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5月23日(土)に開幕する「VALORANT Challengers Japan 2026 Split 2」Main Stage。アリーナ立川立飛でのSeason Finals、そして「VCT Pacific Stage 2 プレイイン」への出場権を懸けた戦いが、ついに始まります。
これまで2024年、2025年とChallengers Japanで圧倒的な成績を残してきたRIDDLE ORDER(RIDDLE)ですが、Split 1では、ロール変更やメタの変化も相まって思うような結果が出ませんでした。そんな悔しさを抱えて挑んだ、Split 2 Advance StageでもMURASH GAMINGに惜敗し、敗退の危機すらよぎる接戦も。しかし、見事立て直し、グループ1位で Advance Stageを突破しました。
本稿では、RIDDLEのgyen選手へのインタビューをお届け。クールなイメージとは裏腹に面白いプライベートな一面から、Split 1およびAdvance Stageでのチームの裏側、そしてgyen選手がチームの最大の強みと考える「前を向けるマインド」まで、伺いました。

――クールな印象で知られるgyen選手ですが、SNSでは「最近gyenのインスタ面白いぞ」と拝見しました。どんな投稿を上げてるんですか?
gyen:虫と戦ったときの話ですかね(笑)。「虫キモすぎてヤバい」と、虫対策グッズが連続でずらっと並んでるストーリーをあげて「次は絶対倒してやる」と投稿しました。最近急にめっちゃフォロワーが増えて、どこかで晒されてるんじゃないかなと思うレベルです。本当にめっちゃキモい虫が入ってきて、しかも結構しぶといやつが。めっちゃ戦いました(笑)。

――一人暮らしとのことですが、自炊とかもされていますか?
gyen:自炊のストーリーもよく上げてます。めっちゃしてますね。結構、評判いいです。最近だとキムチ鍋が一番おいしかったですね。感覚で調味料を入れるんですが、うまくいきすぎて、もう覚醒してます。味付けは自分の好きな「これ入れたら美味そうだな」っていうのを入れて、今のところは失敗せずいい感じに美味しくなってます。
――以前Luca選手にインタビューした際、gyen選手はクールな印象だったけど意外とチョケると仰っていました。最近はどうですか?
gyen:いや意外とチョケますよ僕は。「冷笑系」とか言われてますが、全然そんなことないです。一緒に過ごしてたら、冗談を言ったりツッコミ入れたりもしますね。
――ボケかツッコミかで言うと?
gyen:ボケもツッコミも両方できますね。でもボケの方が得意ですね。
――誰がツッコミですか?
gyen:大体Mintyです。

――Split 1を振り返ったRIDDLE TALKでは、ロール変更や時間がなかったというお話もありました。全体の感想はいかがですか?
gyen:最初でちょっとコケちゃって。コケたせいもあるし、環境が変わったこともそうですが、1マップ1マップに時間を費やしていられませんでした。捨てマップを設定したり、「もしこれが来たらもうこの構成でやるしかない」という風に、結構前の構成を頑張って使ってました。
――接戦となったAdvance Stageも勝ち上がりましたが、どのような雰囲気で戦っていましたか?
gyen:負けたら2026年が終わりの状況で、「僕たちはもう勝つしかない」と緊迫した空気でした。「全勝したら行けるよ」というのはみんな分かっていたので、「負けたら最後」と、みんな本気で取り組んでいました。でも、この緊迫したところを勝ち抜いたのがめちゃめちゃデカいですね。
――Luca選手がソーヴァを使っていましたが、チームとしてメタの変化やロール変更を経て、新しいRIDDLEはどんなチームになっていますか?
gyen:Lucaは以前から様々なエージェントを使っていたので、「これだったら前使ってたよ」とフレックスでいい感じにプレイできていますね。Mintyは変わらずにスモークで、JoxJoもゲーム理解度がめちゃめちゃ高くて使えるエージェントも多い。Seoldamは完全にデュエリスト固定で、いいバランスになってますね。
――メタが変わったのは、RIDDLEにとって追い風ですか?
gyen:完全にそうですね。自身ができないロールを、無理矢理プレイしている人がいなくなったので、追い風かなと。
――ネオン弱体化について、gyen選手個人としてはどう思っていますか?
gyen:僕としてはめちゃめちゃ嬉しいです。僕は置きエイムを得意としていて、置いている時にネオンが出てきた瞬間、もう絶対1人倒すか倒されるか、2キル以上は絶対にできなかったので、嬉しいですね。
――コンペティティブなどをプレイする中で、使うエージェントなど環境が変わってきたと感じることはありますか?
gyen:ネオンを見なくなったのもそうですが、レイナとかジェットなどの昔からいるエージェントをみんな使っていて、いい環境になってるんじゃないかなと思います。

――Split 1終了後から、一番成長したと感じる部分はどこですか?
gyen:RIDDLEに入ってからは正直めちゃめちゃ成長しています。特に敵の配置を読む力や読むスピード、ゲーム理解度が上がった実感がありますね。タイミングの取り方など、ただのマクロではない、誰も教えてくれないような細かいところで成長できました。
――Split 2は、トーナメントからラウンドロビン(総当たり戦)に変わりますが、どんな印象を持っていますか?
gyen:僕はめちゃめちゃ嬉しいですね。トーナメントだとローワーに落ちた時の絶望感や、チームの相性で本当は勝てるのにあっさり落ちちゃう可能性もあります。その分、総当たりは「勝てるチームには勝って、負けるチームには負ける」という、明確な差が出ると思っているので、嬉しいですね。
――リベンジしたい、勝ちたい相手はいますか?
gyen:Split 1ではFENNELに負けたので、FENNELには勝ちたいと思ってます。

――JoxJo選手がスクリムなどで怒ることは有名ですが、gyen選手が怒ることはありますか?
gyen:以前よりは増えたような気がします。大会などの「その場で修正しないともう勝てないかもしれない」という時は強めに言うこともあります。それでも、ほぼ怒らないですね。大体JoxJoが代わりに怒ってくれるか、全部言ってくれてますね。
――チームで雰囲気が悪くなることもあると思います。どう解決してポジティブな雰囲気を維持していますか?
gyen:めちゃめちゃ雰囲気が悪くなったとしても、別に誰も気まずく思わないんです。JoxJoを中心にみんな本音で話し合って、「次どうすればいいか」をすぐ出すことができます。僕たちのいいところはそこですね。だからみんな切り替えられるし、雰囲気が悪くなったとしても、それが当たり前に「また解決策を探そうぜ」と、切り替えられています。
――Split 2で注目してほしいご自身のポイントを教えてください。
gyen:「動き」ですね。もちろんエイムも注目してほしいんですが、センチネルとしての巧さを見てほしいです。
――Split 2への意気込みと、ファンへのメッセージをお願いします。
gyen:Split 2は自分たちでも自信があります。Split 2が一番大事なので、この自信のまま勝って、余裕を持ってSeason Finalsに行きたいです。応援してくれるファンの人も、チームのファンに向けても頑張っていい印象を残したいなと思っています。精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします!

「VALORANT Challengers Japan 2026 Split 2」Main Stageは5月23日(土)より開幕。苦戦したSplit 1から、メタも追い風に自信をつけたRIDDLEはSeason Finalsを目指してSplit 2に臨みます。
本音でぶつかり合い、強さを追い求めて成長を続けるRIDDLEの戦いに注目です。
<取材・執筆:えとのす棘/撮影:松田和真/編集:岡野 朔太郎>