7月上旬にサウジアラビア・リヤドで開幕した「Esports World Cup 2025(EWC 2025)」。この大会は25種目のゲームタイトルで実施される大規模な国際大会であり、WEEK 2となる7月16日から『League of Legends(LoL)』の試合が開催されています。
7月17日に行なわれたノックアウトステージでは、LPL代表のAnyone's Legend(AL)とLCK代表のHanwha Life Esports(HLE)が対戦。Game 1ではALが持ち前の集団戦の上手さを発揮し勝利しましたが、Game 2ではバロンスティールから勝機を掴んだHLEが逆転勝利を果たしました。1-1で迎えたGame 3は再びALが自分たちのペースを維持し、最終的に2-1で勝利。ALがセミファイナル進出を果たしました。
本稿では、試合終了後に本放送にて実施されたAL Tarzan選手のインタビュー翻訳をお届けします(Tarzan選手は韓国人ですが頑張って中国語で答えていたので、それをもとにニュアンスを汲みつつ翻訳しました)。
◆Bo3でもあるし、MSIのときよりチャンスはあると思う
――まず今日の試合の勝利おめでとうございます。これでセミファイナルに勝ち上がりました。Game 1では非常に穏やかにプレイしていたように見えましたが、Game 2では勝てそうな試合でバロンスティールされてしまいました。あのときはどんな戦略的な判断があったのでしょうか。
Tarzan:Game 2は僕らが序盤は有利でしたが少しミスしてしまいました。後半も試してみようとしたんですけど、ちょっと失敗でしたね。
――MSIでALは3位でしたが、今回のEWCではもっと高い順位がとれると思いますか。
Tarzan:きっとチャンスがあるでしょう。今後の試合でチャンスはかなりあると思います。
――セミファイナルではMKOIかT1と対戦することになります。Tarzan選手はきっとT1と対戦したいんじゃないかなと思うのですが、どんなお気持ちでしょうか。
Tarzan:T1が勝ち上がってきそうな気がします。そして僕らがもしT1と戦うことになっても、Bo3でもあるしMSIのときよりチャンスはあると思います。
――今からご自身でHLEの「キー」を砕くことができますが、やってみたいですか。
Tarzan:僕がやりに行くんですか。僕が行かないといけないんですか。いやあ、わからないです。なんか……わからないですね(笑)。
――準備はいいですか?
