2025年2月5日(日本時間)、『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチノート「25.S1.3」が配信されました。
今パッチでは新シーズン最初の大型調整として18体のチャンピオンに調整を実施。アイテムやルーンの変更に加えて、エピックモンスターによるバフなど試合全体に関する要素が調整されています。
◆トピックス
“タンクジェイス”弱体化など18体が調整。イブリンは連続バフに。
今パッチでは18体のチャンピオンにバフ、ナーフの調整が実行。注目はスキルダメージが弱体化したジェイス。ただし増加攻撃力によるスケールは強化されており、ADビルドでの火力はキープされていますが、TOPレーンを席巻していた“タンクジェイス”ビルドではこれまでのように一定のダメージを出す活躍は難しくなっています。
他にもスカーナーやヴィエゴ、ウーコンなどJGの人気ピックが弱体化。特にレルとスカーナー、ミス・フォーチュンは共通して「レベルアップごとの物理防御」が低下していますが、これは試合終盤になると脅威ビルドのチャンピオンが急激に存在感を失ってしまうことへの対策で、パッチノート内で「一年を通じて」調整を進めていくと予告されています。
バフではイブリンが前回のパッチに続いて登場。また、体力とマナの回復という小規模な強化ながらもTOPレーンの定番であるジャックスのバフは環境に影響を及ぼす可能性もあり、今回バフされた9体のチャンピオンの活躍に注目です。
アイテムではサポートの「ザズ=ザクのレルムスパイク」と「ブラッドソング」に弱体化の調整。どちらもダメージ出力が低下しています。
ルーンでは「電撃」「魂の収穫」「ヘイルブレード」という覇道のキーストーン3種が強化。いずれも積極的なファイトやダメージトレードを得意とするチャンピオン向けであり、アサシン系チャンピオンにとって大きな追い風となりそうです。
攻撃速度上限と賞金、「貪欲のアタカン」などのバフに調整
システム面では、まず攻撃速度の上限が従来の「1秒当たり2.5回」から「1秒あたり3回」へと上昇。理論上は20%多くの通常攻撃が可能になっており、マークスマンなどAS系チャンピオンの終盤におけるパワーを引き上げる調整になっています。
また、賞金システムでは引き続いて「負けているチームの賞金」が低下。ビハインドを背負うチームの中で活躍しているプレイヤーに賞金が課せられ、キルされることのリスクが高まってしまう現象を抑制しています。
エピックモンスター関連では、倒すと“GA”こと復活能力が得られる「貪欲のアタカン」が弱体化。得られるゴールドが減少し、復活するまでの時間が5.5秒から15秒へと大幅に増加しているので「倒されてからすぐにテレポートで再戦闘」という動きはやりづらくなっています。
また、ドラゴンソウルの中ではパワーが低いケミテックソウルが強化され、反対に強力なソウルとして知られるクラウドソウルは弱体化。また、ヴォイドグラブ獲得によるタワーへのダメージも低下しており、オブジェクトの価値判断に影響を及ぼしそうな調整となっています。
配信者モードを実装
このパッチでは配信者へのスナイプなど嫌がらせ行為の軽減を目的とした「配信者モード」が導入。クライアントのインターフェースから設定を有効にすると、ロード画面から対戦終了時までアカウント名がチャンピオン名に置き換わるようになっています。
◆パッチハイライト
MacOSでのOpenGLからMetalへの移行およびDirectXの変更
ゲームの安定性とパフォーマンスを維持するため、時には大多数のプレイヤーに利用されていない古いハードウェアやソフトウェアへの対応を終了させる必要があります。通常、このような変更はごく少数のプレイヤーにしか影響を与えませんが、これらの変更の影響を受ける方のために、十分な時間の余裕を持って事前にお伝えしておきます。
数パッチ以内に、macOSユーザーのグラフィック処理をOpenGLからMetalにアップグレードします。これは段階的に実装され、OpenGLが削除されるまでの一定期間はOpenGLに戻すことも可能です。まだOpenGLを利用している場合は、対応が終了した時点からクライアントが自動的にMetalを利用するようになりますので、プレイヤーによるアクションは不要です。ただし、お使いのハードウェアにMetalグラフィックの互換性がないことを理由にOpenGLを利用している場合、OpenGLの対応終了後もプレイを続けるには、ハードウェアをアップグレードする必要があります。
