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「空澄セナのアカリはいつまでも強い」 DAY2『LoL』リーダー・k4senさんにインタビュー!「やばくね~よ☆」から始まった「VSPO! SHOWDOWN 2026」を振り返る

DAY2『LoL』でライバルチームのリーダーを務めたk4senさんにインタビュー!「VSPO! SHOWDOWN 2026 powered by RAGE」の感想や「やばくね~よ☆」の話などをお聞きしました。

まっつぁん

まっつぁん


3月21日(土)・22日(日)に有明アリーナにて開催された「VSPO! SHOWDOWN 2026 powered by RAGE」。DAY2では、『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』で千燈ゆうひさん率いるぶいすぽっ!チームが、元プロを含むライバルチームと本気のバトルを繰り広げました。結果はライバルチームが2-1で勝利。ぶいすぽっ!チームは敗北したものの、スクリムでは全敗していた相手から1勝をもぎ取るなど、善戦を見せました。

今回は、DAY2『LoL』でライバルチームのリーダーを務めたk4senさんにインタビューを実施。本イベントの感想に加え、流行の「やばくね~よ☆」、そして「カセガク」でのコーチング技術について伺いました。

「しゃるさんの『やばくね~よ☆』振りが雑すぎる」

――試合、お疲れ様でした。登場時の「やばくね~よ☆ The k4sen!」で会場が非常に盛り上がっているのを感じました。

k4sen:去年もタイトルコールですごく盛り上がってくれていたので、せっかく呼んでもらえたからには、今年も何か会場を盛り上げる方法はないかなと考えていました。実際にやってみて、手応えはありましたね(笑)。

――試合後には、しゃるるさんの「やばかったな~?」という振りもありました(笑)。

k4sen:あれは意味がわからなかったですね(笑)。雑すぎるし、しかもしゃるさん、その前に「俺らは一回勝ったからな」みたいなことを言ってて、なかなかダサかったっすね。そのダサい流れからの僕への雑な振りだったので、「さすがしゃるさんだな」と思いました。

――スクリムでは全勝、1試合目も一方的な展開で勝利しましたが、2試合目では敗北となりました。ズバリ、敗因は?

k4sen:1試合目は相手にマルファイトを出されたんですけど、2試合目は僕らがブルーサイドのファーストピックで、トップを先出ししなきゃいけなかったんです。トップで先出ししてマルファイトを出されると、出せるプールが極端に少なくなる。だからマルファイト側にBANを回して、「アカリは開けるけど、こちらはガリオを取るから有利だろう」という話をしていました。

ただ、いざやってみると、向こうのアンベッサ(胡桃のあさん)とアカリ(空澄セナさん)によるバックライン狙いの構成が、ひたすらZerostに刺さって、中盤までテンポを失ってしまいました。Zerostも「俺を見ろよ!」って。

終盤以降は、試合の中でこちらも成長して戦える形が取れたと思うのですが、その頃にはシヴィアがめちゃくちゃ育っていて、フロントから殴られるだけで終わってしまう状況でした。相手が構成をしっかり練習してきたなというのと、練習で使っていなかったアカリ構成を本番で使いこなした空澄がすごかったですね。

空澄セナのアカリと対面して、むしろ自分自身の成長を感じた

――ミッドで対面した空澄セナさんは、LTK(League The k4sen)において、「DC」で同じチームでした。今回戦ってみて、成長を感じる部分はありましたか?

k4sen:空澄のアカリはいつまでも強いなと。NEXTのときもそうですが、実際に対面してみて「強い」っていうのを実感しました。

でも、正直に言っていいですか?(笑)。

以前アカリと対面した時は普通にボコボコにされたんですよ。でも今回はイーブンでファームできたので、自分自身の成長を感じましたね(笑)。「ちゃんとスケールするキャラでイーブンに持っていけてよかったな」と思っています。

――アカリ対面で、k4senさんはアジールを選択されましたね。レーン戦に勝つ自信はありましたか?

k4sen:LTKの後半では使っていませんでしたが、前半はメインピックのような位置付けだったので自信はありました。ただ、今回のパッチのアジールは弱体化を受けていて、どうかなと思っていましたが、結構うまく動けたかなと思います。

――壇上では、おぼさんが戸惑っていたという話もありましたが、チーム内はどのような雰囲気だったのでしょうか?

