
- VALORANT
- インタビュー
2025年8月27日(日本時間)、『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチノート「25.17」が配信されました。
今パッチより2025年のシーズン3がスタート。16体のチャンピオンが調整されるほか、PvE専用「ドゥームボット」モードの復刻、タイマーやサモナースペル管理に関するゲーム内システムのアップデートなど、大規模なパッチとなっています。
「25.17」での性能調整は16体。現在は比較的バランスが取れた状態にあるため、ケインのソロレーン(主にTOP)向け調整や、イレリアのEスキルとWスキルのAP比率を高めたAPアサシン寄りビルドなど、前パッチに引き続いて新しいロールやビルドで活躍する可能性を開拓する調整が中心に。
特にニーラ、ヴェイン、セトはスキルの中立モンスターへのダメージが増加したことで周回しやすくなっており、JGとしてのピックに期待がかかります。
その他、グウェンやミス・フォーチュンなどピック率の高いチャンピオンに小さな調整。「アクシオムアーク」「ホライゾンフォーカス」「プロフェインハイドラ」の3アイテムにバフが入っています。
「デマーシアの家令長」こと、シン・ジャオのビジュアルアップデートが実施。これに伴い全スキンのビジュアルが一新されるため、パッチ「25.18」までの2パッチの期間、限定スキンも復活し入手可能になります。ユニバースのアップデートや新しいテーマのリリースもお楽しみに。
そして、期間限定ゲームモードとして4人のチームメイトと協力して凶悪なボット達と戦うPvE「ドゥームボット」が装いも新たに復活。新たなボスや呪い、難易度が追加されています。
そして「ドゥームボット」期間最初の3パッチには、新要素「ドゥームの試練」が登場。今パッチでは第1弾として「ベイガーの悪」試練が実装され、すべてのドゥームボットがベイガーの固有スキル「偉大なる悪の力」を持った状態で無限にスケールしながら立ち向かってきます。チームメイトと協力し、この強大なチャレンジに挑戦してみてはいかがでしょうか。
現在は『LoL』専用のさまざまな外部アプリを活用することでメリットを得られますが、アプリを導入していないプレイヤーとの公平性を保つために「サードパーティアプリポリシー」を一部変更し、一部の機能を制限することとなっています。代わりに利便性を確保するため、ゲーム内に便利な機能が実装されます。
ひとつはミニマップへのジャングルタイマーの追加。エピックキャンプのタイマーを常に表示し、他のキャンプは復活前に砂時計アイコンが表示される「ベーシック」と、常に全キャンプのタイマーを表示する「アドバンス」の2オプションから選択可能になっています。
ふたつ目は「デスの原因」画面における相手のサモナースペルやアルティメットの表示です。フラッシュやテレポートなど、ダメージの出ないサモナースペルを使用したか否かはこれまで表示されていませんでしたが、今後は表示されるようになり、簡単にピンすることも可能になります。
加えて「デスの原因」画面配置も見直され、表示/非表示の切り替え機能を追加したほか、自身の与ダメージや行動妨害、獲得したゴールドなども表示されるようになります。
パッチハイライト
Season 3 Act 1 バトルパス
今回のアップデートに合わせて、新たなシーズンバトルパスも登場します! アルカナ ルル、アルカナ ジン、プレステージ堕者の虚影ジャーヴァンⅣ、エモート、アイコンなど、新たなコンテンツが盛り沢山です! また、今回初めてバトルパスの最大レベルを50から48へと引き下げます。レベルアップに必要なXPは変わらないので、これまでよりも早く完了できるようになるはずです。
報酬詳細:
レベル1:ダーキン オーブx3
レベル2:不完全な美アイコン
レベル3:ブルーエッセンスx3000
レベル4:古の火花
レベル5:ミステリーアイコン
レベル6:ルル恒久チャンピオン
レベル7:ヘクステックチェスト&キー
レベル8:アルカナ ルル
レベル9:アルカナ ルル ボーダー + アイコン
レベル10:ミステリーアイコン
レベル11:チャンピオンカプセル
レベル12:アシスタントはどこ?エモート
レベル13:滅びの王冠アイコン
レベル14:ブルーエッセンスx3000
レベル15:スピンでクラクラ エモート
レベル16:ヘクステックチェスト&キー
レベル17:ダーキン オーブ
レベル18:ヘクステックチェスト&キー
レベル19:金ピカの忍者エモート
レベル20:ミステリーアイコン
レベル21:ブルーエッセンスx3000
レベル22:ジン恒久チャンピオン
