【パッチノート14.20 公開】ADCアイテムが調整されコレクターがお求めやすい価格に。15周年記念イベントとティーモが鮮やかになるアップデートも【リーグ・オブ・レジェンド】

『LoL』のパッチノート「14.19」が配信。チャンピオンとアイテム、ルーンの調整に加えて15周年記念イベントとティーモのASUが実施されます。

League of Legends アップデート
【パッチノート14.20 公開】ADCアイテムが調整されコレクターがお求めやすい価格に。15周年記念イベントとティーモが鮮やかになるアップデートも【リーグ・オブ・レジェンド】
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2024年10月9日(日本時間)に『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチノート「14.20」が配信。今パッチでは前回のパッチでスタートしたスプリット3に伴う大規模な変更の影響を受けたさらなる調整が加えられており、LoLの15周年を祝う「LoL Player Days」もスタートします。

◆アップデート概要

TOP・BOTチャンプ中心の調整 アフェリオスに復権の兆し?

14.20ではBOT、TOPのチャンピオンを中心に、計20体のチャンピオンに調整が加えられています。中でも目立つのは基本体力と固有スキルのバフを受けたアフェリオスと、14.17パッチに引き続いてのバフとなったケイトリン。後述のアイテム調整でコアアイテムの「コレクター」の値段が引き下げられたこともあり、活躍が期待されます。

TOPレーンでは高い勝率を誇っていたモルデカイザーとドクタームンドにナーフが加えられ、サポートとのフレックスで活躍していたポッピーも弱体化。特にポッピーは固有スキルのCDと「不死者の握撃」が同時にナーフされたことで序盤のダメージトレードに大きな影響を受けるのではないでしょうか。

リーサルテンポの復活と共に勢いづくヨネとヤスオの兄弟が揃ってクリティカルダメージをバフされているのも印象的ですが、大きな注目は攻撃力が3上昇したリー・シンと、Qスキルがバフされ「増加攻撃力」でスケールするよう変更されたリヴェン。使い手にとって嬉しいバフとなるのはもちろん、テクニカルチャンピオンの代表格である彼らをプレイしてみる良い機会になるかもしれません。

ADCアイテムとAPアイテムに調整 ソロレーン席巻の「握撃」は弱体化

14.20のアイテム調整では、マークスマン向けアイテムである「コレクター」「エッセンスリーバー」「ユン・タル ワイルドアロー」がそれぞれ性能が調整され“2900ゴールド台で買えるアイテム”へと変更。人気の「スタティック シヴ」が軽微な弱体化を受けていることもあり、初手でコレクターに向かうチャンピオンには大きな追い風となっています。

AP系ではバーストメイジ向けの「ルーデン コンパニオン」と「ストームサージ」に調整。また、JGのクリアスピードを高めていた「運命の灰」「ライアンドリーの仮面」のモンスターに対するダメージが弱体化されています。

また、ルーンでは「フェイズラッシュ」と「ニンバスクローク」の調整に加え、Worldsではメイジチャンピオンも採用するなどソロレーンにおけるキーストーンとして強力な存在になっている「不死者の握撃」が弱体化されています。最大体力の低いチャンピオン、レンジドチャンピオンでは恩恵を受けづらくなっているので、ご注意ください。

「LoL Player Days」開催! ティーモはよりニコニコに

パッチ14.20ではLoLの15周年を記念したイベント「LoL Player Days」が開催され、10月28日までの間に10日間ゲームをプレイすると、ミシックエッセンスやシヴィアの記念スキンをアイテムが獲得できます。

日本時間10月10日の6時から開発者によるライブ配信が行われるほか、イベント開始から最初の3日間はCreative day、Music day、Esports dayとして特別なプログラムも実施予定。それぞれを記念したニーコ、グラガス、トランドルのスキンと共に公式SNSのチェックもお忘れなく。

そしてサモナーズリフトの毒キノコ……ではなく、愛され偵察兵のティーモのアート&サステナビリティ アップデート(ASU)も実装。新たな3Dモデルが開発されたことで、試合中は帽子ばかりが見えがちだったティーモの表情がより鮮やかに楽しめるようになっています。

