T1 Gumayusi、世論を二分化したSmashとのスタメン争いを振り返る…「コーチ席に座ることは為になる経験だった」

T1のADCであるGumayusi選手が海外メディアのインタビューに応じ、世論を二分化するほどの話題となった、Smashとのスタメン争いについて、率直な心境を明かしました。

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T1 Gumayusi、世論を二分化したSmashとのスタメン争いを振り返る…「コーチ席に座ることは為になる経験だった」
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T1『リーグ・オブ・レジェンド』部門のGumayusi選手は、新人ADCであるSmash選手の台頭により、LCKカップ途中から出場機会が激減しました。正規シーズンがスタートした後もT1は6人ロスターを継続し、Gumayusi選手は出場時間を確保できない状態が続き、ベンチから試合を眺める姿が多く見られました。しかし、その逆境を乗り越え再びスタメンの座を掴んだGumayusi選手。ベンチでの経験、苦悩と努力、そして現在の心境をGumayusi選手が海外メディアのインタビューで語っています。

◆ベンチから試合を見ることは「楽しく、ためになる経験だった」

当時の心境についてGumayusi選手は海外メディア「OSEN」のインタビューで以下のように述べています。

「より広い視点で試合を観戦するのは、これまでの試合とは明らかに違った感覚でした。自分のレーンだけに集中するのではなく、他のレーンやチーム全体の動きをより深く見ることができました。普段とは違う環境でコールを聞くのも面白かったです。楽しく、ためになる経験でした」

また、海外メディア「はるかに年下の後輩と先発の座を争うという現実に直面した時、彼は驚きを隠せなかったと認めた。様々な思いが頭をよぎったに違いない。チームからのオファーを真っ先に受け入れ、契約にサインし、チームのために全身全霊を捧げてきた彼にとって、それは落胆の連続だった」と伝えています。

◆決して折れることなく準備をし続けたGumayusi

世論はGumayusi選手とSmash選手のスタメン争いについて意見が完全に二分され、大きな論争が巻き起こりました。しかし、そのような状況でも決して折れなかったGumayusi選手。試合に出場していない期間には、苦手とされているゼリ、エズリアル、カイサなどのチャンピオンを中心にソロランクで懸命に練習する姿が配信されるなど、再び訪れるであろうチャンスに向けてしっかりと準備をしていました。

Gumayusi選手は、4月18日のBFX戦の第3セットから試合に復帰。1週間後、4月25日のDK戦で19日ぶりに先発出場を果たすと、それ以降は現在までT1の主戦ADCとして全試合に先発出場しています。

Gumayusi選手は自身の置かれた現状を同インタビューで「この大会は、私をより前向きで、より良い方向へと導くプロセスの一部だと考えています。いつかこの大会を振り返り、先発の座を争っていた頃を思い出す日が来るかもしれない、とさえ想像しました。努力しながらも、そのプロセスを楽しむことが大切だと信じています」と語っています。

T1は4月27日のBRO戦こそ敗れたものの、5月2日のDNF戦以降は1セットも落とさない安定感で現在4連勝中。順位も単独3位まで上げるなど、Gumayusi選手がスタメンに戻って以降、チーム状態が上向いてきたT1が今後どのようなパフォーマンスを見せるのか注目です。

《えごいすと》

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1995年生まれの日韓ハーフだが、生まれも育ちも東京都。前職はプロ野球関係の仕事をしていたものの、LoLとLCKが好きすぎるあまり退職。LCKとLoL Esportsの面白さをもっと多くの人に広めるため、動画投稿などを中心に多角的に活動中。好きなものは少女時代と韓国ドラマ。推しはイム・ユナ。

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