また、Windowsユーザー向けにもDirectX 11の利用方法をアップグレードします。お使いのグラフィックカードがDirectX 11機能レベル11_0に対応している場合は、クライアントは自動的にアップグレードされます。ただし、グラフィックカードがDirectX 11機能レベル10_0までにしか対応していない場合は、このアップグレード後にプレイし続けるにはハードウェアをアップデートする必要があります。サポート記事で必要動作環境と推奨動作環境をご確認ください。
配信者モード
このパッチでは配信者モードが導入されます。このモードを有効化しているプレイヤーの画面上では、ロード画面から対戦終了時までアカウント名がチャンピオン名に置き換わります。このモードを追加する理由は、ストリームスナイピングなどの配信者への嫌がらせや妨害行為を軽減することです。
配信者モードを有効にするには、クライアントのインターフェース設定内で、この設定を有効化するだけです。「設定」 -> 「インターフェース」 -> 「体力およびリソースゲージ」で変更できます。◆システム
攻撃速度の上限
LoLでは過去10年以上に渡ってチャンピオンの平均パワーレベルが徐々に上昇してきていますが、そこに常に遅れを取っているのが、繰り返し行われる通常攻撃です。実質的な合計体力量やスキルダメージが増加しているので、試合終盤の通常攻撃のパワーもそれに付いていけるように、理論上のトップエンドDPSを最大20%強化することにしました。ほとんどのケースにおいて、チャンピオンの通常攻撃の速さには絶対的な上限が存在しています。たとえ試合が長引いても、神ならぬ身がプレイできる速さでなければいけないとは思いますが、1秒あたり通常攻撃3回であれば妥当でしょう。
基本となる攻撃速度の上限: 2.5 ⇒ 3.0
チャンピオンの賞金
引き続き「負けているチームのチャンピオンの賞金」を低下させる調整を行いますが、今回は以前よりも大幅に低下させることにしました。必要であればさらに低下させる余地はありますが、1体のチャンピオンが地球を担ぐアトラスのように一人でチームを背負い、そのチャンピオンだけが賞金を持つ状態となる頻度を減らしたいと思います。
自動賞金抑制
プラスの賞金の抑制が始まるために必要なリードが60%低下。
負けているチームから賞金が完全に削除されるために必要なリードが33%低下。
オブジェクト賞金が出現したら、負けているチームのチャンピオン賞金は完全に抑制されます。ケミテックソウル
ケミテックソウルは全ドラゴンソウルのなかで最も弱い状態となっているので、他のソウルと比較してもう少し影響力が感じられるようにパワーを増加させます。
体力が50%未満時のバフ ダメージおよびダメージ軽減効果が11%増加 ⇒ ダメージおよびダメージ軽減効果が13%増加クラウドソウル
現在、クラウドソウルは高スキル帯で、データ上でもプレイヤーの認識の上でも最強となっています。相手に獲得されたら、対抗するのが非常に難しいことから、その自動効果の増加移動速度を弱体化します。
増加移動速度:20% ⇒ 15%ヴォイドグラブ
現在、ヴォイドグラブは価値が高すぎる状態だと思われるので、バフのダメージを弱体化し、出現時の体力と攻撃力が正しくアップデートされるようにしました。
6:04ではなく、最初の出現時に体力と攻撃力が直ちにアップデートされるように変更。
スタックごとの建造物へのダメージバフ 4秒間、1秒ごとに8/4 ⇒ 4秒間、1秒ごとに6/3アタカン
貪欲のアタカンの勝率への影響は前回のパッチで弱体化されたにもかかわらず上昇していたので、「偽りの生」の撤退が発生した際にマップに戻る時間を増加させるなど、さらなる弱体化を行うことにしました。
キルまたはアシストを獲得するたびに得られる追加ゴールド 40ゴールド ⇒ 25ゴールド
撤退時に基本体力だけ完全に回復するのではなく、全体力が完全に回復するように変更
「偽りの生」の撤退時の固有時停止時間 5.5秒 ⇒ 15秒◆チャンピオン
カシオペア
Qのダメージが減少。Wのダメージが減少。
カシオペアは力の偉業が登場する前から強い状態でしたが、最近の弱体化後も相変わらず強い状態が続いています。中距離が得意なバトルメイジとして数回攻撃を行える能力や、「ツインファング」はできる限り現在のままで残しておきたいと思いますが、すでに弱いレーン戦フェーズをこれ以上弱体化させたくはありません。そこで、比較的に魅力が低いダメージソースの試合終盤のダメージを低下させることにしました。Q - ノクサスブラスト
ダメージ:75/110/145/180/215(+魔力の70%) ⇒ 75/110/145/180/215(+魔力の65%)
W - ミアズマ
毎秒ダメージ:20/25/30/35/40 (+魔力の15%) ⇒ 20/25/30/35/40 (+魔力の10%)イブリン