新たなティーモ実現のためには全スキンに対応したモデルを用意する大変な作業が行われたため、「ほがらかエルフ ティーモ」「偵察兵ティーモ」「アナグマ ティーモ」のスキンには値上げが予定されています。値上げ前に手に入れたい方は早めの購入をお忘れなく。

△ティーモ関連スキンのセールも実施中

なお、このアップデートを記念して本パッチ中はティーモをピックすると新たなティーモのチャンピオンテーマ曲も再生されますので、じっくりとお楽しみください。

◆パッチハイライト

LoL Player Days

リーグ・オブ・レジェンドは皆さんによって築き上げられたゲームです。この15年間は素晴らしい旅路でした。ゲームやeスポーツ、そしてお互いへの愛を共有してくれた皆さんを、とても誇らしく感じています。

そこで本日より、皆さんおよび私たちの想像以上にLoLを大きく育ててくれた皆さんの活動に感謝するイベントを開催します。世界中のプレイヤーのストーリーをコミュニティーアーティストが描くイラストでご紹介します。また、10日間にわたる報酬に加えて、数点のレガシースキンを蔵出しし、感謝の気持ちを込めたささやかな記念品も用意しています。

報酬は10日間にわたって解除できます(ゲームをプレイしてミッションをクリアし報酬を獲得する、いつもの流れです)。報酬にはミシックスキンのアニシヴィアーサリーやミシックエッセンス、そしてファンをテーマにしたアクセサリーなどが含まれています。これらすべてを獲得するチャンスは10月28日まで。毎日1試合ずつプレイするもよし、最終日に10試合を一気にプレイするもよしです! (対戦の合間にはストレッチをお忘れなく)入手できるアイテムの詳細は、ロードマップでご確認ください!

1日目:アニバーサリー プレイヤーアイコン

2日目:ブルーエッセンスx2500

3日目:ミステリーアイコン

4日目:オレンジエッセンスx1050

5日目:アニバーサリー エモート

6日目:ミシックエッセンスx5

7日目:ミステリーエモート

8日目:ミシックエッセンスx10

9日目:アニシヴィアーサリー ミシック恒久スキン

10日目:アニシヴィアーサリー ボーダー&アイコン

イベントは日本時間10月10日6時00分から始まり、最初に開発者による質問コーナーのライブ配信が行われます! Twitch、YouTube、TikTokの公式チャンネルで視聴しましょう! “チャットからチャンピオンをビルドしよう”といった楽しいゲームや生配信でバランス調整を行うワークショップのほか、LoLの開発者に気になることを質問できるコーナーもあります。

また、イベント開始から最初の3日間の10月10日、11日、12日はCreative day、Music day、Esports dayとして、LoLのコミュニティーへの貢献を称える特別なプログラムが各日実施されます。公式SNS @LeagueofLegends で素敵なものをダウンロードすることもできますので、ぜひチェックしてください!

シーズン1からプレイしている人もシーズン14から始めた人も、LoLをプレイいただき、今日のLoLを共に作り上げてくださったことに感謝いたします!

ティーモのASU

LoLに初期から存在し、みんなに愛され憎まれているあのチャンピオンが最新のアート&サステナビリティ アップデート(ASU)によって生まれ変わります。パッチ14.20では、ついにティーモのASUがリリースされます。新たなアニメーションリグ、アニメーション、効果音、ビジュアルエフェクトが追加され、素敵な見た目で覚醒したティーモがサモナーズリフトを混乱と破壊に陥れます。

規模の大きいアップデートで、要求される品質基準も高かったことから、ティーモの3つのスキンが値上げされます。すでにこれらのスキンを持っている方には、アップデートが無料で提供されます。まだ購入しておらず、価格が上がる前に購入したい方は、ティーモのASUが導入される明日までのご購入をお忘れなく!