レベル23:ダーキン オーブ
レベル24:アルカナ ジン
レベル25:アルカナ ジン ボーダー + アイコン
レベル26:ミステリーアイコン
レベル27:ヘクステックチェスト&キー
レベル28:ミステリーエモート
レベル29:ダーキンの死の眼光エモート
レベル30:ヘクステックチェスト&キー
レベル31:チャンピオンカプセル
レベル32:ミシックエッセンスx25
レベル33:黒薔薇の追憶アイコン
レベル34:ダーキン オーブ
レベル35:チャンピオンカプセル
レベル36:ヘクステックチェスト&キー
レベル37:オレンジエッセンスx500
レベル38:ヘクステックチェスト&キー
レベル39:グロリアスチャンピオンカプセル
レベル40:「黄昏の規律」称号
レベル41:家令長の印章アイコン
レベル42:ミステリーエモート
レベル43:ヘクステックチェスト&キー
レベル44:黄昏の試練バナー
レベル45:オレンジエッセンスx500
レベル46:ジャーヴァンⅣ恒久チャンピオン
レベル47:ダーキン オーブ
レベル48:プレステージ堕者の虚影ジャーヴァンⅣ繰り返し可能なミッション:
レベル49:ブルーエッセンスx750
レベル50:ブルーエッセンスx750
レベル51:ブルーエッセンスx750
レベル52:オレンジエッセンスx25
レベル53:ブルーエッセンスx750
レベル54:ブルーエッセンスx750
レベル55:ブルーエッセンスx750
レベル56:オレンジエッセンスx25ランクシーズン3開幕!
ランクシーズン3は、現地サーバー時間の8月27日正午に始まります。シーズン1からシーズン2への移行時と同様に、ランク戦のLP獲得状況はリセットされません。ただし、「勝利の栄光スキン」が得られる「勝利の栄光ミッション」はリセットされます(ランク戦に15回勝利)。
ランクシーズンを切り替えるため、ランクキューが約12時間停止します。ランクシーズン2終了時の報酬は、新シーズン開始から数日後に配布されます。シャード移行サービスはシーズン終了前に一時的に停止し、報酬付与後に再度ご利用いただけるようになります。
アタカン(武装状態になりました)
今回のパッチから、アタカンに武器が追加されました。いたって普通の武器です。ゲームプレイ自体に変更はなく、あくまで見た目が変わるだけです。ただ、ストーリーファンの皆さんはきっと今頃、“この武器にはなにか意味があるのではないか?”とヒントを探していることでしょう。なんとなく武器を手にしてみただけかもしれませんけれど、ね。
シン・ジャオのビジュアルアップデート
シン・ジャオのビジュアルアップデートがリリースされます――モデル、アニメーション、スキルアイコン、セリフ、ビジュアルエフェクト、効果音、スプラッシュ、スキンが刷新されます!
過去に行われたチャンピオンのビジュアルアップデートと同じように、「コマンドー シン・ジャオ」と「帝国兵士シン・ジャオ」もビジュアルの向上を反映して価格が520 RPから750 RPに改定されています。これらのスキンをまだ所有していない方は、明日のビジュアルアップデート実装前ならお手頃価格で購入できるので、今のうちに手に入れておきましょう!
さらに、シン・ジャオの限定スキンがパッチ25.18まで復活します。お持ちでないものがあれば、今回と次回のパッチ期間中に入手可能です。シン・ジャオの新しいチャンピオンテーマも要チェック! 8月29日金曜日のリリースをお楽しみに!
シン・ジャオのアップデートとユニバースのチャンピオンページ
パッチ25.17のシン・ジャオのアップデートに伴い、ユニバースの彼のページにおける物語の表現方法にアップデートが行われ、リリース時のシーズンの物語における現在の彼が正しく反映されるようになります。これには、ここまでの一年間やシーズンを通した彼の体験、さまざまなモーションコミック、シーズン2のメタゲームが含まれます。
時系列を詳しく知りたい方のために説明すると、2025年の3つのシーズンは『Arcane』の出来事の続きであり、スウェインがノクサスでクーデターを起こしたあとで、デマーシアでサイラスが反乱を起こすよりも前の時期となっています。
シーズンを進めていくにあたり、メタゲームやモーションコミック、シネマティックなどでアップデートされたチャンピオンの物語をユニバースのページ内に正しく反映させていく方法を模索していきます。
ドゥームボット
パッチ25.17にて、最新の……とはいっても完全新作ではないのですが……、新たな気分で楽しめるゲームモードがついにリリース! 装いを新たにした「ドゥームボット」が、大型アップデートと共に帰ってきます!
