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【現地インタビュー】DFM Citrus「日本のファンとともにLCPで引き続き戦いたい」ーチーム残留の理由を明かすとともに日本語学習にも意欲【LCP 2026 Split 1】

1月17日に台北のLCP Arenaで行なわれたDFM vs MVK。試合終了後、DFMのCitrus選手に現地でインタビューしてきた内容をお伝えします。

スイニャン

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台北のLCP Arenaで開催されている『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』のアジア太平洋地域リーグ「LCP」。開幕戦の翌日となる1月17日には、日本の「DetonatioN FocusMe(DFM)」が「MVK Esports(MVK)」と対戦しました。

まずはGame 1、MVKは構成の強みを生かしてレーンを押し上げていきます。DFMもオブジェクトの獲得などで巻き返しを図りますが、MVKがミッドレーンを横切るようにしかけた集団戦をきっかけに勢いに乗り、最終的にネクサスを破壊。続くGame 2でもMVKの勢いは止まりません。序盤から有利を築き上げ、きれいなスノーボールで試合を決めきりました。これによりDFMは、残念ながら0-2で敗北となりました。

試合終了後、現地でCitrus選手に直接お話を伺ってきましたので、以下からご覧ください。

「コーチが試合の途中に方向性を決めてくれるのが良い」

――お久しぶりです。昨年はオンラインでインタビューさせていただきましたが、今年は現地インタビューです。よろしくお願いします。

Citrus:よろしくお願いします!

――Citrus選手は去年の途中でDFMに合流して今年もそのままチームに残留となりましたが、残留を決めた理由を是非聞かせてください。

Citrus:去年の経験が僕にとってとても重要であり大切な経験となったので、できればまたLCPでやりたいなと思ったんです。日本のファンの皆さんとともにLCPのリーグで引き続き戦いたいという気持ちがすごく強くて、チームときちんと話し合いをして残留することに決めました。自分にとってはこのLCPという舞台がとてつもなく大きなステージで、とても良い場所なんです。

――初戦の結果は残念ながら敗北となりましたが、Game 1ではドラゴンを積極的に獲りに行ったシーンなど良いところもあったと思います。今日の試合を振り返ってみていかがですか。

Citrus:選手としてこんなことを言うのは申し訳ない気持ちですが、結果的に緊張がまだ解けていなかったんだと思います。元々チーム的にこうしようという"約束"があったんですけど、途中でそれが守れなかったのが敗因だと思っています。そしてその"約束"を守れなかった人物が僕だったんです。Game 1の敗北の原因は僕が一番大きかったんじゃないかと思っているので、メンバー達に申し訳ないです。

Game 1、相手チームが攻めてくるなかCitrus 選手がドラゴンの獲得に成功!

――その"約束"とはいったいどんなことだったのか、言える範囲で大丈夫なのでもう少し詳しく教えていただけませんか。

Citrus:相手のラプターのところで、アリスターが居たにもかかわらず戦ってしまったあのシーンです。あれが一番の事故だったと思います。

――今シーズンから試合中にコーチが助言できる「コーチボイス」が導入されました。DFMはこれをかなり積極的に活用していたように見えたのですが、Pazコーチからは主にどんなお話があったのでしょうか。また、Citrus選手は「コーチボイス」の導入についてどう感じていますか。

Citrus:Game 1でもGame 2でもそうだったんですけど、約束事を決めてくれるんですよ。ああして、こうしてこうしよう、みたいな。そしてそれをメンバー同士できちんと合わせよう、という話をしてくれていました。そしてもし間違った道に進んでしまったら、それを止める役割もしてくれていました。だからうちのチームにとって、「コーチボイス」は非常に良いものだと思うんです。僕らはまだマクロ面の能力がそれほど高いほうではないので、コーチが試合の途中に話をしてくれて方向性を決めてくれるのが本当に良いんですよね。

――そして今シーズンから変わったことと言えば、やっぱりクエストを始めとするゲームシステムがありますよね。ジャングラーはほかのポジションに比べるとそこまで大きな変化はないのかもしれませんが、Citrus選手としては今年の変更についてどう考えていますか。

Citrus:ほかのインタビューでも毎回同じ話をしているんですけど、一番大きくて重要な変化はマップの色が緑色に変わったことです!青から緑に変わったことで目がとても楽になりました。それ以外だと、ゲームのテンポが早くなったことですね。ファイトも増えた感じがしますし、これからはADCがキャリーする姿を何度も目にするようになるんじゃないかなと思います。

「今シーズンは各自のレーン戦の能力が重要になった」

――Momo選手が健康上の理由でチームに合流できていませんが、チームの現在の状況はいかがですか。

Citrus:Momo選手が急に来られないことになり初戦に間に合わなかったのは残念ですが、早く良くなるよう願っています。実際に良くなってきていて、もうすぐ来られるようなので良かったです。それまでの間、空席を埋めてくれたRayFarky選手が練習もすごく頑張ってくれて、今日の試合も負けてはしまったものの上手くやってくれたので、チームの状況としてはそれほど心配はしていませんね。

――先ほど「コーチボイス」のお話でPazコーチが方向性を決めてくれるというお話もありましたが、DFMの練習の方向性についてお伺いしたいです。どんな点に重点を置いて練習していますか。

Citrus:昨シーズンと比べて今シーズンは各自のレーン戦の能力が重要になったので、レーン戦が上手くやれるように練習しています。スクリムでも試合でも同じなんですが、最初は選手5人で話をしながらゲームをしているんですけど、途中からおかしくなってレーン戦をより強く進めなければならないのにそういう状況にならなかった場合などはPazコーチが声をかけてくれますね。なので、各自がやるべきことをきちんと遂行できるように練習している感じです。

――詳しく教えてくださってありがとうございます。ところでさっきからたびたび言葉に詰まっては考え込んでしまっているのが気になったんですが、もしかして最近はあまり韓国語を話していないんでしょうか。

Citrus:あはははは!不思議ですよね。去年は韓国語50%、日本語50%だったとしたら、いまはもう韓国語30%、日本語70%ぐらいの割合で生活しているので……難しいですね。いまも何度もこんがらがってます(苦笑)

――今日はインタビューの時間があまり取れない関係で韓国語で話していますが、チームのYouTubeに公開されていた動画を先ほどちらっと拝見したところ日本語がかなり上手くなっていて驚きました。

Citrus:一生懸命、頑張ってます!いくらPazコーチの韓国語が上手いと言っても、このチームの方向性を考えたら僕が韓国語しか使わないっていうのはなんか違うんじゃないかと思って、下手でもいいからとにかく日本語で話そうと頑張ってきたのが良い方向に行ってるんじゃないかなと思います。

――いいですね。韓国人選手が日本語を頑張って話してくれるのは、ファンの皆さんもきっと嬉しいと思いますよ。では最後に、応援してくれているファンの皆さんに向けてひとことお願いします。

Citrus:今シーズン残念ながら始まりは敗北からのスタートとなりましたが、これから良くなっていくと思うので信じて最後まで応援してもらえたらありがたいです。(日本語で)次は絶対に勝ちます!


台北で開催されている「LCP 2026 Split1」は全8チームによるBo3対戦のシングルラウンドロビンでレギュラーシーズンが行われ、上位6チームがBo5形式のプレイオフへと進出。プレイオフで優勝したチームはブラジルで開催される「First Stand」への出場権を手にします。

DFMの次の試合は、1月23日に「CTBC Flying Oyster(CFO)」との対戦が予定されています。

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