ほがらかエルフ ティーモ(価格が520 RPから750 RPに上昇)

偵察兵ティーモ(価格が520 RPから750 RPに上昇)

アナグマ ティーモ(価格が520 RPから750 RPに上昇)

また、パッチ14.19と14.20では、これらのスキンが蔵出しされます。パッチ14.21で再び倉庫に戻されて、ランダム合成でしか手に入らなくなる前に確保しておきましょう!

さらに、ティーモのASUを記念して、ゲーム内でこちらのチャンピオンテーマ曲を用意しました。パッチ14.20の期間中は、サモナーズリフトでティーモを使用すると、試合開始前に新たなテーマ曲が再生されます。ティーモをピックしてプレイし、この小さなチャンピオンにぴったりの小さなお祝いをお楽しみください!(あなたがティーモをピックしても、決してあなたの人格を疑ったりしませんからご安心ください――お礼はMr. Broxahに)

参加確認ペナルティーの調整

前回のパッチにより、一部のプレイヤーがシステムのバグが原因で、参加確認を辞退したり見逃したりした際に厳しすぎるペナルティーを受けていました。このバグによって、プレイヤーのペナルティーのティアが意図したよりも早く進行してしまうこととなり、軽微な違反であってもキュー利用停止期間が長引いていました。パッチ14.19期間中に、繰り返し参加確認を辞退し続けた際にペナルティーが深刻化していくペースを落とし、並行して恒久的な修正作業を行いました。この問題はパッチ14.20で修正されて、アカウントに対し不当に与えられていたペナルティーは撤回されます。参加確認の辞退に対する厳格なペナルティーの付与はパッチ14.21で再開され、意図したとおりに機能するようになるでしょう。

ここでの目標は、悪意を持って短時間に参加確認を繰り返し辞退する行為を防ぐことであり、フレンドを待つために参加確認を辞退したり、用事が出来てPCを離れなければいけないプレイヤーにペナルティーを与えることではありません。これでシステムが意図したとおりに機能するようになるはずですが、そうなっていない場合はご報告をお願いいたします。

ランク戦

昨シーズンでは、プレイヤーが上位ランクに上がる条件を少しゆるくしすぎたために、地域ごとの特定のランクの人数の差が大きくなりすぎていました。そのため、今シーズンは地域ごとのランクの差を少なくするために、上位ランクに上がるのを少し難しくしています。この変更により、一部のプレイヤーは意図したよりも大きく順位が下がってしまったので、それを少し戻します。このパッチにより、獲得するLPが増加するでしょう。

・APEXデュオのMMR制限はこのパッチで再び有効になります。

・サービスのパフォーマンスを改善するために、ランクラダーが10分ごとに更新されるようになります。

◆チャンピオン

アフェリオス
基本体力が増加。固有スキルの増加攻撃力が増加。
アフェリオスは前回のパッチにおける「コレクター」の弱体化によって痛い目にあっており、手助けが必要です。このパッチでは「コレクター」への強化を行いますが、アフェリオスにも直接的な強化を行い、一定の水準へと到達できるようにしたいと考えました。そこで、試合終盤のキャリー性能を維持しつつ、試合序盤のダメージと耐久力を強化しました。
基本ステータス
基本体力:580 ⇒ 600
固有スキル - 殺す者と導く者
増加攻撃力:4.5/9/13.5/18/22.5/27 ⇒ 5/10/15/20/25/30

ケイトリン
攻撃速度反映率が上昇。Qの2体目の対象へのダメージが増加。
ケイトリンは現状、的を上手く狙えておらず、その一因はゲームプランの欠如にあります。彼女は一流のレーン番長ではなくなっており、試合終盤の持続的ダメージが優れているわけでもありません。以前の彼女が持っていたこれらの部分を強化したいので、どちらの分野も少しだけ手助けしました。
基本ステータス
攻撃速度反映率:0.61 ⇒ 0.625
Q - ピースメーカー
2体目の対象へのダメージ:ダメージ合計の50% ⇒ 60%