Eのダメージが増加。
イブリンはあまり活躍できておらず、「アリュール」を正しく2番目に最大化させた場合でも活躍できていません。すべてのプレイヤー向けに彼女を強化して、直感的なE最大化と全体的に強力なW最大化の間の差を埋めたいと思います。彼女は現状でもスノーボール傾向が強く、「メジャイ ソウルスティーラー」や「ラバドン デスキャップ」に依存しているので、不利な状況でもある程度頼れるゲームプレイパターンを提供し、ゴールドやスタックでリードできていなくても、耐久力の低い対象を暗殺できる境界値にもっと簡単に辿り着けるようにしました。E - ウィップラッシュ
基本ダメージ:55/70/85/100/115(対象の最大体力の3%(+魔力の1.5%)) ⇒ 60/90/120/150/180(対象の最大体力の3%(+魔力100ごとに1.5%))
強化ダメージ:75/100/125/150/175(対象の最大体力の4%(+魔力の2.5%)) ⇒ 80/120/160/200/240(対象の最大体力の4%(+魔力100ごとに2.5%))ガリオ
基本体力が減少。
ガリオはファーストアイテムのパワースパイクが強力であることから、試合の序盤はもっと脆弱であるべきなので、特に彼は高スキル帯で強力であることから、基本体力を低下させて相手が対抗できる余地を高めました。基本ステータス
体力:632 ⇒ 600ケイン
Qのダメージが増加。
影の暗殺者ケインは現状では間違いなく弱い選択肢となっていますが、これはこの二面的な暗殺者に相応しい状態ではありません。Qのダメージを徐々に増加させれば、強制的にQを置き換えるラーストをプレイしていない場合でも脅威が高まるでしょう。Q - 飛影斬
ダメージ:75/95/115/135/155(+増加攻撃力の85%) ⇒ 75/100/125/150/175(+増加攻撃力の85%)ジャックス
レベルアップごとの体力と基本マナ自動回復が増加。Rのダメージが増加。
ジャックスは特に低スキル帯で弱くなっています。ビスケットのマナ回復がなくなったことで、マナ不足が深刻な問題となっているので、補償として基本マナ自動回復を強化しました。また、彼の体力増加量は同クラスの他のチャンピオンと比べてかなり低くなっているため、レベルごとの体力も少し増加させ、これが全般的にパワーを強化させる調整となるようにします。Rの発動ダメージの増加も、全てのスキルレベルにおいてパワーを増加させてくれるでしょう。基本ステータス
レベルアップごとの体力:100 ⇒ 103
基本マナ自動回復:7.6 ⇒ 8.2
R - ウェポングランドマスター
3回命中時ダメージ:70/120/170(+魔力の60%) ⇒ 75/130/185(+魔力の60%)ジェイス
両方の形態のQのダメージが減少。Wのダメージが減少。Rのダメージが減少。
タンクジェイスの存在は特にプロの試合で目立っており、プレイヤーは彼がタンクとしてプレイされることを歓迎していません。長い間、ジェイスの強化の多くは基本ダメージの増加一辺倒であったため、これらを元に戻し、その補償として、彼のメインのダメージソースのすべてで攻撃力反映率を強化しました。これによってADジェイスのパワーは現状維持となりますが、AD以外のすべてのビルドでは弱体化となるでしょう。Q - スカイバスター
ダメージ:60/110/160/210/260/310(+増加攻撃力の120%) ⇒ 60/105/150/195/240/285(+増加攻撃力の135%)
Q - ショックブラスト
ダメージ:60/115/170/225/280/335(+増加攻撃力の125%) ⇒ 60/110/160/210/260/310(+増加攻撃力の140%)
W - ライトニング
ダメージ:40/55/70/85/100/115(+魔力の25%) ⇒ 35/50/65/80/95/110(+魔力の25%)
R - トランスフォーム
マーキュリーハンマー
強化通常攻撃ダメージ:25/65/105/145(チャンピオンレベルに応じて)(+増加攻撃力の25%) ⇒ 25/60/100/130(チャンピオンレベルに応じて)(+増加攻撃力の30%)ミス・フォーチュン
物理防御とレベルアップごとの物理防御が減少。
一年を通して少しずつ試合終盤の物理防御を低下させていきたいと思います――これは試合が進むにつれて物理脅威ビルドの効果が激減することを避ける取り組みの一環です。ミス・フォーチュンも物理防御を吸い取ってやる余地があるチャンピオンの一人です。基本物理防御は試合時間への影響が少ない傾向にありますが、彼女は特にレーン戦フェーズで強すぎる状態であることから、この弱体化の矛先が向いているのは試合の序盤です。基本ステータス
