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『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』のアジア太平洋地域リーグ「LCP」。2026年シーズンのSplit2が4月4日から開幕し、Week2となる11日には日本のDetonatioN FocusMe(DFM)がCTBC Flying Oyster(CFO)と対戦しました。
Game 1は序盤こそCFOが良い形で試合を進めるかに見えたものの、中盤からキルを獲り始めたDFMがストレートでドラゴンソウルを獲得。バロンも含めたオブジェクトのバフを土台に、まずは1勝を果たしました。しかしGame 2では先の試合と真逆の展開に。序盤良かったDFMでしたが、中盤の時間帯に主導権を握ったCFOがスノーボールを決めて勝利しました。
1-1で迎えたGame 3では、序盤からCFOが順調にキルを重ねていきます。CFOはそのままスピーディに試合を運んで全レーンを押し切り、最終的にネクサスを破壊。これによりCFOが2-1で勝利し、DFMのマッチ初勝利はおあずけとなりました。
試合終了後にDFMのFisher選手にオンラインでインタビューさせていただきましたので、そのときの模様を早速ご覧ください。

――試合お疲れさまでした。まずは今日の試合を振り返っての感想から聞かせていただけますか。
Fisher:残念ながら敗北となってしまいました。しかも前回と同じパターンで負けてしまったことで問題がまだ改善できていないことがわかったので、これから修正していく必要があると考えています。次の試合までにしっかり準備していきたいですね。
――その問題点というのは具体的にどんな点なのでしょうか。
Fisher:相手に渡してはいけないポジションを取られてしまったり、戦わなければならないタイミングで構成をうまく生かせずに相手に有利を渡してしまったり、そういった流れが何度も起こってしまった点です。
――Game 3でもミッドでMomo選手と仕掛けに行ったシーンなどは、ちょっと焦りもあったのかなと思ったのですが。
Fisher:それより僕はGame 2のほうが引っかかっていますね。ファイト中心のピックだったのに、相手にドラゴンを全部渡してしまったので。ファイトを積極的に行なうきっかけを作り出すことができないまま時間が過ぎていって、どんどん不利になってしまった感じでしたね。
――それでもGame 1では今シーズン初めてネクサスの破壊に成功しました。最後、パンテオンが飛んできてからアジールのアルティメットを避けたシーンは本当に印象的でしたが、どんな状況だったんでしょうか。
Fisher:もちろん意図した状況ではなかったんですけど、なんか運良く生き残りましたね(笑)。
――運だけではあんなさばき方できないと思いますが(笑)。
Fisher:オリアナのWの移動速度上昇とメジャイの追加移動速度の効果で逃れることができました。あのとき最初は1v2だと思っていて、まさか4人も来ているとは思っていなかったので、そこはちょっと運が良かったかなと思っています。

――LCPで実施されているコーチボイスですが、DFMは今日もTaNaコーチが積極的にコーチボイスを利用している姿が見られました。Fisher選手はコーチボイスについてどのように感じていますか。
Fisher:コーチボイスは前に所属していたチームでもやりとりを聞いていたんですけど、非常に良いと感じています。見逃してしまった部分を知らせたり、ゲームの流れをしっかり握ってもらえるようなコールもしてもらえたりするので、うまく利用できていると思います。
――ここからは少し話題を変えて、チームについてお伺いします。まず今回、DFMに加入した理由から聞かせていただきたいです。
Fisher:韓国にいたときにゲームが上手くいかなくて、チームゲームの難しさをすごく感じていたんです。そこで新しい環境に身を置きたいなと考えて、LCPで新たにスタートすることを決めました。
――現在DFMは日本語、韓国語、中国語の話者が混在していますよね。先週のKakkun選手のインタビューでもコミュニケーションの問題が挙がっていましたが、Fisher選手の立場ではどう感じていますか。
Fisher:コミュニケーションは重要ではあるものの、僕としてはこの『LoL』というゲームは、チームメンバーが同じ考えを持ってさえいれば簡単な言葉だけでもゲームをうまく進めることができると思っているんです。もちろん外国語の実力も大事ですが、僕らにとってもっと大事なのはゲーム内で同じ考えを持つこととチームワークを高めて息を合わせることだと考えています。

――試合を見るかぎり、レーン戦も強いですし個人技も非常にレベルの高い選手だと感じたのですが、ご自身のプレイの強みを教えてください。
Fisher:周りの人たちからはフィジカルやレーン戦に長けていると言ってもらえていますが、自分では平凡だと思ってます。
――さすがに平凡ではないと思いますが。もっと自信を持って良いと思いますよ。
Fisher:もっと成長しなければならない立場だと考えているので、強みとかはあんまり考えたことがないですね。
――Woody選手とともにシーズン途中でチームに合流したので難しい部分もあるかと思いますが、チーム内でどんな役割を果たしたいですか。
Fisher:自分でこんなことを言うのもちょっとアレですが、ベテランとしての役割、ですかね。ミッドレーナーにはそういった部分が絶対にあったほうがいいと思ってるんですよね。チームを統率できるような役割を果たしたいですし、そのためにはどんな方法でも試してみるつもりです。
――頼もしいですね。では最後に次の試合への意気込みと、DFMを応援してくださっているファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。
Fisher:いまのDFMはまだまだ至らない部分も多いですが、もっと上手くなれると信じているので、ファンの皆さんにも期待してもらえたら嬉しいです。

「LCP 2026 Split 2」は全8チームによるBo3対戦のシングルラウンドロビンでレギュラーシーズンが行われ、上位6チームがBo5形式のプレイオフへと進出。プレイオフで優勝したチーム、そして勝敗と順位によって獲得できる「チャンピオンシップポイント」最上位のチームが「MSI」への出場権を手にします。
DFMの次戦は4月18日(土)、Match2で「MVK Esports(MVK)」と対戦予定です。