コーキ
Qのマナコストが減少。Wのダメージが増加。Eのマナコストが減少。
コーキが安全にプロの監獄を出られるように手助けします。彼が仮釈放となっている今のうちに、マナコストをスムーズにして、「豪気の爆撃手」の豪気な部分を強調しました。
Q - 閃光弾
マナコスト:スキルレベルにかかわらず80 ⇒ 60/65/70/75/80
W - ワルキューレ機行
最大ダメージ:150/225/300/375/450(+魔力の150%) ⇒ 150/225/300/375/450(+増加攻撃力の150%)(+魔力の150%)
E - ガトリングガン
マナコスト:50/60/70/80/90 ⇒ 50/55/60/65/70

ドクター・ムンド
Eの増加攻撃力が減少。
タンクアイテムが強化されて全体的なダメージが低下したため、ドクター・ムンドはとてもハッピーになり、気ままに動き回るようになりました。しかし今、彼はあまりにも強すぎる状態となり、行ってはいけない場所に到達しまったので、トップクラスのタンク性能は維持しながら、そのダメージを低下させました。
E - 野蛮な痛み
増加攻撃力:最大体力の2/2.35/2.7/3.05/3.4% ⇒ 最大体力の2/2.25/2.5/2.75/3%

ジン
レベルアップごとの攻撃力が減少。Rのダメージが低下。
ジンはその使い手がクアドラキルを獲得したときくらいハッピーな状態にありますが、現状では特に試合が長引きがちな低スキル帯で強すぎるようです。彼は試合終盤のキャリーというよりは補助性能系チャンピオンであるべきなので、使い手が葛藤を感じる程度に、アルティメットスキルのダメージとレベルアップごとの攻撃力を抑えて試合終盤の確定ダメージを低下させました。
基本ステータス
レベルアップごとの攻撃力:4.7 ⇒ 4.4
R - 「終演 -フィナーレ-」
最小ダメージ:64/154/244(+攻撃力の25%) ⇒ 64/128/192(+攻撃力の25%)

リー・シン
基本攻撃力が増加。
リー・シンはこのパッチで最も大きな影響を受けるチャンピオンのひとりなので、彼の蹴りに重みが感じられるように、少しパワーを戻すことにしました。(特にこのパッチでは)試合後半で大幅にパワーが落ちることを考えると、試合序盤が十分に強いとは考えられないので、彼のクリア性能と序盤戦の小競り合いを強化して、リードを確定的にするチャンスを増やしました。
基本ステータス
基本攻撃力 66 ⇒ 69

モルデカイザー
Qの単体追加ダメージが減少。
モルデカイザーはこのパッチで最も好影響を受けるトップレーナーのひとりなので、少し弱体化が必要でしょう。彼が最初に購入する3つのアイテムはどれもAPであり、現在トップレーナーのなかでは最も大きなダメージを出せているため、メインのダメージスキルを弱体化することで、瞬間火力を低下させました。
Q - 滅魂の一撃
単体ダメージ増加:40/45/50/55/60% ⇒ 30/35/40/45/50%

ニーラ
Eの詠唱時間が短縮。
このパッチでは、ニーラ使いたちが以前から要望していた、利便性向上の調整を行います。ニーラのEの使用感が改善し、キビキビと移動できるように感じられるでしょう。
E - スリップストリーム
詠唱時間 0.01秒 ⇒ 即座

パンテオン
Wのダメージが増加。
パンテオンは現在、特に低スキル帯で苦戦しています。そこで彼が強くなり過ぎないやり方で手助けするために、Wのダメージを強化しました。誰もがこの恩恵を受けられますが、特に低スキル帯では強化されたWを使用する頻度が高いので、このスキル帯のプレイヤーにとって大きな恩恵となるはずです。
W - 跳撃の盾
ダメージ:対象の最大体力の5/5.5/6/6.5/7%(+魔力100ごとに1.5%)(+パンテオンの増加体力100ごとに0.4%) ⇒ 対象の最大体力の6/6.5/7/7.5/8%(+魔力100ごとに1.5%)(+パンテオンの増加体力100ごとに0.4%)