物理防御:28 ⇒ 25
レベルアップごとの物理防御:4.2 ⇒ 4ナサス
固有スキルのライフスティールが増加。
今シーズン、ナサスは前回の弱体化による影響があまりに大きく、パワーを少し失っていることから、固有スキルのサステインの一部を元に戻したいと思います。これで彼が試合を通して機能することが可能になるでしょう。固有スキル - ソウルイーター
ライフスティール:9/15/21%(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 12/18/24%(チャンピオンレベルに応じて)クイン
Wの攻撃速度が上昇。
クインは現在かなり弱い状態にあり、うわべだけでも活躍しようと思えば、バースト脅威ビルドに頼らざるを得ません。このパッチでは彼女の通常攻撃の強さに以前の栄光を取り戻したいと考えています。少ししてから、さらなる強化が必要かどうか再度確認を行います。W - 鷲の眼
攻撃速度:28/36/44/52/60% ⇒ 28/41/54/67/80%ラカン
Wのクールダウンが低スキルレベルで短縮。
ラカンはほとんどのLoLプレイヤーにとって本来よりも弱い状態となっているため、強化を施すことにしました。この強化は些細に見えるでしょうが、試合序盤におけるエンゲージの影響力は彼にとっては非常に意義が大きいはずです。しかし、これで足りなければフォローアップの調整を行うつもりです。W - 華麗なる登場
クールダウン:16/14.5/13/11.5/10秒 ⇒ 14/13/12/11/10秒レル
基本体力とレベルアップごとの物理防御が低下。
ここ数か月の間、レルのパワーは大きく揺れ動いていましたが、現在はほとんどのプレイヤーにとってNo.1のサポートとなっています。確かに彼女はストーリー上は孤独な存在ではありますが、だからといって他のサポートを大きく引き離していいわけではありません。そこで、前回の調整でやり過ぎてしまった際に非常に効果的だった、シンプルな耐久力の弱体化を行いました。基本ステータス
体力:640 ⇒ 620
レベルアップごとの物理防御:4.3 ⇒ 4サミーラ
Eの攻撃速度増加時間が延長。
サミーラを使い込んだプレイヤーはかなり上手く活躍できていますが、もっと多くのプレイヤーが彼女を使って勝てるようになって欲しいと考えています。この攻撃速度の強化は、コンマ数秒で「R - インフェルノトリガー」へのコンボを安定して繋げられないプレイヤーや、敵チームに飛び込んだ際に即死してしまうような試合で役立つはずです。試合序盤のレーン戦と集団戦の両方で通常攻撃のプレイパターンが少し強化されます。E - ワイルドラッシュ
攻撃速度増加時間: 3秒 ⇒ 5秒スカーナー
レベルアップごとの物理防御が減少。Eのクールダウンが延長。
スカーナーはほとんどのタンクよりも機動性が高く、Eという非常に強力なエンゲージ&ディスエンゲージツールを持っています。Eは対象をスタンさせるとクールダウンが35%短縮される仕組みがすでに用意されているので、基本クールダウンを延長させて、一回の短い交戦でエンゲージと脱出の両方を難しくさせる余地があります。また、スカーナーは機動性が高いので、他のタンクと足並みを揃えるためには、固有の耐久力を低下させる余地もあります。基本ステータス
レベルアップごとの物理防御:4.8 ⇒ 4.5
E - イシュタルの衝動
スタン効果時間:1.5秒 ⇒ 1秒スウェイン
固有スキルの最大体力増加量が上昇。
スウェインは前回の弱体化によって私たちの想定よりも少し弱い状態になってしまったので、一部のパワーを追加し直すことにしました。固有スキルから得られる体力が増加すれば体力アイテムへの依存度が低下し、魔力反映率の強化は魔力から得られる価値が増加するはずです。
誤解のないように言っておきますが、彼は敵チャンピオンに囲まれることを好む、前衛型のバトルメイジであることから、複数の有効なアイテムの選択肢が存在することは喜ばしく思っています。そのため、定番となっている有効なタンクアイテムについては問題ありませんが、APアイテムにも活躍の場を与えたいと考えています。固有スキル - 恐襲の魔鴉
魂のかけらごとの最大体力:12 ⇒ 15
E - 束縛の爪
ダメージ:80/120/160/200/240(+魔力の60%) ⇒ 80/120/160/200/240(+魔力の70%)ティーモ
Eのダメージが低下。