「ドゥームボット」は、4人のチームメイトとともにベイガー率いる超絶破壊級のボット軍と戦うPvEゲームモードです。目標はボット軍を相手に15分間生き延び、その後ネクサスを守りながらベイガーを倒すこと!
新たなボス、ボット、呪い、難易度モードといった新要素が追加されており、前回以降ご無沙汰の方もお楽しみいただけるでしょう! もっと詳しく知りたい方はdevブログから詳細をご確認ください!
ドゥームの試練
「ドゥームの試練」は今回の「ドゥームボット」の新要素です! これはゲームのコアシステムに新要素や変更を加えた「ドゥームボット」の別バージョンであり、ベイガーを倒すためには独自の試練を乗り越える必要があります。
「ドゥームボット」期間最初の3パッチには、それぞれ異なる「ドゥームの試練」が登場します。最後のパッチでは3つの試練がすべて再登場し、攻略する最後のチャンスが与えられます。ベイガーの試練をすべてクリアしたプレイヤーには称号「これじゃないボット」を進呈! ぜひ獲得を目指してください!
ベイガーの悪
「ドゥームの試練」第1弾は「ベイガーの悪」。この試練では、すべてのドゥームボットにベイガーの固有スキル「偉大なる悪の力」が付与されています。これにより、ドゥームボットはスキルをプレイヤーに命中させるたびにアダプティブフォースを獲得することになります。
さらに、普段ベイガーの「呪い」は発動したり解除されたりするのですが、「ドゥームボット」では解除されることがありません。開始後15分には10種類もの呪いが付与されていることでしょう! さあ、準備万端で挑みましょう!プレイヤー側が一方的に不利? そんなことはありません。皆さんにチャンスを与えるため、アイテムスキルヘイストを大幅に上昇させ、ショップには新たなプリズムアイテム「不死身の大王の王冠」を追加しました。
最高のチームを結成し、戦略を選び、「ベイガーの悪」を攻略しましょう!
ゲーム情報トラッキングの改善
LoLのリリースから長い年月が経ち、その間に活発なアプリのエコシステムも育まれてきました。これらのアプリは、ビルドやルーンの検索、パフォーマンス情報の表示、味方や敵チームのスカウティング、あるいはゲーム内でのジャングルタイマーやサモナースペルのトラッキングといった機能を提供することで、ダウンロードしたプレイヤーに多くの価値を与えてきました。
しかし時間が経つにつれ、一部のプレイヤーだけがアクセスできる機能があるのは公平性に欠ける、とのフィードバックをいただくようになり、この点については私たちも同意しています。LoLの競技に関する健全性は非常に重要であり、開発チームもこれを維持したいと考えています。一方で、多くのプレイヤーにとってこれらの機能がどれほど便利だったかも理解しています。そこで、両立を図るために、サードパーティアプリポリシーを更新します。一部の機能を制限すると同時に、他の便利な機能をゲーム内に組み込むことで、すべてのプレイヤーが公平に機能を利用できる環境を整えます。
ミニマップジャングルタイマー
かつてのLoLには、オブジェクトタイマーや全体通知は存在しませんでした。ドラゴンが倒されたことを知る唯一の方法は、その瞬間を見届けるか、空になったピットを見つけることだけだったのです。その後、チームでの連携やオブジェクトをめぐる戦いを促すため、タブ画面にタイマーが追加されました。これにより、LoLで特に盛り上がる状況が生まれることになりました。
時を経て現在、ミニマップタイマーは最も一般的に使われているサードパーティ機能の一つです。そのため、私たちはこの情報を公式機能として提供するべく慎重に検討しました。デフォルトのミニマップをすべてのプレイヤーにとってシンプルで見やすい状態に保つため、「ベーシック」と「アドバンス」の2種類のオプションを用意しました。
ベーシック表示では、エピックキャンプのタイマーを常に表示し、それ以外のキャンプは復活の30秒前と10秒前に砂時計アイコンで通知します。ただしTABキーを押している間は、すべてのキャンプのタイマーが表示されるため、最小限のデフォルト表示と詳細な情報の両方を使い分けることが可能です。
アドバンス表示は、すべてのキャンプのタイマーを常に表示します。このオプションは設定メニューのインターフェースセクション内で選択可能です。また、ミニマップの視認性を維持し、重要なキャンプを際立たせるために、オブジェクト復活が近づくにつれてタイマーが目立つようになります。