ポッピー
固有スキルのクールダウンが延長。Qのモンスターに対するダメージが増加。Eのダメージが低下。
ポッピーサポートのフルタンク+「ブラッドソング」というビルドは、ダメージアイテムを選択していない割にあまりにも多くのダメージを与えてしまっています。このパッチではサポートに回った時に長くなるよう固有スキルのクールダウンを延長する形で、このビルドを弱体化しました。また、サポートポッピーがよく使用していることから、Eのダメージを低下させ、ジャングルのポッピーは弱くて助けが必要なことから、そこに補償の調整も施しています。
固有スキル - 鋼鉄の大使
クールダウン:13/10/7秒(チャンピオンレベル1/7/13) ⇒ 16/12/8秒(チャンピオンレベル1/7/13)
Q - ハンマーショック
モンスターに対するダメージ上限:30/60/90/120/150 ⇒ 50/80/110/140/170
E - ヒロイックチャージ
ダメージ:60/80/100/120/140(+増加攻撃力の50%) ⇒ 50/70/90/110/130(+増加攻撃力の50%)

リヴェン
Qのダメージが増加。おすすめのルーンを更新。
リヴェンには「赤月の刃」が欠かせませんが、このアイテムは前回のパッチで最も大きな弱体化を受けてしましました。アイテムの調整について全体的には満足していますが、今でもこれらのアイテムを使用しているチャンピオンには再評価を行う必要があります。リヴェンには気持ちよくダメージアイテムを複数積んでもらいたいので、彼女が「ロング ソード」を積み続ける限り、Qのダメージが高くなるようにしました。計算によれば、レベル9で大きなダメージスパイクが得られ、全体的に増加攻撃力のメリットが高まります。

また、彼女のおすすめルーンのページにもプレイヤーの選択に応じた見直しを行いました。プレイヤーは遥かに強力な選択肢を利用しているようなので、いくつか手動で変更を行っています。これによって、魔道のページと合わせて、不滅のページがより強力なものになるでしょう。
Q - 折れた翼
ダメージ:15/35/55/75/95(+攻撃力合計の50/55/60/65/70%) ⇒ 45/75/105/135/165(+追加攻撃力の65/70/75/80/85%)
おすすめのルーン
レジェンド: 迅速⇒ レジェンド: ヘイスト
背水の陣 ⇒ 切り崩し
ニンバスクローク ⇒ 強まる嵐
ボーンアーマー ⇒ 息継ぎ
気迫 ⇒ シールドバッシュ

シヴァーナ
Wの魔力反映率が低下、R-Eのダメージが低下、Rの魔力反映率が低下。
「ショウジンの矛」に変更を行ってアルティメットスキルヘイストをなくしたとき、シヴァーナは「で、アルティメットスキルヘイストって何?」という感じでした。そんなわけで、彼女のコアアイテムがさらにコアアイテムらしくなったことに驚きはありませんでした。彼女がアルティメットスキルのスキルヘイストを無視できるユニークな立場にあることは問題だとは思っていません。しかし、現在の彼女が強すぎる状態にあることは問題です。彼女はとてつもない脅威と化していて回避能力も優れており、スノーボールによって敵を圧倒してしまう試合が多すぎるため、ダメージの一部と意義の低い魔力反映率を低下させることで、対面相手が反撃できるチャンスを拡大しました。
W - バーンアウト
移動速度:30/35/40/45/50%(+魔力100ごとに12%) ⇒ 30/35/40/45/50%(+魔力100ごとに10%)
E - フレイムブレス
ドラゴンフォームの地面の炎のDPS:60~120(チャンピオンレベル6~18) + 増加攻撃力の15% + 魔力の20% ⇒ 40~100(チャンピオンレベル6~18) + 増加攻撃力の15% + 魔力の20%
R - 龍族の血統
ダメージ:150/250/350 + 魔力の130% ⇒ 150/250/350 + 魔力の100%

