんが集中モードに入っていて、隣のBijuさんのグータッチをスルーしているシーンも何度かありましたね(笑)。
TENNN:あったの!?
Biju:うん(笑)。全然返ってこないけど、まぁ良いかって思ってました。

――総じて、とても楽しいイベントだったことが伝わりました。そして、みなさんの共通点と言えばやはり「MURASH GAMING」ですが、今のトピックと言えば公開トライアウトの行方です。
Reita:公開トライアウトは若い選手が基本だったので、その中からまた選りすぐりの人でトライアウトをやって……みたいなところまでは進んでいます。これくらいは全然言えますね。
Biju:どの辺まで言って良いの? メンバーが決まりつつあるとか。
Reita:それはまぁまぁ(笑)。ただ、恐らくムラッシュだけじゃなく他のチームも動いてはいるけれど決められない段階じゃないですかね。

――来年度からの大会再編成もあって、まだ本格始動前というチームが多そうですね。VCT Pacificのリーグ戦も先日ついに全日程を終え、出場経験のあるReitaさんとTENNNさんは特に感慨深いものがあったのではないでしょうか。
Reita:そうですね。特に初年度(2023年シーズン)のDFM(Detonation FocusMe)はチームを作るところからだったので、結構キツかった思い出です。
TENNN:確かに。ZETA(ZETA DIVISION)はずっと戦ってきたメンバーだったからね。
Biju:やっぱり印象的だったのは、ZETAの最終戦で初年度から戦い抜いてきたSugarZ3roが最後に残ったシーンだよね。俺でもすごく感動したから、特に(長くチームメイトだった)TENNNさんは来るものがあったんじゃない?
TENNN:だね。俺はあの試合はCrowさんと一緒に見てて、Crowさんはきっと泣くのを我慢してたんですけれど、俺はもう我慢できず泣いちゃいました。
Biju:本当に格好良かったよね。

――結果そのものは残念でしたが、すごく心に残る試合でしたね。そして、競技シーンでは9月24日から「VALORANT Champions 2026」が上海で開幕します。是非注目の選手やチームを教えていただきたいのですが、BijuさんはやっぱりSiufatBB選手でしょうか。
Biju:本当にそうですね。やっぱり試合だけじゃなくてパフォーマンスも楽しみです。「TYLOO」に入ったんだよね。
Reita:(VCT CN)1位通過だよ。
Biju:めっちゃ楽しみだよね。
Reita:TYLOOにはめっちゃ前から競技をやっているslowlyっていう選手がいるんですよ。以前やっていたタイトルの頃もすごかったんですが、今もまためっちゃ強いので、注目選手です。

――総合してTYLOOには注目! ということですね。そしてBijuさんには今日のエキシビション前インタビューでも飛び出した「いいねえぇ~!!」の手ごたえを聞きたいのですが……。
Biju:なんか、そんなにノイズキャンセリングされてないはずなのに、向こうの会場(GALLERIAブース)からの音声では歓声も何も聞こえてこなかったので、完全に不発でした。ちょっと飽きられてきているので、ここはSiufatBBポーズで繋ぐ期間になって、その後が勝負になるかもしれません。今は厳しい時期が続いていますね。

――無茶ぶり質問でしたが、良い答えをありがとうございます(笑)。 ウォッチパーティーも楽しみですが、Bijuさんはそれこそムラッシュ公開トライアウトのスイッチングと解説による見せ方が巧み過ぎて、ちょっとキャスターの道もあるんじゃないかと思えました。
Biju:いやいや、キャスターは言いたいことが言えなくなっちゃうんで、今ぐらいの距離感が良いですね。
――なるほど。今まで通りで、楽しみにしています。それでは最後にお三方それぞれから今後に向けてファンの方に一言ずついただけますか?順番は自由ですが。
TENNN:2番目が良いっす。
Biju:そんなことある?じゃあ最初は俺が……ちょっと真面目に話しますと、今後はChampionsもありますし、新武器が登場する大型アップデートも控えていて、ワクワクするようなコンテンツが来週以降待ち構えているんですよ。
最近はちょっとお休み中だったんですけれど、またこのワクワクする期間にがっつり『VALORANT』やって行こうかなと思っているので、お楽しみに。ということで!
――バッチリです! では、次はご希望通りTENNNさんお願いします。
TENNN:そうですね……これは心の声なんですけれど、最近は他のゲームをやっても『VALORANT』以上に面白いとは思えなくて、自分はマジで『VALORANT』が大好きなんだなと痛感しています。
ランクをずっとやっていると結構苦しいマッチも多いんですけれど、今は1,000RR達成を目標にしていて、それを成し遂げてからLFT出して、無双してやろうと思っています。それこそChampionsも始まりますけれど、自分もまた世界大会に行きたいっていうモチベーションがあるので、これからもやり続けます。

――今日は良い気分転換になったとのコメントもありましたので、それがプラスに働くことを祈っています。最後に、Reitaさんもお願いします。
Reita: 僕はやっぱりMURASH GAMINGとしてのコメントになるんですが、来シーズンの日本シーンがどういう大会になるのかはまだ分かりませんが、最近はちょっと不甲斐ない結果がね。
Biju:ちょっと続いちゃってるよね。
Reita:そう。来シーズンはそれを払拭できるようにもっと頑張って……。
Biju:コーチとして?
Reita:そこは秘密で(笑)!いや99%ないけれど、1%は(選手も)あるかもしれない。
Biju:ピンチヒッター的にね。
Reita:そう。まずはPacificに行って、そしてChampionsに行って、TENNNさんと戦うことになるかも知れない。
Biju:そうだ。もしかしたら味方の可能性もあるよね。
TENNN:確かに!
Reita:どんなメンバーになるかはまだ分かりませんが、その道を進んでいくので、応援よろしくお願いします。
――この戦いが実現するとアツいですね!本日はありがとうございました!



<取材・執筆:ハル飯田/編集・撮影:松田和真>