この変更により、プレイヤーの皆さんがキャンプの復活に意識を割く代わりに、レーンの確認や意図的なルート取り、次の主要オブジェクトに向けた準備に集中できるようになることを願っています。結果として、競技の公平性が高まり、オブジェクトをめぐって連携しやすくなると同時に、ジャングル役の負担も軽減されるはずです。
ミニマップにジャングルタイマーを追加しました。
ベーシック表示は、エピックキャンプのタイマーを表示します。他のキャンプは、TABキーを押下中に確認可能です。
アドバンス表示は、すべてのキャンプのタイマーを常時表示します。設定メニューのインターフェースセクション内で選択可能です。
デスの原因およびサモナースペルのトラッキング
今年に入ってから、私たちはサードパーティアプリの開発者と協力し、敵のアルティメットスキルのクールダウンに関する情報を削除しました。なぜなら、重要なスキルのクールダウンをトラッキングすること自体に、プレイヤースキルが大きく関わると考えているからです。ギャンクが確実に成功すると分かるか、それとも相手がフラッシュで鮮やかな1v2アウトプレイを決めるのか、その不確実性こそがゲームを面白くしているのです。そのため今後は、クールダウントラッキングツールの提供を制限する方針を取ります。
その一方で、チームでの連携や計画に役立てられるよう、使用済みのアルティメットやサモナースペルをより分かりやすく伝えるための改善を行います。
例えば、ダイアナがすべてのスキルを使用してあなたをキルした場合、そのスキルはデスの原因に表示され、スコアボードを開かずにその場でピンを打つことが可能です。これまで表示対象外だった、フラッシュやテレポートのような非ダメージ系サモナースペルも新たに表示されます。チャットには「ダイアナがフラッシュを使用」と明確なピンが表示され、運が良ければ3回ピンしたタイミングで、彼女が戻る前にジャングラーが立ち寄ってくれるかもしれません。
さらに、ヨリックでトップレーンをプレイしていて、ボットレーンを観戦するためにカメラを動かしているときでも、スコアボードから15秒以内に使われたスキルをピンすれば、同じように「ジンクスがフラッシュを使用」と表示されます。加えて、デスの原因の画面配置を見直し、戦闘への貢献度も確認できるようになりました。与ダメージ、与えた行動妨害、獲得したゴールドなどが表示されます。
デスの原因を画面端に移動し、表示/非表示の切り替え機能を追加しました。
敵に使用されたすべてのアルティメットスキルおよびサモナースペルが、デスの原因に表示されるようになりました(フラッシュなどの非ダメージ系スペルも含む)。
デスの原因からスペルをピンすると、チャットに説明テキストが表示されます。
味方ユニットがスペルの使用を視認し、その後15秒以内にあなたがスコアボードからスペルをピンしても同様のテキストが表示されます。
デスの原因に、戦闘への貢献度(与ダメージ、与えた行動妨害、獲得したゴールド)に関する情報を追加しました。
チャンピオン
グウェン
基本物理防御が低下。レベルアップごとの攻撃速度が増加。Rのスロウ効果が低スキルレベルで低下。
15.6でのリニューアル以降、グウェンは熟練者、特にプロがプレイしたときに絶大な力を発揮し続けています。グウェン使いはレーンで活躍できるようになって喜んでいますが、彼女にも苦手なマッチアップが存在するようにし、レベル6での確実な追撃によって試合を一方的に支配できるような状況を防ぐ必要があると考えています。そこで今回は、グウェンのスキル性能を奪い過ぎないようにしつつ、いくつかの調整を加えています。基本ステータス
物理防御:36 ⇒ 33
レベルアップごとの攻撃速度:2.25% ⇒ 2.5%
R - 針仕事
最初のスロウ効果:60% ⇒ 30 / 45 / 60%
2回目以降のスロウ効果:25% ⇒ 15 / 20 / 25%イレリア
Wの魔力反映率が上昇。Eのクールダウンが高スキルレベルで短縮、魔力ダメージ反映率が上昇。
