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『リーグオブレジェンド』の次回パッチ「25.18」の内容が予告され、チャンピオンやアイテムの調整項目が明らかになりました。「25.18」では主にMIDレーンのメタチャンピオンを中心に調整。年間最大の国際大会「Worlds」に向け、全体のメタのバランスを整える作業がスタートしています。
9月3日、パッチ毎に調整内容を予告している『LoL』リードゲームデザイナーのMatthew Leung-Harrison氏が、X上にて「25.18」のプレビューを公開しました。
今パッチでは実装後徐々に評価を上げ、今や人気チャンピオンとなっているADCのユナラにナーフを実施。基礎ステータスとEスキルが弱体化され、レーニング段階からパワーを落とす調整になっています。
ADCではアイテムの強化があったにも関わらず活躍できていないアッシュもバフ対象となっていますが、スキルセットのユーティリティが高いため強化は慎重なものに。アムムのQスキルのマナコストとCDが軽くなり、サポートアムムが強化されている点にも注目です。
また、Matthew氏は投稿において、現在のMIDレーンがアニーやオーロラ、ガリオといったテンポ重視のチャンピオンが中心となり、タンキーなビルドでダメージも両立させている状態にあると指摘。バフ後に活躍を見せているアジールを含め、一律でダメージを下げる調整が予定されています。
一方、MIDレーンでバフを受けるのがフェイ、ジェイスとカシオペア。特にカシオペアはフィアレスドラフト終盤でのカウンターピックとして機能することが期待されており、迫る「Worlds」に向けて、競技シーンを意識した調整内容となっています。
「25.18」で強化を受けるアイテムはマーキュリアルシミターとサンファイアイージス、そして中間素材のバミシンダーです。特にバミシンダーは中立モンスターへのダメージがバフされているため、JGチャンピオン向けの大きなバフに。
今パッチではサイラスやキヤナ、ボリベアにナーフも予定されており、ここにきてタンクJGの2周目以降のクリアスピードが上がったことで、また序列に変化が起こるのではないでしょうか。
同パッチでは、ブライアーやイラオイにも調整を実施予定。直近では新しいロールやビルドを模索する調整が続いていましたが、国際大会向けパッチも近づき、一旦オーソドックスなバランス調整に戻った印象です。
合計18体のチャンピオンが調整される予定のパッチ「25.17」は9月10日(日本時間)に配信。なお、これらの予告内容はPBE段階のため、本実装までに変更が入る可能性があることにもご注意ください。詳細な変更については次回パッチの配信をお待ちください。