秋田県を拠点に活動するシニアeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」は12月24日(火)、一年の振り返り配信を実施。大きく注目を集めた2024年を振り返りました。
◆スローガンは「孫にも一目置かれる存在」
2021年9月21日発足した「マタギスナイパーズ」は「孫にも一目置かれる存在」をスローガンに据え、プロプレイヤーを目指して活動するシニアeスポーツチーム。60歳以上のプレイヤーで構成されています。
活動は主に『VALORANT』をプレイする普段の配信のほか、地元・秋田での高齢者向けイベントや東京ゲームショウ、eスポーツイベントへの出演など、オンライン・オフラインの両方で精力的に活動しています。
また、2024年1月26日と29日に投稿された『VALORANT』のクリップがチームの地名度を押し上げました。クリップの内容は所属するNAGI選手(当時65際)と、mark25選手(当時68歳)のもので、冷静な撃ち直しやアビリティーさばきなどがシニアとは思えないと注目を集めました。
◆「マタギスナイパーズの方ですか?」とか言われたりすることも
12月24日の配信では、前述のクリップで一躍有名になったNAGI選手と、mark25選手に加え、CaitSith選手、れもんコーチが参加。「VALORANTに明け暮れた」という2024年を振り返りました。
先日階段からずり落ち、指を痛めたというmark25選手は、そのおかげで指が力まずちょっと上手くなったとか。また、新聞に大きく取り上げられたことを今年印象に残った出来事に挙げ、知り合いからも連絡がきたと嬉しそうに話しています。
NAGI選手もゲーム内ボイスチャットで「マタギスナイパーズの方ですか?」と言われたりすることも増えたとし、世間からの注目の高まりを実感している模様。
プレイ面でも「当時よりも前に出られるようになった」と語るほか、始めた当初は一方的な試合展開になることが多かったものの、最近では長い時間、つまり拮抗した試合ができているとのこと。『VALORANT』にだいぶ慣れてきたようです。
来年の抱負としてNAGI選手は「いろんな方に見てもらって、シニアでも進歩している姿を広めていきたい」と意気込みました。配信ではそのほか、「新潟には田中角栄がいたから融雪装置があった」など濃密な地元トーク雑談が展開。ほのぼのする振り返りとなりました。
マタギスナイパーズのメンバーによる配信はTwitchにて不定期で実施中。告知などは公式Xで行われるため、気になる方は要チェックです。