T1 COO「選手とファンに心労かけた」Gumayusiのロスター問題を謝罪…Smashに変更していた理由や経緯などが明かされる

T1のアン・ウンギCOOがシーズン序盤に巻き起こったGumayusiとSmashの騒動で両選手およびファンに謝罪しました。

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T1 COO「選手とファンに心労かけた」Gumayusiのロスター問題を謝罪…Smashに変更していた理由や経緯などが明かされる
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T1のアン・ウンギCOO(最高執行責任者)は、6月21日に行われた「2025 T1懇談会」にて、集まったファンや記者の質問に直接答えました。質疑応答で最も話題となったのは、「LCK CUP」や正規シーズン序盤に大きな騒動を巻き起こした、Gumayusi選手とSmash選手によるADCの「ロスター問題」でした。

◆T1 COO「両選手、ファンに申し訳ない」

T1は「LCK CUP」のグループバトル時、それまでスタメン出場していたADCのGumayusi選手に代えて、CLから昇格させたSmash選手を起用します。長年T1のADCを務め、Worlds連覇にも貢献したGumayusi選手を予告なくスタメンから外したことが、ファンの間で大きな騒動となりました。



海外メディアによるとT1のアン・ウンギCOOは「ロスターに関して混乱を起こし、心苦しい思いをしたGumayusi選手とSmash選手に申し訳なく思っている。二人の選手のどちらかを好むとか、どちらかを優先するのではなく、アルファベット順に『Gumayusi』と『Smash』とする」と述べました。

続けて、「両選手とも大切な選手で、混乱を招いたことをとても残念に思っている。ファンの方々も様々なコメントや書き込みを見て心を傷つけられ、心労が大きかったと思うと本当に申し訳ない」と両選手とファンに謝罪しました。

◆スタメン争いを巻き起こした3つの要因

アン・ウンギCOOはロスター変更に踏み切った理由について、3つの要因があったと説明。一つ目は「フィアレスドラフトの導入による、以前とは異なるバンピックの構成」、二つ目は「TOPレーナーが昨年までのZeus選手からDoran選手に変わった」こと、そして三つ目は前述の2つの変化で「Gumayusi選手のパフォーマンスが低下した」ことであると説明しました。

また、アン・ウンギCOOは「Gumayusi選手とSmash選手ともに優秀な選手であるのに、この2人がスタメン争いをすること自体がT1にとっては幸せな悩みであり、かなり大変なものだった」とし、「チームの対応がスムーズでなかったことは事実であり、その点についてお詫び申し上げます」と述べました。

また、ロスターの決定に介入したとされているCEOのJoe Marsh氏については「ロスター変更の中でJoe Marsh氏が決定を強要したことはなく、最終的な決定はコーチングスタッフの判断だった。」と説明しました。

T1は4月末にGumayusi選手を再度スタメンに固定。MSI前までのリーグ戦を3位で終えると、先週行われた「Load to MSI(MSI選抜戦)」にてKTとHLEに連勝し4年連続となるMSI出場を果たしました。現在も形式上はSmash選手を含めた6人ロスターを採用しているものの、EWCのロスターからはSmash選手が外れるなど、事実上は5人ロスターと呼べる形になっています。



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1995年生まれの日韓ハーフだが、生まれも育ちも東京都。前職はプロ野球関係の仕事をしていたものの、LoLとLCKが好きすぎるあまり退職。LCKとLoL Esportsの面白さをもっと多くの人に広めるため、動画投稿などを中心に多角的に活動中。好きなものは少女時代と韓国ドラマ。推しはイム・ユナ。

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