魔力系イレリアは現状、まったく実用的ではなく、ピックされることもありません。そこで魔力ビルド時の瞬間火力を高め、この「飛刃の舞い手」が魔力を生かして活躍できるよう調整しました。攻撃力ビルドとは異なる独自のプレイスタイルを確立するため、相手にもカウンタープレイの余地があるスキルショットに重点を置いています。W - 不屈の舞
最小ダメージ:10 / 20 / 30 / 40 / 50(+ 攻撃力の40%)(+ 魔力の40%) ⇒ 10 / 20 / 30 / 40 / 50(+ 攻撃力の40%)(+ 魔力の50%)
最大ダメージ:30 / 60 / 90 / 120 / 150 (+ 攻撃力の120%) (+ 魔力の120%) ⇒ 30 / 60 / 90 / 120 / 150 (+ 攻撃力の120%) (+ 魔力の150%)
E - 無欠の連舞
クールダウン:16 / 15 / 14 / 13 / 12秒 ⇒ 16 / 14.5 / 13 / 11.5 / 10秒
ダメージ:70 / 110 / 150 / 190 / 230(+ 魔力の80%) ⇒ 70 / 110 / 150 / 190 / 230(+ 魔力の100%)カサディン
Qのダメージが増加。Eのダメージが増加。
カサディンはここしばらく停滞気味で、想定している勝率にも届いておらず、ピック率も低下しています。終盤戦のダメージを強化することで、カサディン使いが好むハイリスク・ハイリターン型のスケーリングスタイルを後押ししたいと考えました。Q - ヴォイドスフィア
ダメージ:65 / 95 / 125 / 155 / 185 (+ 魔力の60%) ⇒ 65 / 95 / 125 / 155 / 185 (+ 魔力の70%)
E - ヴォイドパルス
ダメージ:70 / 100 / 130 / 160 / 190 (+ 魔力の65%) ⇒ 70 / 100 / 130 / 160 / 190 (+ 魔力の70%)ケイン
QとWのマナコストが減少。
多くのレーンケイン(レイン)プレイヤーがいることから、レインが対面相手と互角に戦えるようにしたいと考えました。これをジェイン(ジャングルケイン)を強化せずに実現するために、マナコストを低下させることでレインがウェーブクリアできるようにし、またレーンの対面相手と渡り合えるようにしました。Q - 飛影斬
マナコスト 50 ⇒ 40
W - 刃影襲
マナコスト:60 / 65 / 70 / 75 / 80 ⇒ 40 / 45 / 50 / 55 / 60コグ=マウ
Qのダメージが増加。Wのダメージが増加。Rのダメージが高スキルレベルで増加。
何シーズンも前のことになりますが、この「深淵のアギト」はミッドレーンのポークチャンピオンとして有効かつ一般的な選択肢であり、終盤戦の猛者としての地位を確立していました。最近のコグ=マウは当時に近いパフォーマンスを見せていますが、もう少し強化することでかつての強さを呼び覚まし、皆さんに試してもらいたいと考えました。ただし、楽にウェーブクリアするためだけにボットレーンが魔力系へと移行してしまうことがないように調整しています。Q - 腐食粘液
ダメージ:80 / 125 / 170 / 215 / 260 (+ 魔力の80%) ⇒ 80 / 125 / 170 / 215 / 260 (+ 魔力の90%)
W - 有機性魔力砲
通常攻撃時効果の追加ダメージ:対象の最大体力の3 / 3.75 / 4.5 / 5.25 / 6% (+ 魔力100ごとに1%) ⇒ 対象の最大体力の3 / 3.75 / 4.5 / 5.25 / 6% (+ 魔力100ごとに1.5%)
R - 生体空撃砲
最小ダメージ:100 / 140 / 180 (+増加攻撃力の75%) (+ 魔力の35%) ⇒ 100 / 140 / 180 (+増加攻撃力の75%) (+ 魔力の35 / 40 / 45%)
最大ダメージは2倍に据え置きマスター・イー
基本体力が減少。Qのダメージが減少。
前回のパッチでマスター・イーのQが「クラーケン スレイヤー」と「テルミヌス」のスタックを獲得するようになったことは、当然ながら彼を強化する結果へと繋がっていました。現在システムが彼に有利に機能していることを踏まえ、通常攻撃時効果ビルドを弱体化しつつ序盤の弱点も増やすことで、マスター・イーの強さを適切なレベルに引き戻したいと考えました。基本ステータス
基本体力:669 ⇒ 655
