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4月上旬にSplit2が開幕した『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』のアジア太平洋地域リーグ「LCP」。4月26日には、日本のFukuoka SoftBank HAWKS gaming(SHG)がDeep Cross Gaming(DCG)と対戦しました。
4月上旬にSplit2が開幕した『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』のアジア太平洋地域リーグ「LCP」。4月26日には、日本のFukuoka SoftBank HAWKS gaming(SHG)がDeep Cross Gaming(DCG)と対戦しました。
Game 1は序盤こそSHGがドラゴンを立て続けに獲得し有利に進むかに見えましたが、中盤以降は集団戦で勝ち続けたDCGがレーンを押し上げてリードを掴みます。苦しい戦いが続くなか、SHGは終盤の集団戦で3キルを獲得しそのまま相手陣営へ。きっちりゲームエンドまで決めきり、見事な逆転勝利を果たしました。続くGame 2では、SHGがラストピックでパイクを選択し勝負に出ます。ここでは序盤からキルを重ねたSHGが主導権を握り、きれいなスノーボールで試合終了。これにより2-0でSHGの勝利となりました。
試合終了後、SHGのAria選手にオンラインでインタビューさせていただきました。DCG戦でリベンジに成功した喜びの声とともに、チームの仕上がり具合や最近のメタについてなどもお伺いしたので早速ご覧ください。

――2-0勝利おめでとうございます!しかもAria選手は今日、一度もデッドしなかったですよね。
Aria:はい、今日はノーデッドで終われましたね。
――非常に素晴らしかったです。試合の感想はいかがですか。
Aria:DCGとは前回のプレイオフでリバーススイープされて以来の対戦だったんですけど、リベンジできてめちゃくちゃ良かったです!今日はノーデッドだったんですけど、実を言うとデッドしそうになったタイミングは結構あったと思うんです。結果的にすべてのタイミングで生き残ることができたので、運も良かった気がしますね(笑)。
――おっしゃる通り昨シーズン一度も勝てていなかったDCGとの因縁の対決となりましたが、どんな準備をしてきましたか。
Aria:DCGだからといって特別な準備をしたわけではないんですけど、敢えて挙げるとすればジャングラーのPOP9選手がキャンプを諦めてまでガンクを好んでやるスタイルなので、そこだけは気をつけようと話していました。
――では試合内容についてお伺いしていきます。まずGame 1では見事な逆転勝利を果たしました。苦しい試合だったと思いますが、どのように試合を進めて逆転を狙おうと考えていましたか。
Aria:序盤かなり有利だったと思うんですよね。だけど、途中で何度もやられてしまったせいでゲームが苦しくなってしまった感じがしています。そんな状況だったので「途中で捕まって倒されないように気をつけよう」という話はしました。そして、集団戦でどのように戦うかという話をかなりしていたように思います。
――その集団戦の戦い方の話が功を奏したのか、最後にミッドで行なわれた集団戦ではAria選手のアカリが裏から下りてきて挟み込む形ですさまじいダメージを出していましたが、あのときはどんな状況だったのでしょうか。
Aria:僕とVsta選手のレルでポジションを取りつつチャンスを伺おう、と最初から話していたんです。僕とMarble選手のヴァルスにだけエルダードラゴンのバフが残っていて当たりたい状況だったところへ、ちょうど相手が前に出てきてくれたのでチャンスだと思って仕掛けました。

――Game 2は非常にスムーズな試合運びで勝利を収めました。全体的にキャッチを狙う動きが良かったように思いましたが、どんなコンセプトでしたか。
Aria:まずこちらのライズを相手に、向こうがアジール・ヴァイを出してきました。この2チャンプは序盤が弱いのと、サポートのVsta選手がパイクに自信を持っていたのとで、パイクで序盤に攻撃しながら進めていけばスムーズにいくんじゃないかと考えていました。パイクがいたのでキャッチが目立ったとは思いますけど、ライズもレーン戦に注力するというよりサイドを手助けできる強みがあるチャンピオンなので、キャッチを狙うシーンがより多くなったと思います。
――では、メタについてもお伺いしたいです。ミッドレーナーとして最近のメタについてどう考えていますか。
Aria:ミッドレーナーがちゃんと成長して相手にダメージを与えることももちろん大事ですけど、最近はサイドにどれだけ力を注げるか、相手をどれだけプレイしづらくさせられるかが重要だと考えています。個人的にはゲームメイクできるチャンピオンが良いと思います。
――なるほど。今日のピックはアカリとライズでしたが、そのあたりもピックの理由でしょうか。
Aria:アカリについてはそういう理由もありますけど、オリアナ相手に自信があったからですね。ライズはやっぱり機動力が高くてサイドレーンの手助けがしやすいので、ピックしました。

――続いて、現在のチームの仕上がりについても質問させてください。先週のMarble選手のインタビューでは「中盤以降のファイトが課題」とおっしゃっていたのですが、Aria選手はどのように考えていますか。
Aria:中盤以降のファイトが上手くいかないことも確かに問題ではありますけど、まだ僕らは完璧な段階ではないと思うのでひとつひとつ細かい点を修正していきたいと考えています。例えば、前回もそうでしたけど今回もサイドでやられてしまうシーンが多かったので、その点は修正が絶対に必要ですね。
――とは言えここまで非常に良い成績を収めていますし、MSIへの期待も高まっています。ズバリ、MSI進出への自信のほどはいかがでしょうか。
Aria:今回のMSIは韓国で開催されるということもあって、自分としても意味が大きいですし絶対に行きたいです。Split 1で敗退が確定したときのインタビューで「次のSplit 2では今回より上の順位で終わりたい」と話したと思うのですが、あのときの約束が果たせるように頑張ります。
――さて、次の試合はDFM戦です。日本チーム同士の対決となりますが、Aria選手にとっては古巣でもありますよね。ぜひ意気込みを聞かせてください。
Aria:DFMは僕が長いこと所属していたチームなので、Kakkun選手やMomo選手など一緒にプレイしていた選手たちもいますし当然親しみは感じています。だけど今は敵同士ですしミッドレーナーのFisher選手がすごく上手いなと思ったので、しっかり準備して勝てるように頑張ります。
――では最後に、ファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。
Aria:いつも応援してくださって本当にありがとうございます。皆さんの応援に応えて、MSIに行けるよう頑張りたいと思います。

「LCP 2026 Split 2」は全8チームによるBo3対戦のシングルラウンドロビンでレギュラーシーズンが行われ、上位6チームがBo5形式のプレイオフへと進出。プレイオフで優勝したチーム、そして勝敗と順位によって獲得できる「チャンピオンシップポイント」最上位のチームが「MSI」への出場権を手にします。
SHGの次戦は5月3日(日)、Match1で「DetonatioN FocusMe(DFM)」との日本チーム対決が予定されています。