シンジド
レベルアップごとの物理防御が減少。
シンジドも前回のパッチのアイテムの変更で大きな恩恵を受けたチャンピオンですが、彼は本来あるべき位置に近づいたと考えており、弱体化は軽めとなっています。このパッチでは彼はかなり倒しづらくなっているので、彼の耐久力を低下しました。私たちとしては物理防御を全体的に低下させたいと考えており、特に彼のレベルアップごとの物理防御を低下させています。これによって彼がよく戦う対面相手は反撃のチャンスが増加するでしょう。
基本ステータス
レベルアップごとの物理防御:4.7 ⇒ 4.2

スカーナー
固有スキルのダメージが減少。Eのダメージが低下。
スカーナーはプロ選手や時間をかけてマスターしたプレイヤーが使用するとかなり強い状態にあるため、高スキルのプレイヤーが使用した際のパワーを少し低下させたいと考えました。熟練度がもたらすメリットの多くは、Eからどれだけ価値を引き出せるかにあるため、主にその部分をターゲットにしつつ、念のため固有スキルへの小規模な弱体化も行っています。
自動効果 - 響振動
最大力ダメージ:5~11%(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 5~9%(チャンピオンレベルに応じて)
E - イシュタルの衝撃
ダメージ:‎30/60/90/120/150(+スカーナーの最大体力の8%) ⇒ 30/60/90/120/150(+スカーナーの最大体力の6%)

トリスターナ
Eの射程が増加。Rの射程が増加。
パッチ14.19のリリースから数日後にマイクロパッチをリリースして、クリティカル率ビルドはちょうどいい強さになっているように思えます。しかし、彼女のレベル1のスキルの射程は通常攻撃の射程と同じように増加していなかったので、このパッチで修正します。
E - ヨードルグレネード
射程:525 ⇒ 550
R - バスターショット
射程:525 ⇒ 550

トリンダメア
攻撃速度反映率が上昇、レベルアップごとの物理防御が増加。
トリンダメアは物理防御アイテムの強化とクリティカルアイテムの弱体化によって大きな影響を受けました。しかし、トリンダメアには特に試合終盤において確固としたDPSを持たせたいと思っていますが、現在はそれが欠けています。彼のスキルセットには攻撃速度バフが存在しないことから、彼が素早く通常攻撃を行えるようにし、短期戦闘を生き延びられるようにしました。
基本ステータス
攻撃速度反映率:0.67 ⇒ 0.694
レベルアップごとの物理防御:4.3 ⇒ 4.8

ウディア
覚醒時のQとRのモンスターに対するダメージが低下。Eの移動速度増加量が減少。
ウディアはかなり強い状態が長く続いており、LoLにおける最高峰のレジェンドとなっています。調整はできる限りジャングルだけに留めて、トップレーンはほぼ手付かずにしておきたいので、Rのジャングル補正とEの移動速度を低下させて、クリア速度とギャンク効率を少し低下させました。
Q - 野生の爪
覚醒時のQのモンスターに対するダメージ:20(+増加攻撃力の100%)(+魔力の50%) ⇒ 15(+増加攻撃力の100%)(+魔力の50%)
E - 焔の猛進
増加移動速度:30/37/44/51/58/65 ⇒ 25/31/37/43/49/55
R - 氷翼の嵐
覚醒時のRのモンスターに対するダメージ:10~50(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 5~35(チャンピオンレベルに応じて)

ベイガー
Wのダメージが減少。
前回のパッチでゴールドの価値が低下したことから、当然のことですがベイガーのように他のソースからパワーを得ているチャンピオンが強くなったため、弱体化を行うことにしました。これを行うにあたって、低MMR帯と高MMR帯の差を縮めたいと考えています。「W - ダークマター」は高スキルのプレイヤーにとってはかなり回避しやすいので、その影響力を低下させれば、彼が活躍できている低MMR帯で大きく弱体化させられるはずです。
W - ダークマター
ダメージ:85/140/195/250/305(+魔力の70/80/90/100/110%) ⇒ 85/140/195/250/305(+魔力の60/70/80/90/100%)