Q - アルファストライク
通常攻撃時効果ダメージ補正:75% ⇒ 65%ミス・フォーチュン
基本攻撃力が増加。
ミス・フォーチュンの現状を表す言葉があればいいのですが……うーん、特に思いつきませんね。とにかく、今回のパッチでミス・フォーチュンを強化して、他のメンバーに引けを取らないようにしました。基本ステータス
基本攻撃力:53 ⇒ 55モルガナ
Wのマナコストが高スキルレベルで減少。Wのダメージが低スキルレベルで増加。
前回のパッチでモルガナのWのダメージを安定させたことで、各ロールが獲得したパワーを正確に分析することができました。この結果を受けて、今回はモルガナに直接パワーを与える強化を施します。これで序盤戦を渡り合えるようになり、レーン戦後半のウェーブクリアも楽になるでしょう。W - 苦悶の影
マナコスト:70 / 85 / 100 / 115 / 130 ⇒ 70 / 80 / 90 / 100 / 110
最小毎秒ダメージ:14 / 28 / 42 / 56 / 70 ⇒ 18 / 31 / 44 / 57 / 70ニーラ
Qのモンスターに対する2回目のダメージが増加。
今回の調整によってニーラがジャングラーとして躍進するのは難しいでしょう。しかし、“ジャングルモンスターに与える範囲ダメージが極めて少ない”という現在の制約は、もはや必要ありません。ひとまずこの不要な制限を削除しますが、いずれはニーラがジャングルで力を発揮するために必要な要素を深く掘り下げていくかもしれません。Q - 形なき刃
モンスターに対する2回目のダメージ:合計攻撃力の10% ⇒ 合計攻撃力の100%ランブル
固有スキルのダメージが低下。Qのダメージが高スキルレベルで減少。
前回のパッチによる調整で安定性が向上してから、ランブルの勝率はグンと上がりました。そのため「Q - スピットファイア」と「固有スキル - ポンコツタイタン」の与ダメージを削ることでバランスを調整します。固有スキル - ポンコツタイタン
オーバーヒート中のダメージ:5-40 (+ 魔力の25%) + 対象の最大体力の5% ⇒ 5-40 (+ 魔力の25%)(+ 対象の最大体力の4%)
Q - スピットファイア
3秒かけて与えるダメージ:60 / 90 / 120 / 150 / 180 (+ 魔力の100%) + 対象の最大体力の6 / 6.5 / 7 / 7.5 / 8% ⇒ 60 / 85 / 110 / 135 / 160 (+ 魔力の100%) + 対象の最大体力の6 / 6.5 / 7 / 7.5 / 8%セナ
レベルアップごとの攻撃速度が増加。Qの体力回復量が増加。
現在セナはボットレーナーとして活躍できておらず、サポートとしてはさらに振るわない状況にあります。攻撃ビルドの操作感を改善するために、以前付与されていたレベルアップごとの攻撃速度を一部復活させ、さらにQの基本回復量もわずかに上昇させました。基本ステータス
レベルアップごとの攻撃速度:2% ⇒ 2.6%
Q - ピアシングダークネス
回復:40 / 55 / 70 / 85 / 100 (+ 増加攻撃力の40%) (+ 魔力の50%) ⇒ 40 / 60 / 80 / 100 / 120 (+ 増加攻撃力の40%) (+ 魔力の50%)セト
Eのモンスターに対するダメージが増加。
お気づきの方は少ないかもしれませんが、ジャングルセトはかなり良い線まで行っていました。ただ、真のジャングラーとなるにはあと一押しの強化が必要でした。ジャングルセトをぜひお楽しみください!W - ヘイメイカー
モンスターへの追加ダメージ:100 ⇒ 125~250(チャンピオンレベルに応じて)シンジド
Qの1回の使用ごとのダメージが減少。
前回のパッチでシンジドが受けた複数の調整により、レッドサイドでは最初のティックのダメージが0.25秒後ではなく即座に付与されるようになり、ブルーサイドでは毒のリフレッシュが飛躍的に安定するようになりました。これらの変更の結果、ほぼすべての状況において、シンジド使いの火力が大幅に上がっていました。「Q - 毒の軌跡」の平均ダメージを以前の数値に近づけるために、毒の持続時間に対する内部的な変更を加えているほか、レッドサイド/ブルーサイド間で生じていた大きな違いもあわせて解消しています。Q - 毒の軌跡
