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中国・北京で開催されている『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の国際大会「Worlds 2025」。16日はスイスステージ2日目の試合が行われ、LCP代表のCTBC Flying Oyster(CFO)はLCKの名門チーム・T1と対戦しました。
CFOはドレイヴンをピックして序盤から勝負に出ます。トップレーンにひとりでスワップしたDoggo選手がソロキルを決めると、オブジェクトファイトでも勝ちを重ねてじわじわと試合をリード。最終的に1万ゴールド以上の差をつけて勝負を決めきりました。これによりCFOはMSIのリベンジを果たすとともに、スイスステージ2勝目を挙げることに成功しました。
本稿では、試合終了後に韓国語放送で実施されたJunJia選手の勝利インタビューの翻訳をお届けします。
――勝利したCFOのJunJia選手にお話を伺っていきましょう。勝利おめでとうございます。ゴンシー!(中国語でおめでとうの意味)
JunJia:ありがとうございます。
――Worldsで2連覇を果たしたT1を相手に、勢いのあるパフォーマンスで勝利を収めました。感想はいかがですか。
JunJia:勝ててすごく嬉しいです。今日の試合は若干、僕はバスに乗せてもらった感じだったと思います。Doggo選手のパフォーマンスが特に良かったですね。
――視聴者の皆さんは、「バス乗り」とは思っていないと思いますよ。今日はキヤナで完璧なプレイを何度も見せてくれましたし、スーパープレイもたくさん飛び出しました。非常に重要な試合で攻撃的なプレイを何度も生み出していましたが、今日のキヤナのプレイには満足していないのでしょうか。なぜバスに乗ったとおっしゃっているのか、気になるところです。
JunJia:やっぱりミスが多かったので、その後どうやって取り返そうか考えていたんです。まさか自分が試合を動かせるとは思ってなかったので、すごく嬉しかったですね。ただ、キヤナはミスが許されないタイプのチャンピオンなので少し不安でした。
――おっしゃるとおりキヤナはミスせずに上手くプレイしなければならないチャンピオンですが、ドレイヴンまで構成に組み込まれましたよね。ドレイヴンもちゃんと育てないといけないですし集団戦でも大活躍しなければならないチャンピオンですけど、今日あのような構成にした理由を教えてください。T1対策として準備してきたんでしょうか。
JunJia:実はあんまり対策してきたという感じではなかったと思います。僕らはDoggo選手がやりたいチャンピオンをそのままやらせることが多いんです。彼は強い相手と戦うにつれてパフォーマンスが良くなっていく選手だと思うので、彼のそういったメンタルにはとても感心しています。
――本当に大きなステージでドレイヴンの活躍を見せてくれたと思います。さて、今年のWorldsは多くの方々が現在までのメタを見て、ジャングラーの序盤のゲームプランの組み立てと動線が本当に重要であるという分析をしているのですが、これにはJunJia選手も同意しますか。
JunJia:ジャングルのゲームプランの組み立ては恐らくどのパッチでも非常に重要で、どの選手もヒマなときに自分の動線を考えてるんじゃないでしょうか。僕はそれがすごく面白いなと思っています。
――今日とてつもないパフォーマンスを見せたことで、もうCFOはダークホースではない、警戒すべき強豪チームだということを証明したと思います。いまWorldsに参加しているすべての対戦相手に向けて、自信を持ってひとことお願いしてもよろしいでしょうか。
JunJia:僕らはひとつひとつ倒していきます!