【独占インタビュー】LEV Demon1「2024年は無駄だった、どうでもいい」―C0Mとの再開や不調だった2024年を訊く…イーロン・マスクからリプライが来ていたことは忘れている様子【Riot Games ONE】

Riot Games ONE 2024を終えたLeviatánよりDemon1選手に、あまり振るわなかった2024年シーズンの振り返りと来年への展望を伺いました。

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【独占インタビュー】LEV Demon1「2024年は無駄だった、どうでもいい」―C0Mとの再開や不調だった2024年を訊く…イーロン・マスクからリプライが来ていたことは忘れている様子【Riot Games ONE】
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大盛況の内に幕を閉じた「Riot Games ONE 2024(2024年12月14日・15日:Kアリーナ横浜)」。「PRO INVITATIONAL」では同イベント初となるAmericas地域からの参戦となる「Leviatán」が出場しました。本稿では、Masters Tokyo以来2度目となる日本の観客の前でプレイを見せたDemon1選手へのインタビューをお届けします。

Champions 2023の優勝(当時Evil Geniuses)で一躍名を轟かせたDemon1選手ですが、NRGとして戦かった2024年シーズンは満足のいく結果とはなりませんでした。

2025年はNAチームを離れ、ラテンアメリカ「Leviatán」でEG時代のチームメイトであるC0M選手とともにAmericasで戦うDemon1選手に、今年の振り返りや来年の目標、そして「どうすればDemon1になれるのか」を伺いました。

◆コンディションの悪かったRGO1日目

――食中毒だということでしたが、体調は大丈夫ですか?

Demon1:試合の途中で声が出なくなったし、今も喉が痛いし、鼻も詰まってるし、声もおかしい。それでも1日目よりはずっと体調がいいので良かったよ。

風邪と食中毒が治らないまま試合に臨むというDemon1選手

――ファンミーティングなども実施していましたが、Masters Tokyo以来の日本はどうですか?

Demon1:初めて日本に来た時と同じく最高の体験だね。Masters Tokyoの思い出があったから、日本に行くことになって期待を高めていたんだけど、素晴らしい滞在になりそうだよ。たくさんの応援に感謝してる。

――Fnatic、ZETA、DFMとの対戦を終えての感想をお願いします。

Demon1:1日目のDFMとZETAとの対戦はもうなんでもいいやって感じ。4~5日間パソコンも触れずスクリムもできず、体調も悪くて試合前も6時間くらい座りっぱなしで何もせずに臨んだ試合だったからね。2日目は本来の実力を出せたかなと思うよ。

◆2024年は「無駄にした」

――2023年のEvil GeniusesぶりのC0Mとの再会となりましたが、新しいチームはどうですか?

Demon1:C0Mと初めて一緒にプレイした時はChampions優勝までたどり着けたから、またこうやって一緒にプレイできて嬉しいね。彼のサポートとしての実力は本物だし、過去2年間で彼も相当上達したと思うよ。元々強い選手だったけど、もっと強くなってる。また来年、彼と一緒にプレイするのが楽しみだよ。

――2024年はNRGに加入し、NAのドリームチームとも言われるチームでしたが戦績はあまり振るいませんでした。今年1年を振り返ってどうでしたか?

Demon1:2024年は別になんでもいいって感じ。1年無駄にした。

――2025年シーズンはどうしていきたいですか?

Demon1:2025年はできるだけ多くの大会で勝って、最善を尽くして、最終的にはChampionsで優勝することが目標だよ。

――最近Xで配信をしていらっしゃいますが、何か理由があるのでしょうか?

Demon1:お金がもらえるから。

(編集部注:インタビュー後、「イーロン・マスク氏となにかやり取りをしたか」と尋ねたが、Demon1は同氏からリプライが来ていたことすら忘れている様子であった)


◆相変わらずDemon1には「なれない」

――1年ほど前にメディアインタビューで「Demon1になるにはどうすればいい」という質問に回答していましたね、その質問をもう一度ぶつけても良いですか?

Demon1:前にどう答えたのか覚えてないけど、もう一度答えるとするなら「なれない」だ。

(編集部注:これは以前と全く同じ回答である)

――最後に、日本のファンへのメッセージをお願いします。

Demon1:日本のファンのみんな、いつも素晴らしい体験をありがとう。Masters Tokyoとその後の旅行、今回と3度目の日本だけど、いつも最高の時間を過ごせています。お前ら最高。

<取材:HR7/取材・翻訳・執筆:Wolfram/編集:岡野朔太郎/撮影:松田和真>

《Wolfram》

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First Strike Japanで『VALORANT』の競技シーンにハマる。Masters Tokyo以来通訳としての活動を始め、気がついたら記事執筆も。最近の趣味はPacific、EMEA、Americasリーグの連続リアタイ。

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