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『LoL』に「WASD操作」実装へ、PBEから段階的に導入...「ダイナミック固定カメラ」やラストヒットの補助など、QoLアップデート予定が公開【リーグ・オブ・レジェンド】

『LoL』にて「WASD操作」がPBEから段階的に導入を開始。QoLアップデートについても予告

ハル飯田

ハル飯田

Riot Gamesは『リーグ・オブ・レジェンド』における「WASD」キーを使用した操作など、ゲーム内のQoLアップデートに関する予定を告知しました。

WASD操作をPBEから段階的に導入

『LoL』では移動と対象指定を右クリックにて行う「ポイント&クリック操作」が必要となりますが、この操作方法に親しみのない新規プレイヤーや復帰したプレイヤーが直感的に楽しめるための方法として「WASDキーで移動する」操作が検証されてきました。

これまで「WASD操作」については開発チーム内での検証だけでなく、さまざまなチャンピオンをメインとするプレイヤーに体験してもらうことでバグや意図しない挙動を解消し、「すべてのマップ、すべてのチャンピオン」で問題なく操作できる状態を目指して実装段階へと至っています。

プレイテストで寄せられたフィードバックの一部

今後は「数パッチ以内にPBEでリリースされ、その後、ランク戦以外のキューに導入し、最終的にランク戦に導入する」という流れが予定されています。なお、PBEでの試運転は1パッチの間ではなく、長期的なものとして検証されることも明らかになっています。

従来の「ポイント&クリック操作」と比較して、「WASD操作」では移動と対象指定を切り離すことが出来るため“引き撃ち(カイティング)”が行いやすいと指摘されることもありますが、今回のアップデートに際しては「両方の操作方法で競技性を担保できるように尽力する」「WASDを導入しても『LoL』の真髄を変えることなく、新規プレイヤーとベテランプレイヤーの両方に新鮮でありながらも慣れ親しんだプレイスタイルを提供できると私たちは信じています」と述べられています。

今後も導入に当たっては各段階でプレイヤーからのフィードバックを基に改良されていくため、WASD操作を体験してみたい方・興味のある方はPREへの参加もご検討ください。

キー設定のリニューアル

PBEでのWASD操作にともない、「キー設定」の入力システムも刷新。ユニットの選択やヘクスゲートの利用、スキルのキャンセルなどを、マウスボタンを含む好きなボタンに、ゲーム内のオプションメニューから直接割り当てられるようになります。

「ダイナミック固定カメラ」とラストヒットインジケーターが登場

常に操作チャンピオンを画面の中央に捉える「画面固定カメラ」は操作量が減ってシンプルである一方、視界が大幅に狭くなり、遠距離の状況を把握しづらい設定でもあります。

そこで新たな設定として、マウスやチャンピオンの動きに合わせてカメラが微妙に移動する「ダイナミック固定カメラ」設定が導入されます。これによって画面固定のプレイ感のまま広い範囲の確認が可能になり、 幅広い視野を確保したり画面固定のままでは操作が難しいチャンピオンを使いこなせるようになったりと、効果が期待されます。

また、非ランク戦に限り視覚的にCSを補助する「ラストヒットインジケーター」が追加されます。『LoL』の重要な要素であり、レーン戦の勝敗を左右する基本技術であるミニオンへのラストヒットを習得しやすくなるため、初心者や初めて使用するチャンピオンでも効率的にCSが獲得できるようになるシステムです。

なお、インジケーターに反映されるのは固定ダメージ源のみで、「シーン」の追撃や「ジャックス」の強化通常攻撃などの可変ダメージはプレイヤーが感覚で把握する必要があります。アップデート予告では「インジケーターがあっても助けがあっても、高スキル帯のプレイテスターでも砲台ミニオンを取りこぼしてしまうことがある」とされており、あくまで過信は禁物のようです。


WASD操作を含むこれらのアップデートはPBEを経てライブパッチに実装される予定で、幅広いプレイヤーからのフィードバックを募集しています。今後のアップデートによっては本実装までに内容に変更の可能性がある点にもご留意ください。

詳細はこちらの記事もご確認ください。

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