• League of Legends
  • インタビュー

DFMが長い連敗を抜け出し、見事SHGに2-1勝利!Citrus「信じて応援し続けてくれたファンに感謝」ー勝負の決め手となったナサスピックの経緯と次戦への意気込み【LCP2026 Split3】

「LCP 2026 Split3」のSHG対DFMの試合終了後に、DFM Citrus選手にオンラインでインタビューしました。

スイニャン

スイニャン

『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』のアジア太平洋地域リーグ「LCP」。2026年7月30日にはSplit 3スイスステージのRound 2で、Fukuoka SoftBank HAWKS gaming(SHG)とDetonatioN FocusMe(DFM)の日本チーム対決が行なわれました。

Game 1は、序盤からDFMペースで試合が展開。途中SHGも盛り返したものの、ドラゴン前の集団戦でDFMがソウル阻止に成功し、そのまま本陣へ攻め込んでまずは1勝を挙げました。続くGame 2も序盤はDFMペースで進みましたが、SHGが集団戦勝利からバロンを獲得して見事逆転。完全にペースを掴んだSHGが1本返します。

1-1で迎えたGame 3。DFMはジャングルにナサスを起用して勝負に出ます。序盤は一進一退の攻防となりましたが、DFMが徐々にリードを掴んでいきます。時間が経つにつれてSHGはナサスを倒しきれなくなり、火力を発揮したDFMが勝利。これにより2-1でDFMがマッチ勝利を果たしました。

本稿では、試合終了後にDFM Citrus選手にオンラインでインタビューさせていただいた内容をお届けします。

対戦相手がSHGになったと聞かされ、「面白そうだな」

――久しぶりの勝利、本当におめでとうございます!今日は「Player of the Match」も獲得されましたが、試合を振り返っての感想から聞かせてください。

Citrus:日本語配信でもした話なんですけど勝った瞬間、1年前のことを思い出しました。ともに戦ったチームメイトたち、そしていまのメンバーみんなにありがとうと言いたいです。ともに勝利を掴むことができました。1回勝ったのでこれからも勝ち続けていけるという勇気も出ましたし、それだけの能力があるとも自負しています。本当に、嬉しいです!

――Split 3から大会形式が変わり、前回の試合終了後に行なわれたドローショーで次の対戦相手が決まる形でした。対戦相手にSHGが選ばれたとき、どう感じましたか。

Citrus:あの日は自分たちのMatch 1の試合が終わったあとすぐゲーミングハウスに戻り、フィードバックを行なっていました。実を言うと、ドローショーが行なわれていたことは知らなかったんです。コーチ陣とマネージャーさんだけがドローショーを見ていて、終わってから「対戦相手がSHGになったよ」と聞かされたんです。そして「面白そうだな」と思いました。十分対抗できる相手だし、良い試合ができるだろうと考えたからです。

――そのときからすでに自信があったのですね。

Citrus:そうですね。GAM Esports戦では2-0で負けたものの問題点はきちんと把握できていたので、それさえ修正すればどんな相手でも勝てるという話も出ていた状態でした。「SHG、かかってこい!」という気持ちでしたね(笑)。

――では、今日の試合について伺っていきます。まずはGame 1で見事な勝利を収めました。最後、相手のソウルがかかったドラゴン前でもCitrus選手が積極的に飛び込んで集団戦を仕掛けましたが、どんな状況でしたか。

Citrus:自分たちが有利な状況だったので、相手が攻撃してきたら絶対に応戦しようという話が出ていました。そして実際に相手が来た瞬間、自分が飛び込んで行ってメンバーたちに方向性を示さなきゃと思ったんです。そして入っていって「これ戦ったら絶対勝てるから戦おう!」と言いました。

――とっさの素晴らしい判断でしたね。しかしGame 2では逆転負けを喫してしまいました。その後どんなフィードバックを行ない、Game 3に臨みましたか。

Citrus:あの試合で負けたのはあり得ないです。僕がたるんでいて下手すぎました。自分たちが有利なときは絶対に相手側へ行ってファイトを仕掛けて相手にストレスを与え続けないといけなかったんですけど、相手に隙を与えすぎてしまいましたね。僕が「こうしよう」と言って動いていた試合だったので、自分の考えが間違っていたなと試合を振り返って、そこを自ら修正してGame 3に臨みました。