k4sen:基本的にはエンゲージキャラで落ち着いていたんですけど、練習の時とは違い、今回はピールに回らなければいけませんでした。「ガリオのWでバックラインを見る」という意識が最初は抜けていたので、それをZerostが指摘して修正していく……というやり取りが結構ありました。終盤は戦えていただけに、終わってからおぼは「最初からこれをやっておけばな」と後悔していましたね。

――胡桃のあさんも2年前の「The k4sen」から本格的に『LoL』を始められ、精力的にプレイされています。今回戦ってみて、いかがでしたか?

k4sen:アンベッサを使っている時、毎回ちゃんとバックラインに入ってきていたのが印象的でした。始めたてのトップレーナーにとって、ファイターを使いこなすのは難しいはずなんです。特にアンベッサのようなブリンクが多いキャラは操作が複雑ですが、それを使いこなしていました。他にもランブルをBANせざるを得なかったり、モルデカイザーもずっとBANしていたり……。

いや、本当にすごいなと思いました。集団戦の状況が見えるようになったというのは、大きな成長ですよね。タンクならフロントに立っているだけで最低限の仕事ができますが、ファイターには「バックラインに入る」「誰かを倒す」という明確な仕事があります。それをきっちり、こなしていたので。

「k4sen学院」のために“テニス”のコーチング本で勉強中

――k4senさんは、現在「k4sen学院(カセガク)」を開催されています。初めての試みだと思いますが、開催してみていかがですか?

k4sen:(笑いながら)僕は教える側なんで「退学」することはないんですけど、教え子のみんなは退学がかかっているので、大変そうだなと(笑)。

――k4senさん自身もプレイヤーとして、コーチングを受けてマスターランクを目指すと仰っていましたが、それについてはどう考えていますか?

k4sen:来月から本格的にやろうと思っています。メンバーも決まっていて楽しみですね。人に教える立場になると、自分への甘えが許されないじゃないですか。自分がまず知ってなきゃいけない。だからこそ、より『LoL』に詳しくなれましたし、逆に「まだこういう深いところを知らないな」という気づきもありました。

来月からは、そのあたりをしっかり教えてもらいながら、「全レーン」指導してもらおうと思っています。

――先日、カセガクの講師を務めている昏々アリアさんも「コーチングする立場になって、LTKのコーチの偉大さがわかった」とポストされていましたが、k4senさんもそう感じますか?

k4sen:僕は前から初心者に教えてはいましたが、最近になって特にコーチングの勉強をしています。全然『LoL』に関係ない、テニスとかのコーチング本を読んだりしてるんですよ(笑)。

他にも、LEC、LCS、LCKといった海外プロリーグのコーチが残した記事を読んだりして、いろいろ試行錯誤しています。

――具体的に、どのような内容が参考になりましたか?

k4sen:ヨーロッパのコーチだったと思うのですが、「役割分担」についての話が参考になりました。IGLという一般的に知られている役割以外にも、「フラッシュなどのタイマー情報を常に更新し続ける人」「シンプルに操作に集中する人」もいれば、「ナイストライ!」「俺らスケールするから大丈夫だよ」といったチアリーダーみたいな雰囲気を保つ役割の人もいて。それを自分のチームでも取り入れてみましたね。

これからの「LTK」には「ぜひ皆さんに参加してもらいたい」

――最後に、ぶいすぽっ!のみなさんも活躍されていた「LTK」の続報を待っているファンも多いと思います。今後の開催についてはいかがでしょうか?

k4sen:いやぁ~。LTKはちょっと...(笑)

以前、お話しした「League The k4sen: Dash Ladder」という一般参加大会については、準備が8割~9割まで進んでます。視聴者の方が参加できるような良い大会が開けそうです。

ただ、システム面を自分たちで作っている部分もあるので、最初は不具合などがあるかもしれません。「第0回」くらいの気持ちで、ぜひ皆さんに参加してもらいたいなと思っています。

※「LTK:DashLadder」について、先日詳細が発表がされました。


――本日はありがとうございました!ちなみに記事のサムネイル用に、例のポーズを撮らせていただくことはできますか...?

k4sen:え、いりますか...?(笑)

「VSPO! SHOWDOWN 2026 powered by RAGE」公式サイト:https://rage-esports.jp/2026/vsposhowdown/

<k4sen 関連リンク>

YouTube :https://www.youtube.com/@zzxk4sen
X:https://x.com/k4sen
Twitch:https://www.twitch.tv/k4sen

<取材・執筆:まっつぁん/撮影・編集:松田和真>

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