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DFM Kakkun「AP対決のレーンで勝てる自信がある。もっとチームに還元していきたい」―強豪GAMに敗れるも、レーン戦とチームのカムバックには手応え【LCP2026 Split3】

Split3初戦を終えたDFM Kakkun選手にインタビュー。試合の感想や現在のメタについて聞きました

ハル飯田

ハル飯田

2026年7月26日、『リーグ・オブ・レジェンド』のアジア太平洋地域リーグ「LCP」Split3のWeek1が行われ、スイスステージのRound1で「DetonatioN FocusMe(DFM)」が、「GAM Esports(GAM)」と対戦しました。

Game1ではDFMは1stピックで新チャンピオンのロックを選択。JGのキヤナと合わせた2アサシン構成で強気に攻めますが、序盤の小競り合いを制したGAMのDraktharr選手操るリー・シンに先に2キルが入る苦しい展開に。オブジェクトのトレードで上手くバロンを獲得するなど一時は大きく追い上げたものの逆転には至らず、1勝の先行を許します。

Game2ではラプターを巡る少数戦が勃発すると、僅かなところでまたしてもGAMが2キルを獲得。その後の集団戦でも要所でSUPのTaki選手が見事なフックを決めるなどGAMが上回り、粘るDFMを正面から押し込みネクサス破壊へ。Bo3は0-2でDFMの敗北となりました。

試合後、DFMのBOTを務めるKakkun選手にオンラインインタビューで試合の感想を聞きました。

今のAPCメタは「ほぼMIDの感覚で戦える」状態

――今日はEWCでも勝利をあげていた強豪・GAMとの対戦になりました。試合を終えての感想をお願いします。

Kakkun:負けてしまって悔しい気持ちでいっぱいです。課題だった中盤の展開ではキャッチアクションも上手く決められたので、序盤さえ勝てていれば試合にも勝てたんじゃないかと……残念です。

――2ゲームともMIDとJG周りの少数戦が序盤のビハインドのきっかけになっていたので、BOTレーンからは関与しづらい部分もありましたが、チーム全体のコミュニケーションはいかがでしたか。

Kakkun:コミュニケーションはすごくよくできていたと思います。最初のファイトに僕が関与できないのは仕方ないことなので、6分あたりからTP温存やリコールターンでどう関わっていくかが今のBOTレーンのポイントだと思います。なので、チームの課題と僕の課題はまた別にあって、それぞれ改善できる余地がありますね。

――最初にお話しいただいたように中盤からはオブジェクトも警戒しながらアクションが決まる部分もあって、足並みをそろえて狙いを決めて動くことができていたのではないでしょうか。

Kakkun:そうですね。例えばGAMはスニークバロンが多いと事前に分かっていたのでしっかりブルートリンケット(ファーサイトオルタレーション)を残してチェックするなど、声をかけあって行動に移せていた部分もありました。

集団戦後、うまくバロンを触ってトレードに持ち込むことに成功したシーンも

――GAMをはじめ、LCPで戦っていくにあたってはベトナム勢の手強さを痛感します。以前はファイト中心のイメージもありましたが、今はかなりローテーションで先手を取ってきている印象です。

Kakkun:ローテーションで後れを取ってしまうことは多いですね。特にサイドにはなかなか関与できないポジションではあるんですが、個人としてもAPチャンピオンでウェーブをクリアするだけの時間も結構あるので、そこでしっかりマップをチェックしてチーム全体に声をかけられれば、もっと良くなっていけると思います。

――今もありましたが、やはりAPチャンピオンがBOTで頻繁にピックされるのが現在のメタで、今日も2試合ともマークスマンはピックされませんでした。ただ、Kakkun選手は元々MIDレーナーなので対応しやすい面があると思うのですが、MIDとBOTでは同じメイジでも違いを感じますか?

Kakkun:今のメイジBOTはかなりMIDでやっていた感覚に近いですね。レーンそのものが長いので繊細にトレードしなければならない面もありますが、ずっとSUPがレーンを離れているのでMIDレーナーより僕の方が経験値が多いこともあるくらいで、集団戦の戦い方もMIDに近いです。

Game1、2ともにメイジ同士の対面に

――ある程度メイジが弱体化を受けた場合でも、SUPがロームできる環境が続く限りはAPの選択肢は採れると考えられますし、特にKakkun選手は他のBOTレーナーに比べるとAPの手札も多いと思いますので、そこは有利な点になりますね。

Kakkun:そうですね。僕はMIDで使われるチャンピオンなら全部扱えますし、フィアレスドラフトなのでMIDとBOTでフレックスピックにできるのもかなり価値が高いと思います。やっぱりフィアレスの影響は大きいですね。

――ありがとうございます。ちなみにLCPではまだ主要なメイジが選ばれるくらいですが、先日LECではAPCアカリ、SUPカミールなんてレーンもありました。スクリムではそれくらいすごいピックが飛び出しているのでしょうか。

Kakkun:アカリみたいなピックはないですかね(笑)ウェーブクリアが得意なチャンピオンは幅広く出てきています。

――パッチでの大きな変更がない限りはこの状況は続きそうに見えますので、適応がカギになると思われます。次戦以降に向けて、意気込みをお願いします。

Kakkun:今日やってみて、やっぱりAP同士の対決でなら勝てる手応えが掴めましたし、そこで取れる有利をもっとマップ全体に波及できるくらい大きくしていくべきだと思っています。なので、しっかり練習して、次の試合で勝てるように頑張ります。

――応援しています。ちなみに公式配信では「気分で伸ばしている」とのお話だった髭とジャケットとの組み合わせで、今日のKakkun選手はなんだか一気に渋くなった印象です。

Kakkun:本当ですか?似合っているか不安だったんですが、良かったです(笑)。

――かなりコンディション面で大変な季節になってきたと思いますが、何か対策はされていますか?

Kakkun:台湾は湿度が高くて、気持ち日本より少し暑いかなとも思うんですが、最近は毎日ジムに通ってしっかり運動して免疫も高めていて、前より健康な生活です。

――体に気を付けて頑張ってください! 本日もありがとうございました。

Kakkun:ありがとうございました!


「LCP2026 Split3」は、勝敗数が同じチーム同士で対戦が進み、3勝でプレイオフ進出、そして3敗で敗退となるスイスドロー形式を採用。プレイオフ上位2チーム、そして試合結果や順位に応じて加算される「チャンピオンシップポイント」上位チームが国際大会「Worlds」への出場権を手にします。

DFMの次戦は7月30日に行われる0-1チーム同士の「Round2」にて、「Fukuoka SoftBank HAWKS Gaming(SHG)」との対戦が予定されています。

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