効果時間:2.2秒 ⇒ 2秒
1回の使用ごとの最大ダメージ判定回数:9回 ⇒ 8回ティーモ
キノコ(やタマゴなどのアイテム)の視認性を向上。
ビジュアルを微調整することで、フィールドに置かれたティーモの罠を見つけやすくしました。罠は以前と同じようにステルス状態になりますし、機能面の変更もありません。ただ、不透明度が上がったので目の前で爆発する直前には何であるかを認識できるようになりました。R - 毒キノコ
罠の不透明度:30% ⇒ 50%ヴェイン
Qのモンスターに対するダメージが増加。
ジャングルヴェインも皆さんの想像以上に活躍できるレベルに近いのですが、多くのプレイヤーがスキル順を完全に間違えています。ジャングルヴェインを試すなら、まず「W - シルバーボルト」から始め、次に「Q - タンブル」を最大まで強化しましょう。それでは、ジャングルヴェインをぜひお楽しみください!W - シルバーボルト
モンスターに対するダメージ:最大体力の6 / 7 / 8 / 9 / 10%(上限200) ⇒ 140 / 155 / 170 / 185 / 200ダメージ(体力に関わらず固定)ユナラ
通常攻撃時効果による与ダメージを不安定にしていた複数の不具合を修正しました。
ユナラはプレイヤーの習熟度が上がるにつれ、今や最強ADCの一角に名を連ねるようになってきました。今回のパッチでは複数の不具合を修正しますが、これにより人気の「クラーケン スレイヤー + ルナーン ハリケーン」ビルドが弱体化することが見込まれます。これらの変更後、ユナラの性能がどう落ち着くか、引き続きパフォーマンス指標を観察していくつもりです。Q - 精神修養
一部のアイテムで、跳ね返りごとに複数スタックが発生するバグを修正しました。本来ユナラは、跳ね返り1回につき1スタックの獲得が想定されています。
Qの跳ね返りが大量に発生した際に、アイテムによるダメージが正常に適用されない不具合を修正しました(舞台裏で計算しているポロたちも準備完了です)。「ルナーン・ハリケーン」のようなアイテムが、サブターゲットからメイン対象に跳ね返る際に、本来の通常攻撃時による効果が複数回発動してしまう不具合を修正しました。
「ルナーン・ハリケーン」で使用される矢の通常攻撃時ダメージが、誤って減少されていた不具合を修正しました。今後は本来通り、通常攻撃時ダメージが正しく適用されます。アイテム
アクシオム アーク
「アクシオム アーク」は攻撃力系アサシンのレジェンダリーアイテムとしては非常に弱く、人気も低迷しています。これを購入したアサシンが早めにパワースパイクを得られるようにすることで、アサシン系のエコシステムの中でキラリと光る有効な選択肢となるようにしました。
トータルゴールドコスト:3000 ゴールド ⇒ 2750ゴールド
ホライゾン フォーカス
「ホライゾン フォーカス」は攻撃的な魔力ヘイスト系アイテムとしての性能がかなり低く、依然として敬遠され続けています。このアイテムがビルドに組み込みやすく、また確実に火力を出せるように調整することで有用性を高めました。
魔力:115 ⇒ 125
トータルゴールドコスト:2800ゴールド ⇒ 2750ゴールド
レシピ:フィンディッシュの古書 + フィンディッシュの古書 + ブラスティング ワンド + 250ゴールド ⇒ フィンディッシュの古書 + フィンディッシュの古書 + ブラスティング ワンド + 200ゴールドプロフェイン ハイドラ
「プロフェイン ハイドラ」は現在、アサシン向けのアイテムとしては力不足であり、本来であれば序盤に力を発揮する攻撃力系アサシンのパワーカーブに合っていません。終盤の火力が極端に跳ね上がる状況を防ぎつつこのアイテムを強化するため、大幅な値下げを行い、序盤の魅力的な選択肢となるようにしました。
攻撃力:+60 ⇒ +55
トータルゴールドコスト:3200ゴールド ⇒ 2850ゴールド
レシピ:ティアマット + ブルータライザー + 663ゴールド ⇒ ティアマット + ブルータライザー + 313ゴールド
新スキン「堕者の虚影」シリーズなども登場するパッチ「25.17」。
サモナーズリフト以外のモードに関する調整やバグ修正など、詳細な変更についてはパッチノート全文をご覧ください。