T1 Oner「世界最高のジャングル」よりも「T1に最も合うジャングル」になりたい――韓国テレビ番組でチームへの想いを語る

11月28日、韓国の主要放送局である「MBN」のニュース番組に、T1のOner選手が出演しました。Worlds3連覇という偉業を成し遂げ、世界中からその実力を称賛される中、約10分間の単独インタビューで彼が語ったのは、T1というチームを重んじる想いでした。 スタジオで明かした胸の内と、来たるアジア競技大会への想いをお届けします。

Oner「歴代最高ジャングラーよりもT1の『ワン・クラブ・マン』になりたい」

インタビューで「史上初のWorlds3連覇を果たし、歴代最高のJGと評価されていることについてどう思いますか？」という質問に対してOner選手は「多くの方々が『世界最高のJG』と呼んでくだることに感謝しています。しかし私は、そのようなタイトルよりも、T1でプレーするのが大好きで『T1のワン・クラブ・マン』を夢見ているので『T1に最も合うジャングル』というタイトルが欲しいです。『歴代最高のJG』や『世界最高のジャングル』といったものには、あまり興味がありません」とチーム愛に溢れる胸の内を明かしました。

「ワン・クラブ・マン」とは、1つのクラブだけで選手生活を終えたスポーツ選手のことを指し、主にサッカーなどで使用されることが多いスポーツ用語です。

また、来年の9月から日本・名古屋で開催されるアジア競技大会について「スポーツ選手なら国旗をつけてプレーしたい気持ちは当然あります。今年の終わり方が良かったので、多くの方が期待してくださるのも当然であり、ありがたく感謝しています。来年の7月頃に選考が行われると聞いていますが、その時まで良いプレーを続けた選手が選ばれるべきだと考えています。また、その時点で私よりも優れた選手がいたら、その選手こそが選ばれるべきだと考えているので、選出されても何の問題もないように一生懸命準備し、最善を尽くして選考に臨みたいと思います」と韓国代表の選考について率直に語りました。

インタビューの最後にOner選手はファンに向けて「多くの応援をいただいたおかげで、このように良い形で今年を締めくくることができました。『Worlds』で皆さんが熱心に応援してくれたことに感謝しています。来年はリーグ戦からより良い姿をお見せし、序盤から笑顔でいられるよう最善を尽くし、素晴らしい試合をお届けします」とインタビューを締めくくりました。