ヤスオ
Qのクリティカルダメージが増加。Rのクリティカル時の増加物理防御貫通が増加。
クリティカルアイテムの弱体化により、ヤスオも当然のように影響を受けました。しかし、彼は相変わらずクリティカルを楽しんでいるので、彼にとってクリティカルをより強力なステータスにしました。
Q - 抜刀
クリティカルダメージ:80% ⇒ 90%(通常攻撃と一致するように)
R - 鬼哭啾々
クリティカル時の増加物理防御貫通:50% ⇒ 60%

ヨネ
Qのクリティカルダメージが増加。
ヨネもまた、クリティカルアイテムの弱体化で当然のように影響を受けました。クリティカルアイテムをビルドしてQを当てることが、彼が勝つための方程式であるべきなので、このシナジーにちょっとした強化を行います。
Q - 斬命刀
クリティカルダメージ:80% ⇒ 90%(通常攻撃と一致するように)

◆ADCアイテム

このパッチでは、多くのクリティカルADCの最初のスロットのレジェンダリーに調整を行います。前回のパッチで一様にすべてを弱体化するという目標は達成できましたが、一部のアイテムは購入する理由がない程度にまで弱体化してしまいました。

ゴールドコストを大幅に安くすることで「コレクター」と「ユン・タル ワイルドアロー」に軽めの強化を行い、クリティカルADCたちが他のクラスと同じタイミングで最初のアイテムを入手できるようにします。クリティカル率の増加に応じて強化されることは変わりませんが、今後は“インフィニティ エッジの劣化版”ではなく、れっきとした最初のアイテムとして際立つようになるはずです。

「スタティック シヴ」については、他の選択肢よりも少し強くなってしまったので、軽めの弱体化を行います。

「エッセンス リーバー」の変更は価格の低下に合わせてステータスを低下させており、パワーの変動は中立となるように意図されています。「ユン・タル ワイルドアロー」や「コレクター」と同様に、最初のスロットのアイテムとしての魅力を高めたいと考えています。

エッセンス リーバー
アイテムのレシピ:B. F. ソード + コールフィールド ウォーハンマー + アジリティ クローク ⇒ ピッケル + コールフィールド ウォーハンマー + アジリティ クローク
コスト:3150ゴールド ⇒ 2900ゴールド
攻撃力:+65 ⇒ +60
スキルヘイスト:+20 ⇒ +15

コレクター
アイテムのレシピ:B. F. ソード + セレイテッド ダーク + アジリティ クローク ⇒ ピッケル + セレイテッド ダーク + アジリティ クローク
コスト:3400ゴールド ⇒ 2950ゴールド
攻撃力:60 ⇒ 50

スタティック シヴ
攻撃速度:+40% ⇒ +35%

ユン・タル ワイルドアロー
アイテムのレシピ:B. F. ソード + ピッケル + アジリティ クローク ⇒ ピッケル + ヌーンクィヴァー
コスト:3200ゴールド ⇒ 2950ゴールド
攻撃力:+65 ⇒ +60
「鋸刃」ダメージ: 70 ⇒ 60

◆アイテム

運命の灰
このパッチでは「ライアンドリーの仮面」がとても強く、他の選択肢が圧倒されてしまっているので、そのパワーを低下させます。以下で詳しく解説していますが、「ライアンドリーの仮面」のパワーを低下させる調整の一貫として「運命の灰」のパワーを低下させています。
モンスターに対する毎秒ダメージ:25 ⇒ 20

ライアンドリーの仮面
前回のパッチで最大の恩恵を受けたのがライアンドリーのジャングラーたちで、このアイテムはそれを活用できるチャンピオンにとってはあまりにも強すぎて他の選択肢が存在しなくなり、実質的に使用が強制される状態となってしまっています。「ライアンドリーの仮面」は今後も有効な選択肢であり続けて欲しいとは思っていますが、他を購入する理由がないという状態は避けたいと思っています。
毎秒ダメージのモンスターに対する上限: 50 ⇒ 40