――Game 3では、やっぱりナサスピックについて聞かないわけにはいかないでしょう。公式配信のインタビューでも触れていましたが、改めてどのように準備してどんな経緯でピックすることになったのか、詳細を聞かせてください。

Citrus:ナサスジャングルを知ったのは、確かSplit 2が終わってからでした。僕らは早めに敗退してしまって時間があったので、海外の試合をよく見ていたんです。そこでLCSのFlyQuestにGryffinn選手という選手がいるんですが、彼がヴァイを相手にナサスをピックしてキャリーしている姿を見ました。そのときに「ナサスジャングルってすごく強いんだなあ」と思って、そこからナサスの練習を始めたんです。

そして今日のGame 3では、自分たちのラストピックでナサスを選びました。ですが、ナサスは僕から提示したピックではなかったんですよ。自分がやろうとしていたチャンピオンの候補はほかにいくつかあったんですけど、Kakkun選手が「これはナサスをやるべき!絶対ナサスだ!」と強く勧めてきたので、僕も勇気を出してナサスをやることにしたんです。

中盤までしっかり戦えているということ自体、大きな成長

――では、いまのメタについてもお伺いしたいです。APCメタということでDFMはKakkun選手がミッドレーナー出身である分、有利に作用していると思いますが、Citrus選手ご自身はいまのメタについてどう感じていますか。

Citrus:僕もいまのメタがすごく気に入っています。序盤にファイトをするのが好きなプレイヤーとしては、ファイトを仕掛けられそうな瞬間が何度もあって実際にファイトも起こせているのでとても良いですね。

――以前よりサポートがロームする機会が増えてジャングル・サポートでいっしょに動くことも多くなったかと思いますが、Woody選手との連携はいかがですか。

Citrus:いまになってようやく息が合うようになったという感じです。僕、普段からもそうですし試合が終わったあとにもWoody選手とよく話すんですよ。僕とWoody選手でお互いに「自分にどうしてもらいたいか言ってほしい」という話をして、「こうしてほしい」という要望を共有しながら息を合わせていったんです。その結果、ジャングル・サポートでいっしょに動く良いシーンが生まれるようになりました。

――先ほど公式配信のインタビューでも中盤のマクロの問題などを話していましたが、チームの手ごたえや完成度をどのようにご覧になっていますか。

Citrus:まだまだ足りないと考えています。ですが、中盤までゲームをしっかり戦えているということ自体が、僕らにとってものすごい大きな成長なんです。とはいえ勝つためには中盤も終盤も上手くやらないといけないですし、ネクサスを割るまでは手を緩めずしっかり戦う必要のあるゲームなので、今日ゲーミングハウスに戻ったらチームのみんなと中盤以降のマクロやどのようにゲームを進めていくべきかについて話し合おうと思っています。

――では、次の試合の意気込みをお伺いしたいです。まだ次の試合がどのチームになるか決まっていませんが、どのように準備して試合に臨もうと考えていますか。

Citrus:DCGもGZも強いチームで、個人的には両チームのトップレーナーのFlauren選手と1Jiang選手が上手いと思うので、トップに注目しつつゲームを進めていくことになるんじゃないかなと思います。

――今日、久々の勝利に喜んでいるDFMファンの皆さんがたくさんいらっしゃいます。最後に、日本のファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

Citrus:日本でLCPをご覧の皆さん、そしてDFMを応援してくださっているファンの皆さん、僕らを信じて応援し続けてくださって本当に感謝しています。次の相手がどのチームになるかはわかりませんが、どのチームと対戦することになってもきちんと準備して、ミスを減らして完璧なパフォーマンスをお見せできるよう頑張ります。そして2-0で勝つことができるようにしっかり準備したいと思いますので、引き続き信じて応援していただけたら嬉しいです。


「LCP2026 Split3」は、勝敗数が同じチーム同士で対戦が進み、3勝でプレイオフ進出、そして3敗で敗退となるスイスドロー形式を採用。プレイオフ上位2チーム、そして試合結果や順位に応じて加算される「チャンピオンシップポイント」上位チームが国際大会「Worlds」への出場権を手にします。

SPECIAL CONTENTS ここだけの特別な記事