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「VCT 2027」概要が公開―実力がすべてを証明するエコシステムへ…大会構造、予選ルート、新たな財政支援が明らかに

Riot GamesがVCT 2027の新体制を発表しました。パートナーチームにも降格リスクが伴う「実力主義」なフォーマットへ移行します。また、非パートナーチームが大会に進出すると多くの支援金が支給されます。

FISTBUMP編集部

FISTBUMP編集部

Riot Gamesは2026年6月19日、「VALORANT Champions Tou(VCT)」の2027年シーズンに関する概要の一部を公開。大会構造、予選ルート、新たな財政支援プログラムのアップデートなどを発表しました

「すべての試合に意味を持たせる」という理念のもと、パートナーチームも降格の危機に晒されるシステムや、オープンチームへの報酬制度が明らかになっています。


12チーム制の「キックオフ」と、結果が全てシステム

VCT Americas、EMEA、Pacificで開催されるキックオフトーナメントは、12チームによるトリプルエリミネーション方式で行われます。参加チームの内訳は、パートナー8チームとオープン予選通過の4チームです 。それぞれ上位3チームが、Masters(国際大会)への出場権を獲得します。

パートナーチームはキックオフへの参加こそ保証されていますが、その後の「Cup」への出場は保証されておらず、高いパフォーマンスによる出場権獲得が必須となります。 成績が振るわなかったパートナーチームはオープンプレーオフやオープン予選に降格し、再びトップ層への道を自ら勝ち取らなければなりません。

地域大会とPacific地域の拡大

VCT 2027では、地域大会がグローバルエコシステムの基盤となります。特にPacific地域では大きな変化がありました。

タイ、インドネシア、ベトナムが、韓国、日本と同様にVCT Pacific内の独立した地域大会となります。南アジアとオセアニアのチームは、フィリピン、マレーシア、シンガポール等を含む「Pacific Wild Card」のルートを通じて予選に参加します。

なお、中国(VCT CN)については引き続き「ビジターチームモデル」が維持され、パートナー8チーム、ビジター2チーム、オープン予選2チームによってキックオフが争われます

オープンチームへの強力な「固定支援金」とロスター維持ルール

新たな組織やクリエイター主導のチームが持続的に活動できるよう、スターティングメンバー5人中3人を維持すれば、獲得したポイントや出場資格を保持できる「ロスター継続ルール」が追加されました。

さらに、非パートナーチームに対して、大会出場に応じた超大型の支援金が支払われます。これらの支援金は、大会の賞金プールや主要イベントの渡航費サポートなどとは完全な別枠として提供されます。

  • キックオフまたはCupへの出場権獲得:10万ドル

  • Mastersへの出場権獲得:20万ドル

  • Championsへの出場権獲得:40万ドル

  • Game Changers Championship出場チーム:追加で10万ドル


実力がすべてを証明するエコシステムへ

VALORANT Esportsのグローバルヘッドを務めるLeo Faria氏は、本アップデートについて以下のようにコメントしています。

「VCT 2027は、『最高のチームはあらゆる段階でその居場所を実力で勝ち取るべきであり、すべての試合が重要である』というシンプルな信念に基づいて構築されています。パフォーマンスに報い、世界中のチームにチャンスを広げるシステムを作りたかったのです。」

より詳細な出場枠の割り当てや地域予選のフォーマットについては、今年の「VALORANT Champions」開催前に改めて発表されるとのこと。誰もがトップを狙えるオープンで魅力的な次シーズンの幕開けに、今から期待が高まります。

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