ルーデン コンパニオン
リスクの少ないソースから大きな瞬間火力が得られる状態は制限したいと考えています。「ルーデン コンパニオン」は「ストームサージ」や「リッチ ベイン」などよりも簡単にダメージを適用できることを考えれば、その最大単体ダメージはあまりにも大きすぎます。とはいえ、相対的に見て、「ルーデン コンパニオン」は全体的なバランスが取れています。そこで、計算式をいじることによって、孤立した対象へのダメージは弱体化しますが、それ以外の状況では全体的にダメージを増加するようにしました。
「発射」のダメージ:60(+魔力の4%) ⇒ 75(+魔力の5%)
繰り返しの「発射」のダメージ:初期ダメージの50% ⇒ 初期ダメージの20%
最大単体ダメージ:210(+魔力の14%) ⇒ 150(+魔力の10%)

ストームサージ
「ストームサージ」は前回のパッチで大きな恩恵を受けることとなり、他のアイテムたちが影に隠れてしまいました。「シャドウフレイム」よりも優れているようで、多くのメイジたちが他の選択肢を考慮しなくなっているので、他のAPアイテムがショップの棚で埃を被らないように、そのパワーを低下させました。
魔力:+95 ⇒ +90
「スコール」のダメージ:150(+魔力の15%) ⇒ 125(+魔力の10%)

ソーンメイル
「ソーンメイル」も前回のパッチで大きな恩恵を受けたアイテムであり、現在ゲーム内で最もビルドされている物理防御アイテムとなっています。物理防御アイテムには他にも非常に優れたものや過小評価されているものが存在しますが、ほとんどのプレイヤーは「終わりなき絶望」の良さに気付いていないようです。今のところは……。
物理防御:+80 ⇒ +75
「棘」のダメージ:15(+増加物理防御の15%) ⇒ 20(+増加物理防御の10%)

◆ルーン

ルーンを洗練
ほとんどのルーンについて、ゲーム内の表示パネルと対戦終了時のルーンタブで最も関連性が高いスタッツを表示するようにアップデートし、よりわかりやすくしました。QoLアップデートが行われたのは以下のルーンです:
魂の収穫、追い打ち、血の味わい、サドンインパクト、エアリー召喚、秘儀の彗星、魔除けのオーブ、追火、不死者の握撃、アフターショック、ガーディアン、打ちこわし、生命の泉、心身調整、水走り、英気集中、ボーンアーマー、グレイシャルオーグメント、執拗な賞金首狩り、至極の賞金首狩り、フェイズラッシュ、ゾンビワード、アダプティブフォースのステータスのかけら、スキルヘイストのステータスのかけら

フェイズラッシュ
「フェイズラッシュ」には近接と遠隔の配分に最新の調整が行われ、理論上はゲームプレイの変更が行われます。しかし実際には、誰も気付かない程度の違いでしょう。
遠隔の移動速度:15~40%(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 18.75~37.5%(チャンピオンレベルに応じて)
近接の移動速度:25~50%(チャンピオンレベルに応じて)(変更なし)

不死者の握撃
「不死者の握撃」はファイターにとってすら、他を圧倒するルーンの選択肢にまで登り詰めています。そこで、耐久力の低いチャンピオンをタンキーにするのではなく、タンクとジャガーノートが豊富な体力を活かせるようにするという、このルーンの特性を改めて強調しました。
体力回復量:3 + (最大体力の1.2%) ⇒ 最大体力の1.3%(最大体力3000で以前と同等)
スタックごとの最大体力:7/4 ⇒ 5(近接) / 3(遠隔)

ニンバスクローク
「ニンバスクローク」は増加移動速度が徐々に減少するように変更されましたが、そのパワーレベルは同等となるはずだったものの、結果として意図した以上の弱体化となってしまったため、移動速度を少し増加させることにしました。
徐々に減少する増加移動速度:12~35%(サモナースペルのクールダウンに応じて) ⇒ 14~40%(サモナースペルのクールダウンに応じて)


大きな変更となった前パッチに引き続き、環境に変化をもたらす予感の新パッチ14.20。ARAMやアルティメットスペルブックに関する調整やバグ修正など詳細な全文については公式パッチノートをご確認ください。

《ハル飯田》

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ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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