2024年12月14日、15日にオフラインイベント「Riot Games ONE 2024」が開催。イベント内にて行われた「VALORANT Console x 2BRO. PLAY WITH US」にてTEAM-2BRO.の「6BRO」を相手に、三人称チーム「まざさんぽりおん」が両日とも勝利しました。
本稿では、イベント1日目に実施した三人称の鉄塔さん、ドンピシャさん、ぺちゃんこさんへのインタビューをお届け。会場が盛り上がったシーンやチームメンバーの印象、オフラインイベントに出場した心境などを伺いました。
◆試合は攻撃スタートで流れをつかめた
――本日はお疲れ様でした!改めて感想を教えてください。
鉄塔:昨日、寝るときに目を閉じるとみんなで練習した風景が蘇るような気がして全然眠れませんでした。でも今日はお客さんの影響で温かい雰囲気の中、楽しくできて良かったです!
ドンピシャ:5日間、CRのrionコーチにみっちりと教えてもらっていたので、練習のときから安心感がありました。本番もIGLのまざーさんが的確な指示を各メンバーにしてくれていたので、練習で身につけたことが思い通りにでき、最高の気分でした。まずは1勝できて良かったなと思います!
ぺちゃんこ:去年の「Riot Games ONE」を見ていて、色々な人が出ていてすごいな~と思っていたら、まさか今年のイベントに自分が出ることになって驚きました!こんな大きいイベントに出るのは初めてだったので、大丈夫かな?と少し不安でしたが、緊張せずに終わって安心しています。
――対戦相手は「6BRO」でしたが、実際に戦ってみてどうでしたか?
ドンピシャ:みんな撃ち合いが強いことは知っているので、今日はなんとか勝てたという印象ですね。6BROチームの調子が上がってきたら勝敗は変わると思います。
ぺちゃんこ:正直、噛み合っていたような感じだよね。
鉄塔:こっちがペース掴むのが早かっただけというか、もう少し試合を続ければ、実力は拮抗してくると思っています。
ドンピシャ:コーチも攻めのほうが得意だと言っていて、最初に流れを掴めたのがよかったですね。
◆チームメンバーの印象
――鉄塔さんがスパイクを持っていることに気付かず、少し連携が乱れてヒヤッとしたシーンもありました。焦りなどもあったのでしょうか?
鉄塔:あのときは、びっくりみたいな感情でした(笑)。僕とまざー3さんが入れ替わりでどっちが置くかわからない状況で。
ぺちゃんこ:設置します、設置しますって謝ってたときか!
鉄塔:チームメイトが「大丈夫!」って声をかけてくれて、あっ大丈夫なんだとわかったんです。
ドンピシャ:あれでやられちゃうとね。空気が変わっちゃうから(笑)
鉄塔:そうそう変わっちゃうから(笑)。無事、設置できて本当に良かったです。
――スタンミさんが設置したキルジョイのタレットが機能していなかったシーンもありました。そのことはチーム内で把握されていたんですか?
ぺちゃんこ:ああ、あのミッドのタレットですよね!真横とれちゃったところ。
鉄塔:kinakoさんが「タレットあるからスモーク出す?」って言ってたけど、まざー3さんが「こっち見てないから、大丈夫」って言っていたところね。
ドンピシャ:それを見て、まざー3さんがミッドを詰めようかって進んだ先に5人いたんですよね(笑)
――5日間の練習、本当に大変だったとおもいます。練習をともにしたチームメイト2人の印象はどう感じましたか?
ドンピシャ:ぽっぽ(kinakoさん)は予想を越えて上手くなっていましたね。ここ勝っちゃいけないでしょみたいな状況でも1人で全員倒してて、センスがすさまじかったですね。あと、ムードメイカーという印象もありました。
鉄塔:試合前も陽気に声を出してくれて、和みましたね。
ぺちゃんこ:雰囲気を明るくしてくれるよね!
――先ほど「的確な指示を出していた」とおっしゃっていた、まざー3さんに関してはどうでしょう?
ぺちゃんこ:まざー3さんに関しては言わずもがな、頼れるIGLですね。マップ全部を把握しているようで、自分がいるサイト以外のところも見てくれて助かりました。
鉄塔:コントローラーが不慣れで、思い通りにできていないところが可愛いかったです。癒されていました(笑)
ドンピシャ:練習のときに血管千切れんばかりに叫んだ時もありましたから。
ぺちゃんこ:俺らからしたら、可愛い感じなんだよね。
鉄塔:僕らを完全に引っ張ってくれて、本番中も楽しかったです。
◆撃ち合いだけではない『VALORANT』の楽しさ
――『VALORANT』は撃ち合いだけではなく、戦術的な面も重要なゲームですが、実際に元プロのrionさんにコーチングを受けてみてどうでしたか?
鉄塔:練習したことに効果があると、実際うれしい気持ちになりましたね。味方に得があるというか、損が一個もないので。ちゃんと勉強してフィードバックを受けて復習するというのが『VALORANT』の面白さのひとつなんだろうなって思いました。
ドンピシャ:コーチに教えてもらう機会はなかなか体験できないものなので、そういう機会を頂けてありがたかったです。自分だと調べきれなくて、わからないことがたくさんあるので。『VALORANT』のことをより好きになったと思います。
ぺちゃんこ:自分に関しては3~4ヶ月前くらいから『VALORANT』を始めていたんですけど、考え方が変わるようなことばかりでした。ここまでの陣地を取れば、敵を倒さなくてもよい。相手の視点で見ることが大事なんだ、という深いとこまで教えてくれて。
鉄塔:ちょっと将棋っぽいというかね。
ぺちゃんこ:こんな細かいところまで考えなきゃいけないんだ…と少しびっくりしましたね。
――最後の質問です。直接ファンから歓声を浴びるなど現地ならではの雰囲気を感じたと思います。「Riot Games ONE 2024」はどうでしたか?
鉄塔:最初は受け入れられなかったらどうしようと少し心配でした。僕らってそんなにこういうイベントに馴染みがないので。
ぺちゃんこ、ドンピシャ:たしかにそれは思ってたかも。層が違うかなと。
鉄塔:『VALORANT』について詳しくないファンの方も多いと思っていたので、やっぱり不安でしたね。でも、参加してみたらすごい盛り上がってくださって、受け入れてくれる安心感がありました。
ぺちゃんこ:単純に嬉しかったよね。お客さんに楽しんでもらえたなら何よりだと思います!
――ありがとうございました!