ティーモは現在、トップのレーン番長として強すぎる状態にあります――これを抑制するための最も有効なレバーは、毒の威力が本格的に発揮される前に近接系の対面相手に頻繁に適用できるEの直接的な通常攻撃時ダメージでしょう。今回の変更でスキルレベル1と2の通常攻撃時ダメージが劇的に低下しますが、チャンピオンレベル5ではほぼ同等となります。これは試合中盤におけるティーモのダメージの大半がキノコおよび通常攻撃以外から来るためです。このチャンピオンレベル1の弱体化は対面相手が3つの通常スキルを解除する時間的な余裕を与え、レーン戦におけるティーモのハラスに対して反撃するチャンスが拡大するはずです。E - 毒たっぷり吹き矢
通常攻撃時効果ダメージ:14/27/40/53/66(+魔力の30%) ⇒ 9/23/37/51/65(+魔力の30%)スレッシュ
基本体力が増加。Eのダメージが増加。
スレッシュはクールですから、強い状態でいて欲しいと考えています。基本体力の強化でレーン戦での殴り合いが強くなり、Eの自動効果の通常攻撃時ダメージを強化することで、試合を通してダメージスケーリングが改善されるでしょう。
基本ステータス
体力:600 ⇒ 620
E - 絶望の鎖
通常攻撃ダメージ: 魂ごとに1.5(+最大80/110/140/170/200%) ⇒ 魂ごとに1.7(+最大合計攻撃力の90/120/150/180/210%)ヴィエゴ
基本攻撃力が減少。
ヴィエゴは活躍していてピック・バン率が高いので、Worldsのパッチの強化で増加した攻撃力を戻すことでパワーを低下させます。
基本ステータス
攻撃力:60 ⇒ 57ウーコン
Wのクールダウンが延長。Eの攻撃速度が低下。
ウーコンはこのところ、ジャングルの王者として君臨しています。この役割をもっと他のチャンピオンにも解放したいので、彼に最近行われた強化の一部を元に戻すことにしました。これらの強化はジャングル向けだったため、トップウーコンには大きな影響は与えないはずです。W - 代わり身の術
クールダウン:18/17/16/15/14秒 ⇒ 20/19/18/17/16秒
E - 乱像猿技
攻撃速度:40/45/50/55/60% ⇒ 35/40/45/50/55%◆アイテム
ブラッドソング
「ブラッドソング」は特にポッピーやレオナなどのサポートが使うと強すぎる状態で、時間とともにピック率が徐々に上昇してきているので、遠隔ユーザーには大きな影響を与えないようなやり方で自動効果を弱体化します。
「むき出しの弱点」の増加被ダメージ:10%(近接) | 5%(遠隔) ⇒ 8%(近接) / 5%(遠隔)
効果時間:6秒 ⇒ 4秒ザズ=ザクのレルムスパイク
「ブラッドソング」と「ザズ=ザクのレルムスパイク」の両方に弱体化を行い、プレイヤーをシステム的にダメージサポートから引き離し、タンクやエンチャンターに寄せたいと考えています。「ザズ=ザクのレルムスパイク」への小規模な弱体化は、基本的にはプレイヤーがダメージサポートをピックすることを諦めてもらうためのプラシーボ効果を期待したものです。特に「ブラッドソング」と比較するとすでに低めなため、実際に勝率が大きく低下することはないでしょう。
魔力反映率:20% ⇒ 15%
◆ルーン
電撃
新たな覇道の視界ルーンには現時点では満足していますが、覇道ツリー自体は全体的にまだ弱い状態にあります。このバランスを取るために、いくつかのキーストーンに全体的な強化を行い、アサシンが再びこのツリーを利用するようになって、想定どおりに活躍できるようにしました。
「電撃」については試合序盤に焦点を当てた強化であり、終盤を待つことがすべてである「ファーストストライク」との違いを明確化しました。
ダメージ:50~190(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 70~240(チャンピオンレベルに応じて)(反映率は変更なし)魂の収穫
「魂の収穫」にも「電撃」と同様の強化を行い、試合の序盤はダメージが50%増加し、スケーリングでダメージが25%増加することで、ペースに合わせるためには序盤に上手くプレイすることが求められ、想定以上を達成できれば大きなメリットが得られるルーンになります。
ダメージ:20(「魂」ごとに+9) ⇒ 30(「魂」ごとに+11)(反映率は変更なし)
ヘイルブレード
クールダウンの強化が遠隔チャンピオンに不釣り合いな影響を与えてしまうことは理解しているので、近接チャンピオンの攻撃速度だけを増加させています。
近接の攻撃速度:110% ⇒ 140%
クールダウン:12秒 ⇒ 10秒
他にも食欲をそそるアムムとシンドラの新スキン「点心の天使」も登場しているパッチ25.S1.3。詳細な変更点や細かなバグ修正等についてはパッチノート全文をご確認ください。