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『リーグオブレジェンド』の次回パッチ「25.17」の内容が予告され、チャンピオンやアイテムの調整項目が明らかになりました。
「25.17」では前回パッチに引き続き、新たなロールやビルドで活躍できる幅を広げるためのチャンピオン性能調整が中心に。14体のチャンピオンに変更を実施予定となっています。
8月20日、パッチ毎に調整内容を予告している『LoL』リードゲームデザイナーのMatthew Leung-Harrison氏が、X上にて「25.17」のプレビューを公開しました。
Matthew氏は前パッチ「25.16」適応前の段階で「現在はバランスが良い状態にある」と発言しており、多くのチャンピオンに向けて新しいロールやビルドで活躍できる可能性を模索する調整が行われました。
今パッチでも引き続き新たな可能性を探る調整項目が多く、ニーラ、ヴェイン、セトはそれぞれスキルの中立モンスターへのダメージが大きく増加。前パッチでJG適性を上げる変更が行われたサイラスやノーチラスと比較してもJGとしての扱いは難しそうなチャンピオンたちではありますが、今後は森の中でも活躍できるようになるのではないでしょうか。
基本的にはJGとしてピックされるケインは、スキルのマナコストが減少。普段はJG内でのマナ自動回復の恩恵を受けているチャンピオンですが、レーンでピックしてもスキルを回転させていけるようになっており、これまでもピックされることのなかった「TOPケイン」運用に向けてのバフになっています。
また、イレリアとコグ=マウは、スキルのAPレシオが上方修正され、APビルドへ進む選択肢が広がっています。シンプルな上方修正となるのがモルガナとミス・フォーチュン、カサディンで、特に超レイトゲーム型として知られるカサディンが今回のバフによってどこまで序盤戦を耐えられるようになるのかは注目です。
ナーフ調整としては、TOPレーンで安定ピックとして君臨し続けているグウェンが対象に。これまで何度も弱体化が入っていますが、今回は基礎ARとレベルアップごとのAS上昇が下方修正されており、ダメージ出力と耐久面の両方でパワーダウンとなっています。
また、前パッチでQスキルが「クラーケンスレイヤー」や「テルミヌス」のスタックを獲得するようになったことでトップメタに躍り出たマスター・イーですが、少々強すぎたため早々にHPとQスキルのオンヒット効果が弱体化。同じく前パッチでバグ修正が入りダメージ出力が上がったランブルとシンジドも弱体化となります。
チャンピオン以外ではアイテム「アクシオムアーク」「ホライゾンフォーカス」「プロフェインハイドラ」が強化。アサシン系チャンピオンが人気を獲得しつつあるなか、アクシオムアークやプロフェインハイドラのバフはさらなる追い風になりそうです。
今回のアップデート予告投稿では、開発チームのメンバーが担当者別に紹介されており、今後もコミュニケーションを取りながらアップデートを進めていく意図が述べられています。
計14体のチャンピオンが調整される予定のパッチ「25.17」は8月27日(日本時間)に配信。なお、これらの予告内容はPBE段階のため、本実装までに変更が入る可能性があることにもご注意ください。詳細な変更については次回パッチの配信をお待ちください。