5月21日に開催された第46回スポーツエミー賞授賞式において、「VALORANT Champions 2024」決勝戦(Edward Gaming vs Team Heretics)の放送が、「優秀eスポーツチャンピオンシップ報道(Outstanding Esports Championship Coverage)」部門の最優秀賞に輝きました。
◆歴史的名勝負となった決勝戦、その卓越した中継が高評価
この受賞は、2024年8月25日に韓国・ソウルおよび仁川で開催された「VALORANT Champions 2024」のグランドファイナルの放送制作が高く評価されたことを示します。決勝戦では、中国の「Edward Gaming(EDG)」とヨーロッパの強豪「Team Heretics(TH)」が激突。フルセットにもつれる大接戦の末、EDGが3-2で勝利し、中国チームとして初の世界王者という偉業を成し遂げました。
特にEDGのスタープレイヤーであるZmjjKK(カンカン)選手は、このグランドファイナルで5マップ合計100キル超を記録するなど、記憶に残る名勝負が繰り広げられました。
スポーツエミー賞は、全米テレビ芸術科学アカデミー(NATAS)が主催し、米国のスポーツテレビ番組における卓越した業績を表彰する権威ある賞です。「優秀eスポーツチャンピオンシップ報道」部門は、eスポーツの大会報道およびその制作の質の高さを評価するものです。VALORANT Champions 2024は、同じくRiot Gamesの「Worlds 2024」など、他の有力なeスポーツタイトルとの競争を勝ち抜いての受賞となりました。